代表 山ちゃんのブログ 

マタニティ整体スクール・NPO法人日本マタニティ整体協会の情報を配信します!

妊娠・出産 下肢静脈瘤

2007-12-07 | 妊娠・出産・産後について
最近、相談を受けます。

「下肢静脈瘤」に関して。下肢静脈瘤とはこれらを参考にして頂ければ良いかと思います。

妊婦整体で下肢静脈瘤が治るかというと、答えはNOです。現状維持かふくらみが少し消える程度でしょう。

なぜなら血管はいったん伸びてしまうと元に戻ることが出来ません。且つ、静脈瘤は血管が縦に伸びるのでなく、横に拡張しますので下肢にある弁がうまく機能されなくなります。

しかし、原因や対処法を知っていれば悪化することはありませんので御心配なく。

この症状になり易い方は
・女性
・立ち仕事
・妊婦
と上げられます。見分けは、ふくらはぎや膝の裏をよく観察してください。血管が浮き出てる又は鮮明に見えたりしませんか?そうなってきたら前兆ですので注意が必要です。
特に左脚を注意して観察してください。人間の動静脈は両下肢からお腹の真ん中(正中)で交わりません。真ん中よりも気持ち右にありますので、左脚からでた動静脈は右脚に比べカーブが多くなります。右はほぼストレートでお腹に到達します。その為に、左は静脈瘤が出来易いとされてます。

妊娠時になった静脈瘤は産後には消える方が多いようですが、消えたからと言ってそのままではダメです。もう貴方の脚の血管は伸びた経験があるわけですから、静脈瘤が出来易い。
静脈瘤は直ぐに形成されるものでもありません。徐々に形成されるので見落とされますが、毎日のケアを怠らなければ問題ないとされます。

産後も同様でホルモンバランスの崩れ、又は、イキミによる筋肉の緊張が下肢の血行悪くして、症状が出る方も多いようですので、よく観察しておきましょう。

一番の改善はふくらはぎを使うことです。日々の歩き方をチェックして極力ふくらはぎを使い筋肉ポンプの強化に努めましょう。

1日あまり歩かない方は足首を前後に動かすだけでも違います。

何気なく歩くのはダメですよ。O脚矯正でも静脈瘤予防でも姿勢矯正でも常に意識が大切です。
「意識」→「癖」に変化します。良い癖を身に付けましょう。


多胎妊婦(双子) 手に痺れ

2007-03-22 | 妊娠・出産・産後について
近頃、このタイトルに似た質問をメールでよく頂きます。

多胎妊婦(双子)で手に痺れが起きることはよくあります。これは、単胎妊婦と比べてのことですが・・・

何故、手に痺れが起きるかを簡単に説明すると、多胎の場合、単胎に比べ同じ月齢でも子宮の拡張率ははるかに大きくなります。それは、2,3人の胎児が成長してるわけですから当たり前ですよね。ですので、急激にお腹が大きくなり、胃や横隔膜を下から押し上げ鎖骨の下を通る神経を圧迫して手に痺れが発生する。

前駆症状の1つとして、胃のムカツキや、吐き気が先に現れます。
吐き気の症状が現れ、何度も同じように繰り返していると、食道辺りの筋肉が緊張してきます。それに伴い、鎖骨辺りの筋肉も緊張して、上肢を支配している神経を圧迫し手に痺れが発生します。
吐き気のオエッとくる瞬間は首が前に出て、息が一旦止まり、肺や胃が緊張しています。オエッと試してみるとよく分かりますよ。

筋肉の緊張は単に、吐き気だけでなく、多胎妊婦さんの場合は急激な身体の変化に母体の順応性が遅れがちで色々な症状に悩まされるといった、複合的な要素も緊張を高める要因のひとつです。
それと、張り止めの為に処方される「ウテメリン」を使用している方は、副作用に対しての根気と我慢で身体が緊張もします。
まるで、頭痛がしたときに眉間にシワを寄せたりして痛そうにしてますよね。そのシワの部分が副作用による根気と我慢であちらこちらに発生していると想像していただければ結構です。

改善策としましては、鎖骨付近の筋肉をマッサージしてあげることです。妊婦さんは妊娠線を非常に気にしますよね。だから毎日クリームを付けて皮膚のマッサージをしていると同様に鎖骨付近もしてあげると良い結果が期待できます。勿論、マッサージだけでなく、肩の関節も動かして無理のないストレッチも必要です。

それでも効果がない方はお近くの妊婦整体店へ相談してみると良いかと思われます。
妊娠期の痛みや疲労は急激に増しますし、蓄積され易いので早めの対応が望ましいです。

産後 ダイエット

2007-03-13 | 妊娠・出産・産後について
今回は産後ダイエットについてです。

よく産後にダイエットを目的として整体が効くという人がいますし、雑誌にも「骨盤矯正」で綺麗になろう!なんて見出しに大きく出てますが、これホンマニソウナン?

ホンマニ効きます。では、何がどうやって、どのように効果あるのでしょうか。

今回、骨盤矯正の話はおいといて別の切り口から教えてあげます。

産後とは、出産後のことです。出産後、母体の状態はどうなっているか→疲れきっている。あー終わったと一安心と思った束の間に育児がスタートします。ネッ。

結局、休む暇が無い訳です。

要は、妊娠期間からずっと身体が休まっていない状態が継続しているのです。

身体が休まらないとは、自分の知らないところで、筋肉が緊張していることです。

妊婦さんで、妊婦さん特有の不快な症状を経験してない方でも、関節の可動域はかなり縮小されているのが現状です。
実際、妊婦さんで身体が柔らかいと自賛してる方でも、妊婦ストをおこなうと結構硬かったりして、本人もビックリしてます。

と、いう具合に、妊娠期間は知らず知らずに身体の機能に変化が起きています。
その変化に気付かず産後も育児に励んでいると、これまた疲れが溜まります。
さすがに、妊娠期間平気な方も、産後、殆んどの方は何らかの不調を経験します。

このように、妊娠+出産+育児で筋肉の疲労が積み上げられていくのです。
症状が現れる方は、分かり易くていいのですが、妊娠から育児まで全く平気!という方が一番要注意ですね。

それで、ダイエットに話をつなげますと。痩せるということは脂肪燃焼させること。脂肪燃焼させるためには、筋肉を使う・増やす。です。
しかし、妊娠+出産+育児で疲れている体の筋ちゃんはとても硬く、血液をなかなか通してくれません。
無理にでも、運動をすればなんとか血行は良くなりますが。ここでは運動でなく整体でダイエットですから、緊張した筋肉を解せば血行が必然的に良くなって、代謝がUPするということです。
そもそも、母乳でお子様を育ててる方はそれだけで、痩せるメカニズムは出来てるわけですから、えっなんで?
母乳に栄養分を取られて、おかあちゃんには栄養がいかないからです。

代謝があがれば必然的に脂肪燃焼も上がります。運動しなくても痩せられるのか?
痩せられます。育児は大変です。子供を抱っこしたり、乳あげたり、おしめ替えたり、料理したり、洗濯したり、掃除したり、夜起こされたり、睡眠不足になったりとね。マダマダ家庭によってやるべきことがあると思いますが、これだけのことでも充分身体を使ってます。よほどのカロリーオーバーをしない限り。時間は掛かりますが、徐々に体重は減っていくはずです。二の腕が太くなったかたいるでしょう。そう、自然に抱っこ・おんぶで筋トレしてるんです。

だから、産後に筋肉を解すと代謝が上がり痩せるわけなのです。
代謝量は年齢によっても変化します。勿論、若ければ、若いほど熱量は高い為、社会人を経験して、30前後で出産の方々はかなり代謝量が低くなってますのでこれを機に身体を解しましょう!!
産後の患者さんが施術を受けると、結構汗かいてますよしかも、痛がってます。ひたすらと解しますから。

運動がきらいで、地道なエクササイズを続けるのも苦手なかたには整体はもってこいです。月2回ぐらいのペースで充分だと思います。
筋肉を良好に保っておいて損はないです。
















妊婦と整体と妊娠高血圧症候群

2006-11-10 | 妊娠・出産・産後について
妊娠高血圧症候群。

妊娠高血圧症候群とは高血圧、尿タンパク、むくみのうちの1又は2つ以上の症状があてはまるものを以前では妊娠中毒症といいました。しかし現在ではむくみは項目から外され、高血圧を伴わな限り病気ではないと定義付けられ名称も妊娠高血圧症候群と改められたそうです。



妊娠高血圧症候群の症状が出やすいのは妊娠8ヶ月以降の後期で、約1割程度の妊婦さんが発症するようです。そして、妊娠中期などに早めに発症した方が悪化する傾向があり重症になると母子共に大変危険な状態になるようです。

原因については、未だにはっきりとわかっていなく妊娠にうまく対応できない人がなることが多いと考えられてるようです。

そして、糖尿病・高血圧・腎臓病の人・極端な体型の人・ハードな仕事やストレス、睡眠不足がある人・35才以上の高齢初産と15才以下の若年出産・多胎妊娠の人・初産婦、過去に妊娠中毒症だった人等が発症し易いようです。

うーん何だかなぁー。これに1つでも当てはまらない妊婦さんはいるのでしょうか?特に初産婦!!

ここからが本題です。
妊娠高血圧症候群について私の思う事をここでは述べたいと思います。ちなみに私は医師ではありませんので・・・個人的考えですよ。

妊娠高血圧症候群は原因不明と書いてありましたが、私の思うところ、筋肉に原因があると思います。

なぜなら、血圧とは、血管の中の圧力のことで、心臓から血管に送り出されてくる血液の量と、血管のしまり具合のことで、圧力が高ければ高血圧、低ければ低血圧となります。
その高血圧は血管が圧迫される訳ですから、何によって圧迫されるかというと筋肉です。
筋肉が萎縮するから血圧が上がる。皆さん全身に力を入れてみてください。ところによっては血管が浮き出るところありませんか?それは皮膚に近いから目に見えてるだけで、筋肉の中を通っている血管も同様に圧迫を受けているはずです。
(だから、怒りっぽい人には高血圧が多いのでは?)

ということで、高血圧は筋肉の緊張→血管の圧迫→血圧の上昇(高血圧)となります。

では何故、筋肉の緊張が妊娠時に起きるのでしょうか?
それは多分、出産に対しての不安やストレス、運動不足も原因だと考えられます。人間の体は不安やストレスを感じると余計な労力を使わないように血管を収縮させエネルギーを蓄えようとします。この繰り返しが知らず知らず筋肉を緊張させて疲れの取れない体に変わっていってしまいます。

そしてむくみは、高血圧の影響も受けますが、一番大きな原因は子宮の増大による血管の圧迫と同時に下肢の緊張も原因と考えられます。

下肢の主要な血流ポンプは脚の筋肉です。 この部分が硬くなると血流が悪くなり、余分な水分がむくみとして足に滞ってしまうのです。また、血流が悪くなると細胞代謝が衰えるので、冷えも生じてきやすいです。

女性にむくみが多いのは、男性に比べ筋力が弱く女性はポンプ作用も弱い。その為、静脈の流れも悪くなってむくみやすくなるのです。

特に結婚前や妊娠前まで立ち仕事をしていたり、ヒールのような踵の高い靴を常に常用していた方は、ふくらはぎに常に緊張を与え続けていたので、かなり筋肉が疲労しているはずです。
その証拠に立ち仕事の方が当院に来院され、下半身のチェックを行うと、力がうまく抜けない方が多いのも事実です。
自分では抜いているつもりなんだが実際は抜けていないという、自覚症状が無い。
これでは、疲労が溜まる訳ですよ。
そして、妊娠・出産に向かうわけですので、悪循環に陥り易いのは分かりますよね。

勿論、妊娠期においての高血圧・むくみは、筋肉の緊張だけが原因でなく、水・塩などの取りすぎでも、かなりの影響が出てきます。
以前紹介したこちらの記事も参考にしてみてください。

妊娠高血圧症候群について色々書きましたが、ご自身で運動等で筋肉を良い状態に保てる方は問題ないと思いますが、中には自力で出来ない方も多々いると思います。
その様な方はどうすれば良いかというと、体を出来る限りほぐしてもらってください。
整体・マッサージ等経験された方は分かると思いますが、終わった後はかなり血行が良くなります。
血行が良くなるということは、血液循環が良くなり血圧も安定してくるはずです。

実際、当院に来られている妊婦さんは、来院の目的は違うにしろ妊娠高血圧症候群になった方はいません。
以前こちらで紹介した、多胎妊婦さんも無事に臨月を迎え、先日、無事出産されたことだと思います。(只今、里帰りの為、連絡が取れません)

マタニティービクスも同様に、運動をすることにより、汗をかく・運動に集中をする・血流をよくする、そして、リフレッシュできるという考えがあるみたいです。
ただ、運動をするわけですから多少なりとも危険性がありますので、インストラクターの下で必ず行われます。

ちなみに、尿タンパクも血流に関係してるみたいです。血流が悪いと腎臓・心臓へ送り返される血液の量も減り、腎機能が低下して症状が現れるみたいです。また、むくみも腎機能低下でもおこります。説明してるとすごーーーーく長い記事になりますので省略します。

ということで妊娠高血圧症候群恐れる必要はないですよ。お近くの妊婦さん歓迎の整体・カイロで施術を受けてみてください。ただし、週3・4回受ける必要がありますよ。胎児の成長は早く、母体への影響も大きいですからね。今日調子よくても明日は調子悪いと日々変わりますよね。
だから、当院では、究極の価格でマタニティー整体を行っている訳です。誰も言ってくれないから自分で言いますが、ボランティアみたいなもんですよ。
ニーズが高くなればなるほど赤字になるなんてね。その為、人数制限をかけて赤字を免れているわけです。俺ってなんて優しいだろう。
妊婦さん対象に施術をしてくれるところ少ないですもんね。

「母が元気なら子供も元気」「子は親を常に見てます」その為に当院では母の応援をしますよ。

あっすんません。話がそれました。
妊娠高血圧症候群になる前に予防を!!なってからでは僕らでは何も出来ません。なぜなら、管理入院してしまうからです。その前に・・・

では











妊娠前に改善を!!

2006-04-04 | 妊娠・出産・産後について
今まで妊娠から産後についての記事を紹介してきました。

妊娠・出産において女性の体の変化は多岐にわたり、また個人差にも開きがかなりあることは理解されていると思います。

妊娠してから母体・胎児のことを考え、様々に努力されていることと思います。
でも子どもができてからではなく、できる前から出産育児に備えて体作りをする大切さを考えてみてはいかがでしょうか?
事実、現代女性は体力がなく、無理なダイエットを繰り返し、ストレスに蝕まれているようにも思われます。

ご自身を振り返ってみて、以下の項目に当てはまる方もいるのではないのでしょうか?

・生理痛がひどい
・月経前症候群にあてはまる
・体が硬い
・運動不足
・お酒をよく飲む
・タバコを吸う
・肩こりからの頭痛がある
・腰痛がある
・学生時代は気にならなかったが、年齢を重ねるにつれて冷えが気になり始めた
・脚がよく浮腫む

どうでしょうか?
当てはまる項目はあったでしょうか?多分全く無いという方はいないのでは、と思います。
また上記の項目に該当するからといって、異常というわけでもありません。

大人になるにつれて、免疫力も付き体は丈夫になるのですが、逆に自ら弱い体にしてしまっているのが、現代人であるように思えます。
大人になると文明の利器によって楽な生活をしている反面、体は動かさなくなってしまいますね。
インターネットの普及により、出不精になっている方も多いのでは?

女性の場合、出産のために毎月1回生理がありますが、この生理現象も少々変わってきているようです。
食生活が変わり子どもの成長も早くなり、初潮を迎える年齢も早まっています。その一方で、晩婚化が進み出産年齢が遅くなった結果、子宮筋腫や内膜症という症状の発生が増大しているみたいです。
20代ぐらいで出産を経験された方は、このような症状は若い頃には発見されず、40~50歳ぐらいに発見される事が多いようです。これは生理が長年続くことにより、起こりうるようです。
だから、定期的に出産(子供が2、3人)の場合は軽い症状が見つかるぐらいで、閉経を迎えるということもあるようです。

前置きがかなり長くなりましたが、子どもが欲しいと思った時点、または結婚してから、体の事を少々労わってあげた方がマタニティー生活や産後生活を楽しめると思いますよ。

最後に、2、3人目を出産予定の方も1人産んだ経験があるからといって慣れすぎには注意した方が良いことです。
産後に体調の変化を感じる方は、大体2、3人目を出産されてからの方が多いようです。
1人目の時より出産に対してあまり気を遣わなくなるし、1人目の子がまだ幼く手が掛かるため無理をしてしまいますよね。
1人目も出産されてから数年経ってると思いますが、その時から歳をとったことは事実だし、育児の多忙さに体の回復力も付いてきていない状態でしょう。
出産を経験したのなら、以前の体力に戻すことが必要ですが、戻し方も今までと同じではなかなか戻らないし、家族の支援も1人目より2人目の子の時の方がより必要です。
産後の体調の変化は、今後ずっと付き合って行かなくてはならないものであるため、良い方向に変化できるように、常に体のメンテナンスに心がけると良いでしょう。





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産後のケア

2006-03-16 | 妊娠・出産・産後について
とりあえず、一安心というか、おめでとうとお疲れ様でした。

しかし、お母さんとなった今が、今後の生活に影響を与えるか否かの重要な時期です。
無事出産を終えたことに対しては一安心ですが、母体はまだまだ元に戻っているわけでもありませんので、安心しすぎるにはチョット早いかもです。
1人だけで産後安定した時期を送るのは難しく、必ず旦那様または親に、ある程度面倒を見てもらう必要があります。

まず、産後1~2ヶ月位は安静にして家事を一切しないのが良いでしょう。
これは昔から言い伝えられていることでもあります。産後はホルモンのバランスも崩れ情緒不安定にまして、体力がついていかず、自分が色々やろうと思っても出来ないためイライラしてきたり悩んだりと、ノイローゼ気味の鬱になりかねない。
この時期のこのことをマタニティーブルーというんです。
そのため本当は可愛いはずの子どもが憎くなったりしますので、精神的に落ち着いてもらいたいものです。
お母さんは昼間、赤ちゃんへの授乳、おむつの交換とスキンシップ程度で、夜は旦那さんか、親(爺婆ちゃん)が赤ちゃんの面倒をみて、夜鳴きを起こしたらあやしてミルクもあげて、おむつの交換もしてあげた方が良いでしょう。
そして、家事も同様にお母さんではなく、旦那さんが朝昼晩料理してあげるとなお良いでしょう。
今は電子レンジというものもありますので、あらかじめ数日分の食事を作っておいて温めて食べてもらうというやり方なら可能だと思います。勿論洗い物、洗濯、お掃除も。
この時期は、あなたの妻の体の一生を決めると言っても過言ではないと思います。
旦那さんは仕事との両立で大変かも知れませんが、たかが数ヶ月の辛抱です。
心身ともに健康な体を得たお母さんは、その期間の旦那さんのフォローに感謝してくれますし、夫婦揃っての初の仕事にもなります。
そして、旦那さんが週2日休みなら1日赤ちゃんの面倒をみてあげ、お母さんはリフレッシュを兼ねて、近くの喫茶店や散歩に出掛けてはいかがでしょうか?
赤ちゃんの事が心配かも知れませんが、毎晩フォローしてくれている旦那さんなら安心して任せられると思いますよ。たまにとか、全く手伝わない旦那さんだと心配だと思いますが。
その家庭により事情は様々だと思いますので、赤ちゃんが生まれる前にルールを決めておくのも良いでしょうね。
そして、お母さんはその期間に以前の体力や出産による損傷、疲労回復をしなければいけません。
お乳が良く出るお母さんは、食事を多めにとっても構わないと思いますが、出ない方はカロリー制限を行わないと元の体型に戻すのは難しくなります。
お乳がでるお母さんでも、多めとは言っても勿論限度がありますし、摂ったほうが良い栄養素もありますので、これらを考慮して料理しなくてはいけません。
産後に摂った方が良い栄養素とは、たんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンABCと言われています。
そして、お乳の出をよくするためには水分補給も大切で、牛乳や果汁が良いとされていますが、果汁には糖分も多く含まれているので注意が必要です。
食事には必ず汁物を付けて、水分と栄養の2つを摂ると良いでしょう。豚汁やけんちん汁などは具沢山になるので、栄養価的にもすぐれていると思います。

体力回復については、産後退院する前にいつ頃から運動しても良いか先生に質問しておくと良いでしょう。
産後は人によって精神的、肉体的ダメージが異なるため、一般的に言われる産後の運動開始時期を信じるより、担当してくださった先生に直接聞いた方が貴方の体調をよく把握してますからね。

そして実際のエクササイズは、産後特有の生理現象が治まったら、軽度な筋力アップから少しずつ始め、体を慣らしていくと良いでしょう。(育児に必要な筋肉も同様に)
しかし、このエクササイズも正しい姿勢と筋肉のバランスを考えて行わないと、体に負荷を与えるだけで良い結果に結びつきませんので注意してくださいね。

妊娠からやっとの出産でホッとしたいところですが、母体には産後のケアが大切です。
あまり無理をせず、妊娠期間(約1年)の疲れを取りながらゆっくりと育児に励んでくださいね。それには、周りの協力が重要です。
あらかじめ、産後の計画を立てておくと協力する側も協力しやすいでしょう





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妊婦のエクササイズ 2

2006-03-12 | 妊娠・出産・産後について
エクササイズの前にウォーミングアップ

●ウォーミングアップの注意点
・妊婦さんはお腹のせり出しと共に骨盤の傾斜が強くなり、腰に急激な負荷がかかります。腰をサポートするためにも手を大腿や骨盤に置いたりして、腰への影響を最小限にしましょう。

・立位でエクササイズを行う場合、妊婦さんはバランスが不安定になってしまいます。すぐにつかまることの出来る壁や、テーブルの位置を確認しておくと良いでしょう。

・妊婦さんはホルモンの影響で関節周囲の結合組織が軟化していることもありますので、弾みをつけた運動は避けたほうが良いでしょう。弾みをつけると自身の体重+胎児+羊水の重さが関節にもろにかかり、損傷する可能性があります。そして弾みの衝撃で、子宮が収縮しお腹が張ってきます。

・妊婦さんはホルモンの影響で浮腫みやすいため、ウォーミングアップは指先まで動かし毛細血管を刺激しましょう。

●ウォーミングアップ
☆仰向けに寝た状態で☆
・腕を伸ばし、数回指先を強く握ったり開いたりします(グーパー)。
・腕を伸ばしたり縮めたりを数回。
・腕を伸ばしたまま、肩を支点として数回まわします。
・足首を数回グルグル回します。
・足の指でグー、チョキ、パーを数回。
*仰向けの際、お腹がつらければ両膝を立てて行いましょう。足のエクササイズでは片膝を立てて行っても構いません。理想は楽な姿勢です。

☆立位の状態で☆
・Ⅴの字歩行(右斜めに一歩→元の位置→左斜めに一歩)を数分繰り返す。
*あくまでウォーミングアップなので、体が少々温かくなる程度でよいです。その際お腹の張りには十分注意してください。

これで簡単なウォーミングアップは終了です。

●ストレッチ及び筋力アップ
次にストレッチ及び筋力アップですが、内容量が多いのと写真つきの方がわかりやすいため、ここではどの部位をどのようにしたら良いかを紹介いたします。

腰痛・腹直筋離開の防止、腹圧の強化(娩出力(イキむのに必要な力)には腹筋の強化

骨盤底筋群の血液循環の促進、産道形成機能向上、会陰裂傷や排尿障害の予防、痔や脱肛の予防、
産後の子宮脱や腹圧性尿失禁の予防には、骨盤底筋群の強化
内転筋群の柔軟性の向上、分娩時の体勢を容易にするには股関節を柔軟にする

妊娠中は体幹の動きも制限されるため、腰背痛が起こりやすくなります。
脊椎を一つ一つストレッチするように周囲の筋群や靭帯を刺激することで、体幹の動きを補い、血行を良くして腰背痛を緩解させます。

拡張した子宮による肋骨下端部への圧迫のため、その部位の鈍痛と胸郭運動が抑制され呼吸が浅くなりがちになります。脇腹を伸ばすことにより、呼吸運動を向上します。

下肢の血行をよくする、足腰を鍛えることにより、下肢静脈瘤やそけい部痛やこむら返りやむくみの予防ができます。

便秘の改善のためには、腰部を支障のない範囲で動かしたり全身運動をすることで、腸のせんどう運動を活発にすることができます。

腕、肩、背中を強くすることで、手首のこわばりや、肩こり、頭痛の改善や姿勢の改善、産後の乳汁分泌の促進や育児のための筋力獲得にもなります。



*筋力アップは、ある程度ご自身で可能かと思われますが、持久力に関しては、心拍数が関与してきます。
そのため身体的影響は大になりますので、持久力を付けるのであれば産婦人科の先生か助産士さんかマタニティビクスのインストラクターに聞くのが良いでしょう。
そして、平常時心拍数や運動時心拍数を把握することにより、ウォーキングの強度やエクササイズの強度を調整しやすくなります。
心拍数や、体温は毎日記録しておくことで体の変化に対応し易くなりますので、毎日定刻に記録することをお勧めします。
エクササイズの内容によっては、毎日少しづつというものや、習慣にしたほうがよいもの、その日の体調に合わせたものもありますので注意が必要です。
常に気をつけるのは、お腹の張りと呼吸法です。




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妊婦のエクササイズ 1

2006-03-08 | 妊娠・出産・産後について
エクササイズの前に知っておきたいこと。それは健康を維持・増進させる為の運動である、
「有酸素運動・無酸素運動・ストレッチ・動的静的姿勢作り」
妊娠中においてもこの4つの運動を、バランスよく組み合わせることで妊娠中に起こりがちな不定愁訴を解消し、精神的・肉体的にも安定した生活を送ることが可能になります。

有酸素運動・・・酸素を取り入れ、全身運動を行い、脂肪の燃焼による血中脂質濃度の改善や、呼吸循環器系の機能向上を促し、全身持久力を増大させる。
例:ジョギング・マラソン・ウォーキング・水泳等

無酸素運動・・・酸素を取り入れず、瞬発的に負荷をかけたトレーニングを行い、筋力の増加、骨を丈夫にする。
例:ダッシュ・ウェイトトレーニング

ストレッチ・・・筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げるストレッチを行い、運動による障害を防止する。

動的静的姿勢作り・・・正しい姿勢による運動を行うことで、トレーニング効果を向上させ、運動による障害を防止する。


この4つの運動が妊婦さんをどうサポートするか?

有酸素運動・・・持久力向上により出産時の陣痛に長時間耐えられるようになる。

無酸素運動・・・筋力向上で出産時のいきみにパワーを発揮(出産時は地に足が着いてない為、ある程度の筋力が無いとどこに力を入れてよいのかわからない)、産後の子育てにおいても、筋力のおかげで無理なく赤ちゃんを抱っこできる。

ストレッチ・・・筋肉の柔軟性や関節の可動域を広げ、妊娠後期に急にお腹がせり出すために起こる、無理な姿勢や股関節の急な開きにも対応ができる。

姿勢作り・・・・動的静的姿勢作りを行うことにより、妊娠期間中、日々の生活で発生しやすい腰痛や股関節痛、肩こり等が軽減できる。また、正しい姿勢を維持することにより弱まった筋肉強化にもなる。

上記の運動を行う場合、いたって健康な妊婦さんなら何も問題ないと思います。ですが、既に腰痛や何らかの不定愁訴が現れている方や体力に自信過剰な方(無理をしがちな為かえって悪化する場合がある)は、特に有酸素・無酸素運動をご自身で行う場合、産婦人科の先生にご相談されるとよいかと思います。また通っている産婦人科でマタニティビクスが行われているのならば、1度体験されてアドバイスをいただくのも良いかと思われます。

次回は実際のエクササイズを紹介いたします。




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妊婦の体重管理

2006-02-22 | 妊娠・出産・産後について
ご自身の標準体重はご存知ですか?

体重は身長と異なり、日常生活に大きな影響を与えます。
最近話題の生活習慣病といわれるものも、この体重増加(肥満)からきているようです。

近年は飽食時代ながらも運動不足で肥満者の増加がみられ、体重管理は健康管理の一つとして重要視されています。

では、標準体重の求め方ですが、これは一般的によく知られている「BMI法」で求められます。
この方法は体重(kg)を身長(m)の2乗で割り、その値を所定の指数(体格指数)と照合して肥満度を判定するものです。
ちなみに、標準とされている指数は22です。
例えば身長155cm(1.55m)で体重47kgの場合のBMI指数は?
1.55×1.55=2.40
47÷2.4=19.58となります。

そして、この155cm身長の方の、標準体重の求め方は?(標準指数は22)
BMI22=x(標準体重)÷1.55×1.55
x(標準体重)=BMI22×1.55×1.55
      =52.86kgとなります。

そして、BMI指数24以上は肥満と判定されますので、24のBMI指数での体重は何kgかを求めます。
BMI24=x(標準体重)÷1.55×1.55
x(標準体重) =BMI24×1.55×1.55
      =57.66kgとなります。

この場合身長155cm、体重47kgですと、57.66kg又は多くても60㎏までは体重増加可能ということになります。実際の母体の体重増加は、胎児の重さ(妊娠後期の胎児+胎盤+羊水など加えた重さ)4~5㎏を引いた増加分なので、妊娠後期60㎏だと60㎏-4~5㎏=55~56㎏となり妊娠前の体重は47㎏ですから8~9㎏の体重増加となります。

しかし、これはあくまでも目安です。
身長155cmの方は、57.66kgまで体重増加可能ですが、そもそもの体重が極端に少なく、妊娠前に体重が40㎏しかない場合、妊娠後期での体重増加は、約20㎏となりますのであまりにも1年間での体重増加がある為、体力的にダメージを受け易くなります。
肥満の方は、体重増加よりも先程の肥満BMI指数24に近づけるように運動を心がけた方が良いです。





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安産の為に

2006-02-01 | 妊娠・出産・産後について
・20代前半に出産する
・食事のバランスを考える
・運動する
・精神を安定させる

など、安産のためには色々制限がついてきます。
これは、母体、胎児を守る為には必要不可欠なことです。

20代前半の出産は、最近女性の社会進出が目覚しい事と、趣味や結婚ということに縛られたくない等で、高齢出産の傾向が強まっております。
高齢出産となると、20代前半と比べリスクが非常に高くなり、努力も必要とされます。
ベストな出産時期が20代前半だとすると、30過ぎで出産を望む場合20代前半と同じぐらいの体力や筋力を維持、又はつけなくてはなりません。
ただ、会社勤め等で日々の疲労が溜まる一方で、ストレス発散とばかりに酒やタバコ、外食(偏った食事)が多くなると思います。
それと、バイク、車という文明の利器により楽は出来ますが、断然筋力の低下に繋がります。
この傾向は、都会より地方において、より強いと思います。車の依存度は非常に高い。歩いていける距離でも、ついつい車を利用してしまう。

酒、タバコ、外食がダメだとは言いません。しかし、経験された方ならお分かりかと思いますが、20歳過ぎると体力は衰える一方です。それも20過ぎると人の細胞はピークを迎え後は減り続けます。
健康に気を遣い維持できる方だけが、若々しい体力を維持できます。

ということで、高齢出産(35歳以上)となると努力の出産です。
一番良いのは、体力、健康に気をつけながら仕事をすることですね。

そして、実際に妊娠したら、自身の体の状態を考慮しながら、軽度の運動やストレッチをして骨盤より下の筋肉の補強と柔軟性を高める。
筋力や柔軟性がないと出産時いきむ時にいきむ事が出来ないし、筋肉の使い方も分からない。柔軟性がないと、常に筋が緊張した状態でお尻が痛くなったり、腰が痛くなったり、浮腫んだりと妊婦特有の症状が出やすくなります。
そうでなくても、日々スクスクと大きくなる胎児に母体がついていけず、硬くなった筋肉が他の筋肉をも引っ張りと、悪循環に陥ってしまい、最終的にはどんな姿勢をしてても痛い状況が続きます。

食生活も運動と平行してバランスの良い食事を摂るように心がけ、濃い目の味付けが好きだった方は薄味にして塩分、糖分の摂り過ぎに注意しましょう。
以前は妊娠したらたくさん食べなさいと言われてましたが、現在では食事制限が必要です。パン一つにしてもカロリー表示をみると高い!そして、安いこともあり、ついつい食べ過ぎてしまいます。
人の基礎代謝量は個人によって様々で、運動している方とそうでない方ではかなりの差が生じますし、体型の違いでも同様です。
妊娠の後期は基礎代謝は上昇しますが、ホルモンの影響により塩分や水分を蓄積しやすくなり、浮腫みを起こしやすくなります。
そして、脂質の蓄積傾向が見られ、血中の中性脂肪やコレステロールが増量し、皮下脂肪も増えます。
ちょっとした気の緩みが肥満に繋がりますので、毎日体重計に乗って日々の変化をチェックした方が良いでしょう。

妊娠前から肥満の場合、これまた様々なリスクを負うことになります。
肥満の人は筋肉量が少ない為、基礎代謝も低くエネルギーの消費も少ない。
従って摂取した栄養は脂肪として蓄えられる率が高くなります。
しかも、妊娠前から肥満の方は、普通の方と比べて運動時心拍数が高くなり、苦しさも強くなります。
その為、肥満妊婦の動きは小さくエネルギー消費が少なくなりますし、普通の体型の方と同じ消費を求める場合、動きが小さい分、長時間にわたり運動をしないといけなくなります。

妊娠中、正常範囲内(6~12㎏)を超えて太ってしまった場合、食事制限だけで体重管理をするのは危険です。
極端な栄養制限は脂肪も減ると同様に筋肉も衰えるため、分娩時いきむ時の力が出なくなります。

このように、安産の為には、胎児の事も思いやりながら、自己管理もしなくてはなりません。
妊娠してから日々成長し続ける胎児に母親がついていけないと胎児にも影響が出てきますし、妊娠が辛いという苦い経験にもなりかねません。
その為、妊娠する前から健康管理に気をつけて、女性でありつつ母体でもあるという意識を持ち、いざ妊娠するととても良い妊娠期間があじわえるのではないでしょうか。





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妊婦の姿勢と腰への影響

2006-01-19 | 妊娠・出産・産後について
妊婦は、妊娠の進行とともに腹部が前方に突き出し、膨大した子宮の重みで骨盤が前傾し、腰椎が前弯するという肥満体型に多い特徴的な体型をとります。
妊婦の重心は前方へ移動します。がしかし、体はバランスをとろうとして背を反るかたちの後方へ重心が移動します。
これは、何か重たいものを持った時の状態に似ています。
この時、妊婦の体に起きていることは重心をとろうと背中の筋肉が精一杯、力を発揮しており負荷が非常に大きくなっています。
この為、妊娠中期~後期におこる腰痛は、腰背部の長期緊張による血液循環の悪さからも起こってきます。
出産後もこの姿勢はしばらく続き、徐々に妊娠前の重心に戻っていきますが、戻りきらない方もいるようです。

妊婦の姿勢は、腰椎前弯、骨盤前傾という特徴的な姿勢により腰背筋の筋力は強くなりますが、本来拮抗筋として使われている腹筋が弱く、腸腰筋の柔軟性に欠けるという筋力アンバランスが発生します。

このような筋力のアンバランスも妊婦の重心の後方を招く一因と考えられ、それが腰痛を引き起こすことにもつながると推測されます。

従って、妊娠による姿勢の変化を最小限におさえ、また、妊婦特有の腰痛を防止する意味でも妊娠中、出産後の適切な運動によって腹部、背部のバランスを維持し、正しい姿勢を保つことが大切です。
尚、妊娠5ヶ月頃から付け始める腹帯も腰痛を軽減してくれますが強く締め付けると腰椎の側を通る大動脈を圧迫し腎臓に行く血液が減り、尿が作られなくなり、腎臓からの指令でもっと血液をということで血圧が上がったり腎機能が低下してタンパク尿がでる高血圧症候群になりやすい。
そして、腹帯などせずお腹が出たままで腹筋や下肢の筋力が弱いと、お腹の重みで骨盤底が圧迫されむくみや、浮腫の原因にもなります。

妊娠中の腰への影響は産後にも影響が出てくる可能性も高い為、出産までの我慢と考えず、なんとか、妊娠中に腰への負担を軽くしておきましょう。

その他、妊娠中の腰痛には、ホルモン(リラキシン)の影響もあり骨盤が不安定になりがちで腰やお尻にも負担がかかりやすくなり痛みが発生しますので、反腰によるものか、ホルモンによるものか、それとも、両方か?と何から来ている腰痛かを知っておくのも必要でしょう。

以下の経験のある人は、腰やお尻、恥骨部にひどい痛みが出る可能性があります。

・何らかの原因でお尻を強く打ったことがある。
・バレーボールなど、背をよく反らしたり、片足に強い衝撃がくるスポーツをしていたことがある。
・ハイヒールなど常に履いている職業についていた経験がある。
・脊柱側湾症がある。
・ぎっくり腰の経験や慢性腰痛がある。
・あぐらをかくのが苦手である。
・前回の出産後、お尻や腰に軽い痛みや違和感が残っている。
・多胎妊娠中である。etc...

妊娠中の腰痛は非常に辛いと思われますし、出産に対しての不安にも繋がりますので、腰痛にならない為にも、日頃からの筋力アップや柔軟体操をしていつでも妊娠しても大丈夫な体作りを心がけたいものです。
特に社会人になると、様々なストレスや車の運転、電車通勤等で歩く機会や自転車に乗る機会も減ってくるのが現実ですが、休日、リフレッシュを兼ねて良い体作りをしましょう。
元々、腰痛持ちの方はひどくならないように、ケアを心がけ周りからのサポートも受けつつ、出産に臨みましょう。





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女性の体の変化(妊娠・出産・産後)

2006-01-13 | 妊娠・出産・産後について
タイトルの「女性の体の変化」?と思われる方も多いと思われます。

今後、健康情報と共に「女性の体の変化」特に妊娠・出産・産後について様々な情報を提供していきたいと思います。

何故、妊娠・出産・産後だけにテーマを限定するかというと。

・妊娠・出産・産後は女性にとって、人生におけるメインイベントです。特に初産の場合不安にもなりますし、少しでも情報がほしい。
・この期間中、腰痛・肩こり等で悩んでいる女性は多いが、情報量が少ない。
・当院において質問・問い合わせが多い。

ということで、ブログを活用してこの先数ヶ月にわたり、書き込んでいこうと思います。

尚、当院では、このようなご要望にお応えして マタニティー整体コース を設定いたしました。
マタニティー整体コースは会員制とし、会員数も限定させていただきます。
会員条件は母子健康手帳交付後の妊婦さん~産後1年までです。初回には必ず母子健康手帳のご提示をお願い致します。
質問・相談・詳しい内容をお知りになりたい方は、当院HPのメールアドレス宛にご連絡ください。
また、この情報は、このブログ又はがんばれ「こそだて」だけにおいての情報になります。
当院HPではまだ公開しておりません。公開は2月中頃を予定しており、その他媒体、広告宣伝等では4月の1周年の際、コース内容・料金の改定と共に情報をお伝えしますので、今だけ限定の貴重な情報になるかもしれません!ご興味がある方は、ぜひご連絡ください。





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