今回は寝違えについてです。
寝違えとは、睡眠から目が覚めて起きようとする時に、首に何らかの違和感を感じ動かすと痛みが伴うことです。
この寝違えの主な原因は、寝姿が悪く首にかなりの負荷がかかったときに起きるのと、心因性のストレスです。
寝姿が悪いとは、常日頃から使用しているベッド又は布団では寝違えは起きず、ソファーや椅子などで軽く仮眠をとろうとウトウトしてつい熟睡してしまった時の姿勢のことです。
電車の中でウトウトしてるの見かけたことありますよね。
倒れそうでなかなか倒れない、気付くと元の位置に戻りまた身体が斜めに、首はうな垂れて・・・
その繰り返しにより首の筋肉が不用意に鍛えられてしまい、筋肉に損傷を起こしてしまう。
意識があれば日頃絶対傾けないような位置のところから首を元に戻すわけですから、相当大きな負荷が掛かるはずです。
それと、テレビや本を寝ながら見ようとしてて、見易い位置に頭をセットしたまま熟睡してしまう。
これも意識があれば首がすぐ疲れるはずですから、頭の位置を変えたり体勢を変えたりして過ごすはずですが、寝てしまうとそうもいかず次に目覚めた時には、ん?痛いもしかして・・・?で目覚めるでしょう?心当たりありませんか?
この寝姿が悪く寝違えを起こすのは原因がハッキリしているから納得もいき、心配もしないのですが、日頃から寝慣れている布団で朝目が覚めたら寝違えを起こした。
これはハッキリとした原因がつかめなく何度も繰り返す場合があるから不安になり易い寝違えです。
その寝違えは「心因性ストレス」によるものです。
ストレスにより寝ている間も脳が働き、完璧な熟睡が出来ていない。
常に考え事や不安があり、寝る直前まで考えている。若しくは考えながら寝てしまう人に多く起こります。
結局寝ているにも関わらず、脳では先の悩みや不安を解決しようと働き続けるわけですが、浅い眠りの為、寝返りをよくする人、歯ぎしりをする人、寝言を言う人と寝ているときに出る症状は人によって様々です。
寝違えに関係してくるのは、「歯ぎしり」が最も関与してきます。
何故かというと、「歯ぎしり」今してみてください。と聞いて出来ますか?
おそらく殆んどの方が出来ませんよね。
そう寝ているときに「歯ぎしり」をするということは、顎に普段の何倍もの力が掛かっているのです。
そして歯を食いしばりながら下顎を横にずらしてみてください。首の筋肉が緊張してるのが分かると思います。
これも顎同様に普段の何倍もの力が掛かっているわけです。そりゃー筋肉も損傷するわけですね。
原因はそれなんですねー。
何故歯ぎしりをするのかは分かりませんが、寝違えは、ストレスによる「歯ぎしり」から首の筋肉が極度に緊張を起こし、結果損傷して朝起きたら首が痛くて動かせないということになります。
では、どのように予防すればよいのか?
寝姿から起こる寝違えは、単に変な姿勢で寝るのは避ける。寝るときは楽な姿勢で寝る。
ストレスからくる寝違えは、何があろうとも寝る30分前は何も考えずに寝る。
考えるなら楽しいこと。又はお酒を飲んで程よく気持ち良くなったらそのまま寝るに限ります。余計な心配事を持ち越さない事がポイント!!
次に寝違えになってしまったらどうするか?
それは患部周辺を冷やすのが一番効果的です。間違えても温めたり、揉んだりしないほうが良いでしょう。
急性期における対応はRICEです。
R = Rest(安静)
I = Icing(冷却)
C = Compression(圧迫)
E = Elevation(挙上)
Rは患部の安静です。いたずらに揉んだりマッサージをせずに、患部を動かさない。
Iは氷で冷却(アイシング)する事です。
冷やす時間は闇雲に長時間冷やす事は良くありません。およそ10分~15分冷やしたら冷却を一時外して下さい。そして30分~60分経ってから再び冷やす事です。大体1時間に1回をワンセットと考えて数回行えばよいと考えて下さい。
特に夜間は冷やし過ぎのないようくれぐれも注意して下さい。そして夏場は冷房にあたりながら冷やすと体全体が冷えてしまい、患部の温度変化がわかりづらくなりますので、なるべくなら冷房は切っておいたほうがよいでしょう。
Cは患部の圧迫です。スポンジやタオルなどで患部を圧迫するようにして軽く包帯を
巻きます。
強く圧迫した状態が長時間続くと神経麻痺を起こす事もありますので十分に気を付けて下さい。
Eは患部を可能な限り心臓より高く挙げておく事です。腫れを防ぐ効果があります。
最後に寝違えで手の痺れや吐き気等の症状も伴うようでしたら専門医にご相談された方が良いです。
寝違えとは、睡眠から目が覚めて起きようとする時に、首に何らかの違和感を感じ動かすと痛みが伴うことです。
この寝違えの主な原因は、寝姿が悪く首にかなりの負荷がかかったときに起きるのと、心因性のストレスです。
寝姿が悪いとは、常日頃から使用しているベッド又は布団では寝違えは起きず、ソファーや椅子などで軽く仮眠をとろうとウトウトしてつい熟睡してしまった時の姿勢のことです。
電車の中でウトウトしてるの見かけたことありますよね。
倒れそうでなかなか倒れない、気付くと元の位置に戻りまた身体が斜めに、首はうな垂れて・・・
その繰り返しにより首の筋肉が不用意に鍛えられてしまい、筋肉に損傷を起こしてしまう。
意識があれば日頃絶対傾けないような位置のところから首を元に戻すわけですから、相当大きな負荷が掛かるはずです。
それと、テレビや本を寝ながら見ようとしてて、見易い位置に頭をセットしたまま熟睡してしまう。
これも意識があれば首がすぐ疲れるはずですから、頭の位置を変えたり体勢を変えたりして過ごすはずですが、寝てしまうとそうもいかず次に目覚めた時には、ん?痛いもしかして・・・?で目覚めるでしょう?心当たりありませんか?
この寝姿が悪く寝違えを起こすのは原因がハッキリしているから納得もいき、心配もしないのですが、日頃から寝慣れている布団で朝目が覚めたら寝違えを起こした。
これはハッキリとした原因がつかめなく何度も繰り返す場合があるから不安になり易い寝違えです。
その寝違えは「心因性ストレス」によるものです。
ストレスにより寝ている間も脳が働き、完璧な熟睡が出来ていない。
常に考え事や不安があり、寝る直前まで考えている。若しくは考えながら寝てしまう人に多く起こります。
結局寝ているにも関わらず、脳では先の悩みや不安を解決しようと働き続けるわけですが、浅い眠りの為、寝返りをよくする人、歯ぎしりをする人、寝言を言う人と寝ているときに出る症状は人によって様々です。
寝違えに関係してくるのは、「歯ぎしり」が最も関与してきます。
何故かというと、「歯ぎしり」今してみてください。と聞いて出来ますか?
おそらく殆んどの方が出来ませんよね。
そう寝ているときに「歯ぎしり」をするということは、顎に普段の何倍もの力が掛かっているのです。
そして歯を食いしばりながら下顎を横にずらしてみてください。首の筋肉が緊張してるのが分かると思います。
これも顎同様に普段の何倍もの力が掛かっているわけです。そりゃー筋肉も損傷するわけですね。
原因はそれなんですねー。
何故歯ぎしりをするのかは分かりませんが、寝違えは、ストレスによる「歯ぎしり」から首の筋肉が極度に緊張を起こし、結果損傷して朝起きたら首が痛くて動かせないということになります。
では、どのように予防すればよいのか?
寝姿から起こる寝違えは、単に変な姿勢で寝るのは避ける。寝るときは楽な姿勢で寝る。
ストレスからくる寝違えは、何があろうとも寝る30分前は何も考えずに寝る。
考えるなら楽しいこと。又はお酒を飲んで程よく気持ち良くなったらそのまま寝るに限ります。余計な心配事を持ち越さない事がポイント!!
次に寝違えになってしまったらどうするか?
それは患部周辺を冷やすのが一番効果的です。間違えても温めたり、揉んだりしないほうが良いでしょう。
急性期における対応はRICEです。
R = Rest(安静)
I = Icing(冷却)
C = Compression(圧迫)
E = Elevation(挙上)
Rは患部の安静です。いたずらに揉んだりマッサージをせずに、患部を動かさない。
Iは氷で冷却(アイシング)する事です。
冷やす時間は闇雲に長時間冷やす事は良くありません。およそ10分~15分冷やしたら冷却を一時外して下さい。そして30分~60分経ってから再び冷やす事です。大体1時間に1回をワンセットと考えて数回行えばよいと考えて下さい。
特に夜間は冷やし過ぎのないようくれぐれも注意して下さい。そして夏場は冷房にあたりながら冷やすと体全体が冷えてしまい、患部の温度変化がわかりづらくなりますので、なるべくなら冷房は切っておいたほうがよいでしょう。
Cは患部の圧迫です。スポンジやタオルなどで患部を圧迫するようにして軽く包帯を
巻きます。
強く圧迫した状態が長時間続くと神経麻痺を起こす事もありますので十分に気を付けて下さい。
Eは患部を可能な限り心臓より高く挙げておく事です。腫れを防ぐ効果があります。
最後に寝違えで手の痺れや吐き気等の症状も伴うようでしたら専門医にご相談された方が良いです。