山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

おいで~☆夢の中へ(2)

2011-09-27 04:11:08 | No.56「KAGUYA」
今、10月末の大阪公演“野外劇”を想定しながら稽古をしています。
12月は鹿児島県指宿市、居酒屋が会場になっており、“野外”と“室内”、極端に違う会場である。

野外での経験は今年の7月、8月に参加した河原町「アートの日」での駐車場を使ってのパフォーマンスを経験したばかり。
昼と夜の差。それは太陽と月の差を感じた。いずれも、劇場で観賞するような作品の発表というものではなかった。祭事になった。身体ごと「劇」の原点を経験した。水を使い、火を使った。劇場では厄介なことになるが、野外ならではの醍醐味を経験した。劇と自然界がつながった。

大阪では神社、高津宮(浪速の守護神として仁徳天皇が祀られている。)が会場である。
声がどこまで届くかが心配だった。街の騒音があれば声はかき消されてしまうが、意外にも静かな会場。しかし、声は鍛えておいた方が良い。MIC機械に頼ることもしない。役者の肉体が原始に戻る。ここに原点を求めたい。

幻想的な劇になるだろう。そして、シュールな夜を!



上の絵は(左)higomaru.(右)sakiがイメージした「KAGUYA」イメージ画。
下の写真は劇団☆流星群さんが昨年公演した同会場のもの。
今回は流星群さんの舞台セットで夢桟敷の公演をおこなうことになっている。
二本立ての違う話だが、同じ空間である。結果、クロスオーバーすることを目指す。





第11回大阪野外演劇フェスティバル参加
演劇エクスプレス大阪⇔熊本 第2弾!
於:高津宮 特設野外劇場 (最寄り駅:地下鉄谷町線「谷町9丁目」駅)
劇団夢桟敷「新☆KAGUYA」+劇団流星群「まほろば」
10月28日(金)-29日(土)

詳細は劇団☆流星群さんのホームページ http://ryuseigun.com/top/index.htm