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石川県 【七尾界隈 一本杉通り 2006年11月】 …追記

2008年06月28日 | 中部地方
(注)このBLOGは以前のBLOGから転記しています。よって、内容は当時のままですから現在は色々と変遷もございましょう。予めご容赦ください。

和倉温泉を早朝に送迎バスで駅まで送ってもらい、そこから能登鉄道で七尾に向かう。もっとも七尾駅は隣駅だが… 月曜の為か学生が多い。曇り空なるも時々薄陽がさす程度が今の季節の日常のようだ。

目的の一本杉通りを目指す途中に、現在は筵の倉庫になっているという「でか小屋」による。
七尾市府中町に現存する明治時代の芝居小屋「でか小屋」は、七尾市が全国に誇れる貴重な歴史的文化遺産により、町興しをしたいと有志で活動中とのこと。

海岸沿いの「海鮮市場?」に到着。早朝ゆえにまだ人は少ない。
館内で「でか山車」の歴史とミニチュアをみるが、ここで「キリコ」山車を発見。いままであまり見たことが無い矩形の山車だ。能登地方には結構このような「キリコ祭り」があるそうだ。勿論輪島でも「キリコ」の名を耳にしたが「ガラス細工」と思って見過ごしてしまった。
「キリコ祭り」は能登地方一円で7月初旬から9月中旬まで夏の風物詩とし有名。
古今、秋の祭りは収穫祭りで、夏の祭りは疫病退散を目的にしているそうです。

(参)2008年のキリコ祭り
(参)能登キリコ祭り-2


(参)でか山車の模型ですが、人物と比較するとその巨大さがよく判ります




 館内で土産の当地名産の「小鯛の干し物」「大豆餅」「みそまんじゅう」などを購入し、一本杉通りに向かう。
この商店街には「昆布などの乾物の老舗」「醤油店」「お茶店」「蝋燭店」など珍しい店も少なくない。昼食には「いしり」を利用した「いしり亭」でゆっくり食事をするのもよい。












(注)一本杉通りは「町興し」を町内会で行って数年になるという。「鳥居醤油店」で色々なことを説明してくれたが、「語り部」を町興しの一つにしているからだそうだ。なかなかこの町興しには感心した。




特にこの町興しの目玉イベントが「花嫁暖簾」の店頭展示だそうだ。町興しの中心になっている方(お茶の北島屋のご主人・写真の方)の話では「当初は花嫁暖簾を展示するなんてなんて非常識と言われたそうたが、沢山の方々が一生に一度使用しただけで箪笥の肥やしになるより、皆さんに見てもらったほうが楽しいから、と賛同してくれた」そうだ。
いまでは、七尾市のイベントには欠かせない。





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