虫歯が出来てからの一部始終

具合が悪い頃、外出する時は必ずと言っていい程ガムを噛んで気を紛らわせていた。
ガムで不安感がなくなったわけじゃないけど、気休めのおまじないとして噛んでいた。
気休め程度にはなっていた。


そのガムのせいなのか、親知らずに虫歯が出来ていた！
ショック！
いつの間に！

そして歯医者に行く事を躊躇して数カ月。

親知らずだから抜くかもしれない。
抜いたらまる一日痛くて台無しになる。
ヤダヤダ。

しかし、一昨日虫歯の歯の一部がボロっと欠けたのだ。
ひえーっ！
虫歯が進んでいる。
これは早く治療しないと…！

重い腰を上げてようやく歯医者に行ってきた。

抜くことになったらどうしょう、
麻酔で具合が悪くなったらどうしょう、
と、かなりビビって行く前は何も手につかなかった。

診断の結果、抜かずに埋めることになってホッと一安心。

でも次は麻酔。

麻酔が打たれて、口がしびれてきたと同時に、体の具合が心配で、クラクラしてきた。

でも、これは不安感のせいだ。きっとそうだ。
と気持ちをしっかり持ち、

深呼吸をして気持ちを落ち着けると、クラクラが気にならなくなった。

そして削ってもらっている間は、歯医者さんに身も心も預けて診察台の上でだらーんとしていた。
色々心配してるのも疲れたので、何も考えていなかった。
麻酔が効いているせいもあったのか？

そして終わった。
ホッとした。

歯科医院から外に出たら、達成感と開放感でいっぱいになった。

帰りに、桜餅を買って帰った。

今日はたのしいひな祭りだ。