(注)このBLOGは旧BLOGから転記しています。よって、内容は当時のままですから現在は色々と変遷もございましょう。予めご容赦ください。
■いなり寿司の「三花」
以前より食べてみたい「いなり寿司」があります。
根津駅近くの「三花(みはな)」の関東風のいなり寿司です。地下鉄を出て通りを越して右側のブロックの一本裏手にあり、ほとんど目立たない店です。
間口一間で店中には一人しか入れません。そのカウンターで90近い老主人がのり巻きを作っています。 店奥にはその娘さんかと思われる人と男性が一人で多分稲荷寿司を作っている様子が伺えます。
他のいなり寿司を食べた人からみるとこのいなり寿司は強烈で鈍重の感じられます。 黒糖で甘濃い酢飯がたっぷり入って重い。90gもあります。
10ヶ求めたら一K近い重い荷物になってしまいました。
以前に、食べたことがないがなぜか懐かしい味のいなり寿司で、遠くから買いにくる人が多いのが納得できます。
このような店が長く続いているのが根津なのでしょう。1ヶ60円
■通りを散策
地下鉄根津駅を降り、言問い通りに入る際の路地を行くと、10数年前の昔に来たことのある「おむすびの店・いなほ」が今だに?あります。
随分とクタビレテいる要すなので現役なのか定かではありません。以前はカウンター越に女将さんが注文を受けた具を入れて、あつあつのご飯を木型に入れて結んでくれます。海苔を巻いてだしてくれます。他のメニューは味噌汁だけでした。
すぐその先に「曙ハウス」。6世帯ぐらいが住んでいるのでしょうか、なんとも小気味良いアパートです。
その先の木塀にぺん画が掛かっている。最初は写真かと思ったほどの細密なペン使いだ。初老の方が自宅で販売していた。8枚で500円
へび道を道也にくねくねと歩く。三崎坂の通りにでる。左に「菊見せんべい」だ。これを左に下りれば千駄木駅となる。
三崎坂を横切ってまっすぐに谷中銀座商店街に向かうすぐ途中に「笑吉」と看板あり。何だろうと路地に入ると子供に絵を教えていた主人が五年まえから製作しだした「指人形」の店だ。顔がとてもリアルで表情が良い。既製品が2万円。注文品が3万円。指人形劇も出前するそうだ。こんな人生もあるなー。
しばらくあるいて右側の「谷中銀座」に入る。コロッケなどの惣菜店が多い。幾つかの店にはテレビ取材があったと掲示してある。少々イヤミな感じもする。
夕焼けだんだんの際の店はそのような看板がないが、コロッケ1ヶ30円と目に付く看板がある店だ。中年の女性が二人で愛想もないが一生懸命に造っている姿は反って好感が持てる。コロッケ30円では薄利商売だろうし…(その他、チャンポン焼き100円、おにぎり70円)
チャンポン焼きはさつま揚げにパン粉をつけてあげたもの。帰宅してから食べたがなかなか美味しい。焼きおにぎりは途中で食べた。他の品も値段が他の店より安くて旨そうだ。なにしろ、中年女性が汗を流して仕事をしているのはいいもんだ。
夕焼けだんだんを上ぼり、御殿坂を登りきると日暮里駅だ。そこから谷中霊園を突っ切ってもみじ坂から桜並木、三崎坂に抜け言問い通りにでる際に「岡埜栄泉」と台湾のスイーツの店「愛玉子」がある。「愛玉子」の店は十年以上も前に友人と夕刻から降り出した雨の中、入った店だ。まだ寒い季節だったので石油ストーブが炊かれていた。こんな季節に愛玉子を食べる人が居るのだろうか?と思った昔のそのままに寂れた様子のままだ。もつとも店は新しくなっているのかも知れないが、雰囲気は昔のままの毒々しい黄色の看板だ。
言問い善光寺坂を下って地下鉄根津駅へ向かう。途中に「谷中せんべい」がある。この様な老舗が多い町だ。 根津駅の手前の根津二丁目の13番に前述の「いなりの三花」がある。一周して約2時間30分の行程だった。
■いなり寿司の「三花」
以前より食べてみたい「いなり寿司」があります。
根津駅近くの「三花(みはな)」の関東風のいなり寿司です。地下鉄を出て通りを越して右側のブロックの一本裏手にあり、ほとんど目立たない店です。
間口一間で店中には一人しか入れません。そのカウンターで90近い老主人がのり巻きを作っています。 店奥にはその娘さんかと思われる人と男性が一人で多分稲荷寿司を作っている様子が伺えます。
他のいなり寿司を食べた人からみるとこのいなり寿司は強烈で鈍重の感じられます。 黒糖で甘濃い酢飯がたっぷり入って重い。90gもあります。
10ヶ求めたら一K近い重い荷物になってしまいました。
以前に、食べたことがないがなぜか懐かしい味のいなり寿司で、遠くから買いにくる人が多いのが納得できます。
このような店が長く続いているのが根津なのでしょう。1ヶ60円
■通りを散策
地下鉄根津駅を降り、言問い通りに入る際の路地を行くと、10数年前の昔に来たことのある「おむすびの店・いなほ」が今だに?あります。
随分とクタビレテいる要すなので現役なのか定かではありません。以前はカウンター越に女将さんが注文を受けた具を入れて、あつあつのご飯を木型に入れて結んでくれます。海苔を巻いてだしてくれます。他のメニューは味噌汁だけでした。
すぐその先に「曙ハウス」。6世帯ぐらいが住んでいるのでしょうか、なんとも小気味良いアパートです。
その先の木塀にぺん画が掛かっている。最初は写真かと思ったほどの細密なペン使いだ。初老の方が自宅で販売していた。8枚で500円
へび道を道也にくねくねと歩く。三崎坂の通りにでる。左に「菊見せんべい」だ。これを左に下りれば千駄木駅となる。
三崎坂を横切ってまっすぐに谷中銀座商店街に向かうすぐ途中に「笑吉」と看板あり。何だろうと路地に入ると子供に絵を教えていた主人が五年まえから製作しだした「指人形」の店だ。顔がとてもリアルで表情が良い。既製品が2万円。注文品が3万円。指人形劇も出前するそうだ。こんな人生もあるなー。
しばらくあるいて右側の「谷中銀座」に入る。コロッケなどの惣菜店が多い。幾つかの店にはテレビ取材があったと掲示してある。少々イヤミな感じもする。
夕焼けだんだんの際の店はそのような看板がないが、コロッケ1ヶ30円と目に付く看板がある店だ。中年の女性が二人で愛想もないが一生懸命に造っている姿は反って好感が持てる。コロッケ30円では薄利商売だろうし…(その他、チャンポン焼き100円、おにぎり70円)
チャンポン焼きはさつま揚げにパン粉をつけてあげたもの。帰宅してから食べたがなかなか美味しい。焼きおにぎりは途中で食べた。他の品も値段が他の店より安くて旨そうだ。なにしろ、中年女性が汗を流して仕事をしているのはいいもんだ。
夕焼けだんだんを上ぼり、御殿坂を登りきると日暮里駅だ。そこから谷中霊園を突っ切ってもみじ坂から桜並木、三崎坂に抜け言問い通りにでる際に「岡埜栄泉」と台湾のスイーツの店「愛玉子」がある。「愛玉子」の店は十年以上も前に友人と夕刻から降り出した雨の中、入った店だ。まだ寒い季節だったので石油ストーブが炊かれていた。こんな季節に愛玉子を食べる人が居るのだろうか?と思った昔のそのままに寂れた様子のままだ。もつとも店は新しくなっているのかも知れないが、雰囲気は昔のままの毒々しい黄色の看板だ。
言問い善光寺坂を下って地下鉄根津駅へ向かう。途中に「谷中せんべい」がある。この様な老舗が多い町だ。 根津駅の手前の根津二丁目の13番に前述の「いなりの三花」がある。一周して約2時間30分の行程だった。