代表 山ちゃんのブログ 

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こんなこともあるんです

2006-06-12 | O脚矯正
KさんのO脚矯正のお話です。

先週の火曜日にO脚矯正のため初来院。
当院はO脚矯正・マタニティー整体は無料体験が出来るので、今回は試しに体験して頂く。勿論内容は料金を頂く時と同じである。
なぜかというと、施術に対しての不安を解消して頂いたり、矯正に対しての効果が期待できるかどうかを体験して頂くためである。
体験の結果、良い又は効果があったと思えば通院していただければ良いという考えなのです。

そしてKさんの場合、O脚度合いは指2本がきいつ程度言い換えれば指3本が緩い。
評価判定は年齢+指の本数で判定する。今回の場合、評価3、通院回数目安は12~13回ぐらいであり、当院の回数券分にあたる。

ただ、先程の判定は、あくまでも年齢と見た目によるものであり、実際、筋肉や関節、癖はどうであるかによって、評価判定より早く改善される場合と遅れる場合がある。勿論、各自のエクササイズの取り組み方にも左右されますが。

実際Kさんを施術してみると、O脚特有の筋肉の付き方はしておらず柔軟性がある。この、O脚特有というのは当院のO脚矯正写真上段・左から3番目にあたる写真を見ていただきたい。
このポーズをとるとO脚の方は大抵股関節と連動して骨盤も上がってしまう(骨盤がベッドから浮く)。
股関節に柔軟性がある方は、骨盤が浮くことなく股関節のみ動く。

そう、Kさんは反り腰でもなく、股関節にも柔軟性があったのだ。唯一膝が内側に向いていることから、股関節の内旋が少々見受けられるぐらいでした。しかしこの股関節の内旋は筋肉の硬直ではなく、単に立ち方の癖なので、Kさんの矯正プログラムはももの内側の筋力アップと立ち方の注意である事を理解していただき、エクササイズを指導。
やはり、思うように力が入りません。
今回はこれにて終了!!

次回は仕事上都合がつかないため、1週間後に来院を予約。通常O脚矯正は1週間に2~3回通院してもらいますが、どうしても都合がつかない方は1週間に1度になってしまいますが、矯正期間が遅れるかも?と自宅エクササイズを念入りに実施してもらうことで了解していただきます。

1週間後の当日。んと、開口一番、くっついちゃいました!ん?何が?と・・・
膝ですよ膝。早速チェックしてみると綺麗にくっついてました
ほー、こんなこともあるもんかいなという感じです。
Kさんに聞くと、今まで立ち方が間違ってましたと。それとエクササイズを頑張った結果でしょう。
すごいですねー。立ち方やエクササイズをしっかり理解していただき、実行された結果でしょね。
しかし、他の方々と比べてもはるかに早い改善です。

そして、わざわざ遠方から来院していただいて感謝です。通常?無料体験で矯正されたなら、電話又はメールでキャンセルの連絡が入るのが当然かなと思いますが、しっかり予約の時間通りに来院され、施術も受けてくださいました

Kさんありがとうございました





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O脚矯正

2005-10-26 | O脚矯正
今回のコラムはO脚についてです。

O脚は日本人特有の症状で、欧米人にはあまり見られないようです。これはO脚が日本人特有の生活習慣である「内股」によって起こりやすい為で、生まれつきの変形や遺伝によって起こる訳ではありません。O脚というと普通は膝の変形による「ガニ股」だと考えがちですが、実際は変形によってO脚になっている方は少なく、内股の強い人がO脚に見えてしまう場合がほとんどなのです。

日本人に内股体型が多い理由は、欧米に比べて日本の女性が内股を基本とした生活習慣を持つことです。
欧米の女性は日常、ジーンズなどのパンツルックかロングスカートでの生活が多い為、歩く時でも、椅子に座る時でも脚を意識的に閉じようとしません。
それに比べ、日本人古来の着物の習慣は内股歩きを基本とし、床に座る生活習慣では脚を開く(あぐら)こともありません。
男性同様に脚を開く生活をする欧米の女性にO脚が少ないのは、内股になるのがすくないからです。

人間の膝は、まっすぐ伸ばした時に少し反り返る構造になってます(過伸展といいます)。
この反り返りによって安定して立っていられるのです。通常まっすぐに立っている場合、膝の間はそれほど開きません。
しかし内股の強い人は膝が内側に向いているために、脚を完全に伸ばすと膝の内側は外に広がって反って行きます。
多くはこのような内股によってO脚に見えてしまうケースがほとんどです。

O脚の原因である内股を放置すると、股関節の腹側を通っている腸骨動脈、静脈が圧迫され、下半身への血流が悪くなります。
そのため血流に乗って運ばれるべき体温が末梢部位まで行き届かず、末端の冷えの原因となります。
また、静脈が圧迫されることにより心臓に戻るべき血流が阻害され、血液中の水分が血管外に漏れ出し、
むくみや静脈瘤の原因となります。

また、O脚では膝の内側の加重が大きくなるので、年齢を重ねていくうちに骨がもろくなり、
膝の内側がつぶれて「本物の」O脚(変形性膝関節症)となる危険が強まります。

さらに、股関節が内側を向いてる状態が長年続くと、骨盤の仙腸関節と呼ばれる場所に負担がかかり、骨盤が閉じてきます。
このため骨盤内の内臓が圧迫され、血流が不足し、働きに不具合が生じてきます。便秘や生理不順、重い生理痛等の原因と考えら
れています。

当院では内股を引き起こす腰~脚周りの筋肉の働きを正常に戻し、骨盤や股関節の歪みを正しい位置に矯正していきます。
施術と共に、正しい姿勢や歩き方、日常で行うことのできるエクササイズの方法等も指導していきます。





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