この4月からO脚矯正の予約が殺到している。
1日の予約で半数以上がO脚矯正という日もでてきた。
ん?何でだろうと首を傾げたくなるくらいに。もうすぐ夏だし今のうちから矯正し、脚美人を目指しているのだろう。
確かにO脚矯正で脚はスラッとして、しかも前屈が苦手な方も地面に手が付くようになる方もいるし、ヒップアップにも繋がるので、O脚矯正での相乗効果は
大!
しかしながら、O脚の原因は人それぞれの生活習慣により異なるし(大まかには一緒ですが)、また4関節(仙腸関節、股関節、膝関節、脚関節)の調整が必要となります。
この見極めが、プロでないとなかなかわからないんです。
だから、TVや雑誌でO脚矯正の内容が取り扱われていて、自宅で頑張って実施してみてもうまくいく方、いかない方がいるのも当然です。
また、お金も発生してないから、すぐに妥協してしまい長続きしないようです。
一つの関節の影響でO脚が形成されているのなら、TVや雑誌の見よう見真似で対応できますが、通常関節は連動しますので、多くの方はセルフエクササイズだけでは困難でしょう。
また、O脚の方は股関節を開くのが苦手で、股関節周辺の筋もかなりカチカチです。
O脚の有無に関わらず、この股関節が外に開く動きは、妊娠後期のお腹のせり出しに伴う重心移動によるバランス確保にも必要な動きとなります。実際、踏ん張る時や重たいものを押す引く時の動作時、股関節は外に向いているはずです。
ここで何が言いたいかというと、股関節が内側に向いている方は腰も反っている方が多く、腰が反っているということは妊娠後期には通常の方より腰部への負担は大きくなり、股関節の筋も硬いわけですから妊娠後期の上半身の体重も合わさって、股関節に痛みが生じやすくなります。ですから、腰痛持ちでない方も今のうちから股関節を柔軟にしておいた方がベストです。
腰痛持ちの方は股関節周り、特に殿筋が硬くなっていますので、ケアはお早めに!!
案外自分の股関節に付着している筋肉が凝っていると知っている方は少ないんですよねー。開脚時に股関節が硬いと実感される方は多いですが・・・
なぜならば股関節を安定的に保っている筋肉は殆んど臀部(お尻)にあり、筋肉の上には多くの脂肪がある為柔らかく感じるんです。
股関節は球関節なので、ある程度の可動域ならどの方向にも動きますが、日頃一定の動きしかしていないと使われていない筋肉は退化しますよ。
常にウォーキングをしている方でも、同じように脚を使うジョギングをしたら筋肉痛になるし、自転車に切り替えたら最初はこれもまた筋肉痛になります。
その運動(動作)により使われる筋肉がちがうんですねー。
そして、妊娠してからの痛みは非妊娠時より胎児の事も考えなければならないので、我慢してしまう傾向にもあります。まぁ産婦人科の先生に相談しても我慢だねと言われるのが関の山でしょう。だって産婦人科は母親が健康であり赤ちゃんが無事に産まれてくれば良いわけですから。あと妊婦さんは皆経験することですし、さほど母体・胎児に影響が無い為、先生も深く関わらないのでしょう。
出産までには体調管理で高血圧症候群(妊娠中毒)なども注意しなければいけないので、回避できることは、今のうちから予防しましょう。
なんだか、O脚矯正から妊婦さんの為の記事になってしまいました。
要はO脚矯正一つ挙げても奥深く様々なことが発見でき、改善できるということです。
女性だけでなく男性も注意が必要です。何十年後、膝関節症になりますよ~。
詳しくは
O脚矯正・
骨盤矯正妊娠・出産・産後の記事も参考にしてください。
そう、最近の傾向の一つとして蒲郡市以外の岡崎市・豊橋市方面からの来院も多くなってきました。
当院は蒲郡・幡豆・幸田の方々がメインで利用されてましたが、岡崎・豊橋方面の少し距離があるところからわざわざ来院され、とても光栄です。
マタニティー整体を受ける方にとっては、丁度良い距離かもしれませんね。
そして、電車での来院ですと、立ったまま往復されれば足腰が鍛えられてチョットした筋トレとバランス感覚が養われ、妊婦さんにとっては、整体でケアをして、電車で体力作りと良いこと尽くめ。
電車のビミョウなあの揺れ、結構慣れないと大変なんですよねー。
駅の階段の上り下り特に下りは気を付けて下さいね。
お腹で足元が見えにくくなってますし、バランスが取れにくいので、下りはなるべくエレベーターがあればエレベーターを使用しましょう。
上りは勿論階段ですよ。