山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

訪問劇 【ネタバレ】

2011-07-05 23:57:37 | モノローグ【エトセトラ】
このネタは7月10日(日)熊本市河原町2「アートの日」にて実施される一部である。pm1:00スタート!・・・町の劇場化計画の第一弾はじまりぃ。
さて、これを見逃すことができるだろうか。


「訪問劇」テキスト

集団で歩いている。身長3メートルのジャックもいる。
一人一人が夕沈ダンスでバラバラに踊りだす。
ふたり一組になる。一人はタマネギ(これは何でもよい。)を持っている。もう一人はビデオ又は写真で相棒を撮る。タマネギの人を神様かスターのような扱いで、汗を拭いたりメイクを直したり色々とお世話する下僕である。
タマネギの人がいきなり通行人に呼び掛ける。(見知らぬ人。知り合いはダメよ。)

タマネギの人
「お久しぶりです。
私のことを覚えていらっしゃいますか。
あの時の私ですよ。・・・あの時です、岡本さん。
あなたはあの時の岡本さんですよね。
(いいえ、と答えると)いいえ、あなたはあの時の岡本さんに間違いないのです。
・・・好きでした。あの時、どうしてもその一言が言えなかったことを悔やんでおります。

(相手が逃げたら追わないこと。「愛していました。」と叫んでthe endにすること。絶対に執拗に追いかけないこと。・・・面白がって反応があれば。)

まさかこんなところでお会いできるとは・・・これは運命ですね。
それはさておき。
私のお話を聞いて下さい。・・・5分で済みます。いえね、私はモノ売りでも宗教の勧誘でもありません。けっして怪しい者ではありません。
私がお話している間にコレ(タマネギ)を預かって下さい。これは愛の絆です。これが人間関係というものです。コミュニケーションの潤滑油です。
あなたは孤独ですか。私は孤独だった。・・・
それはさておき。

(と言いつつ、「KAGUYA」の物語へ。締めくくりは本日のイベント案内へ。)」

以下、寺山修司の「汚い言葉収集」のための訪問劇です。
このようなことをして、ステージで発表して帰結します。


ネタバレ(訪問劇 その2)

町でよく見かける「アンケート調査」です。
色々な質問を投げかけますが、ここでは(五)の汚い言葉収集のためのアンケートなのである。
汚い言葉を町で発表するための質問訪問劇。許可が下りればRKKラジオで流してもらおう。
RKK様、宜しくお願いします。

質問内容(この中から、一人に三つずつ選択して質問する)
質問者は鼠算式に増える。
いわゆる「不幸の手紙」のように、最後に「あなたも質問者になって最低10人に質問して下さい。」と言うこと。そうでなければ不幸になるのです。

一、今日、何人にメールを送りましたか?
二、河原町は喜劇的ですか、悲劇的ですか?
三、あなたは、どんなとき親指を使いますか?
四、熊本大地震は起こると思いますか?
五、あなたが知っている一番汚い言葉は何ですか?
六、あなたが最初に寝た相手の名をどうぞ
七、日の丸は朝日にみえますか、沈んでいく夕陽に見えますか?
八、バスルームでは体のどこから洗いますか?
九、最近もっとも美味しいと思った食べ物は?
十、無人島に一人で行くとしたらどんな何を持っていきますか?
十一、幸福は何だと思いますか?
十二、あなたの知ってる英語を一つ

<ト書き>
 
汚い言葉のコレクション!

 バカ/アホ/クソ/ボケ/ウンコタレ/ゴミ/ファック/バケモノめ/ブス/タコ/ブタ/イカのキンタマ/マヌケ/ウスラトンカチ/シネ/ノミの脳みそ/ダニ/ゴキブリ/悪質な滞納者/ビンボー/ペテン師/詐欺師/ハゲ/歯ヌケ/ガキ/・・・アングラなど。