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パート年収、103・130万円の壁

2008-02-14 | NPO法人日本マタニティ整体協会から
日本マタニティ整体協会のブログ閉鎖に伴い、こちらのブログに過去の記事を転載します。


103万円の壁とは、パートによる年収が103万円以下なら所得税法における控除対象配偶者。
130万円の壁とは、パートによる年収が130万円未満なら健康保険の被扶養者。しかし、夫が自営業の場合は130万円の影響は受けません。

それと、夫の勤務先の給料に扶養・家族手当などが含まれている場合は、それぞれの勤務先の規定に基づく収入・所得などの制限が、103・130万円を基準として支給されていることも多いので注意が必要です。

つまり、パートによる年収が103・130万円を越さなければ、余分な税金を払わなくても良いことになります。

パート年収が130万円は月に約108,000円の収入となります。
108,000円の場合
時給900円とすると約120時間。
120時間で1日8時間働いたとして約15日=約2週
120時間で1日4時間働いたとして約30日=約1ヶ月
となります。
当然、時給が高くなれば、総労働時間・勤務日数は少なくなりますし、時給が安くなれば、総労働時間・勤務日数は多くなります。

パートとして働く場合、ちょっと家計の足しになれば良いかな?とか、自分の小遣い稼ぎにと思われている方は、108,000円以内でも全く問題ないと思いますが、108,000円以上稼ぎたいと考える方がこの130万ではとても不利になります。

それは、健康保険料・雇用保険料・年金を自分で支払う必要があるからです。
これらは、加入する保険や収入によって変動があります。しかし、夫の保険料負担は扶養の有無に関わらず一定となりますので、負担は変わりません。
*103万円を越えた時点での配偶者控除額には変動があります。

では、皆さんが一番興味のある、どれくらい稼ぐと損しないかについては、所得、加入する健康保険・年金などによっても異なるのではっきりとはお応えできませんが、一般的には、「160万円以上稼いだ方が良いといわれます。」
ちなみに、130万円以上160万円未満の収入は税金や保険料の関係で130万円未満に抑えた場合と収入が逆転する可能性があるのでこの30万円はただ働きとなってしまいます。

実際、パートで年収160万円を稼ぐのは容易ではありません。
160万円÷12ヶ月=1ヶ月133,333円で先程の130万円の平均月収108,000円より25,000円分頑張って働ければよいのですが、160万円が最低ラインと考えると、更に、それ以上稼がないといけなくなるため(25,000円+α)、多分皆さんはここで諦めてしまうのだと思いますし、そこまで稼がせてもらえない。
時給が高ければ文句ないのですが、ここでの900円ベースで計算しても、労働時間・労働日数は極端に増します。
それは、160万円以上稼ぐのに、自分の時間が作れずに働き詰めになることです。
だったら、契約社員や派遣社員のが都合がいいのだが、決まった時間・曜日・残業が出来ない為にパートとしての選択肢しかない。

どうですか?こうやって考えてみてもパートで働くということは条件があまりよくないのが現実です。
今後、この条件が良くなれば良いのですが、期待して待っていても仕方ありません。

自分や家族の人生は家族で守っていかなくては。
独立開業は大変と考える方も多いと思います。しかし、背伸びをしなければ大変なことはありません。むしろ遣り甲斐があります。
現に、職種は様々ですが、独立して頑張っている女性は急速に増えてます。

細かな事でも相談は受け付けます。何なりと下記のメールまで質問や相談をして下さい。




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