炎に魅せられて

丸山俊夫があなたの薪ストーブライフを応援します。

日光白根山

2014年05月13日 23時26分57秒 | 登山・ハイキング
ゴールデンウイーク登山として、

今回はどこにしようとずっと寸前まで迷っていたが、

前半は単発的な休みであり、後半の4連休しか実質休むことはなく、

この連休で2日くらいは登山に費やしたい気持ちだった。


が、最後まで迷ってしまい、終わってみると歯切れの良くない終わり方だったのかな・・・。



とりあえず初日の登山は、


日光白根山を登ることにした。


9時25分 丸沼高原スキー場のゲレンデ(山頂駅)から望む白根山



二荒山神社



9時35分 しばらくは針葉樹林




10時26分 かなり登って、ダケカンバが目立ってきた。



10時59分 森林限界に達する。



この青空

 





11時40分 山頂




山頂から男体山を望む

明日登ろう



至仏山・・・懐かしいなぁ



平ヶ岳・・・昨年はお世話になりました。

その先に越後駒ヶ岳や中岳も見えるねぇ。



燧ヶ岳・・・一昨年はお世話になりました。

また来月もお世話になります。



会津駒ヶ岳・・・こちらも久しぶり。

またいずれお邪魔します。




くまモンバージョンで恒例の記念撮影



12時23分 下山始まる。

けっこう勾配がきつくて、ここは慎重に歩かなければ滑落の危険あり



誰も遭わなくなったし、トレースも薄くなった



あとから、2名の男性が降りてきた。

その歩く音が聞こえて、ここまで来るのを待っていた。

ようやく目が合い、声をかける。

「トレースもほとんど見えなくなったのですが、この道で間違いないですよね?」

「夏も歩いているから大丈夫ですよ。」

と、心強いお言葉が返ってきた。


が、それもつかの間だった


ちょっと登り返しを始めた。

目印のリボンがあったことと、当然登り返しを予測していた。

が、右下の先に小屋らしき建物が見えた。

それを二人連れに尋ねると、「あそこに間違いないです」という。

その言葉を疑わずに一度上がった勾配を、今度は力いっぱい下った。

そして、その小屋の前に来た。

そしてわかったのは、六地蔵という場所だった。

お地蔵さんが安置された小屋だ。

私が予め調べた資料によると、六地蔵まで来ると、ゴンドラの駅よりも低いところに来ている

ということは、これ以上下ってはダメだ。

私の経験上、道に迷ったら上に上がる。

2人にそのことを伝え従っていただいた。

そしてここから私が先導する。


時々、その上に小屋が見えると一人が言う。

あれは木が倒れているだけ。

ちょっと道に迷うと、人工物がよほどありがたく思うのか、

倒木が小屋に見えたりする。

2月の事だったが、

人のトレースがあると言われ、良く見ると、鹿の足跡だったり、

スキーの跡が見えると言われ、確認すると、木の枝から雪が落ちた痕跡だったりする。


何故かそのように錯覚が見えるようだ。

私にはまだそこまで見えない。

まだ気持ちにゆとりがあったのだろう。


歩いたことのない道だから、今後は感で歩くっきゃない。

蟻地獄から這い上がるように残雪の土手を駆け上がる。

10歩歩くと息が切れ休む。

ずいぶんあがったところで、20mほど上に木の切り株が見えた。

何度も見上げて確認した。

間違いなくチェンソーで切った切株だ。


そして、その上の土手には明るい光が差し込む。

どうやらそこを目指せば何かあるとにらんだ。

切株を過ぎ、その上の明るいところまで上がった。


そこには木で作ったベンチがあった。

そして、ゲレンデのリフトが動く音が聞こえ始めた。

これで、音の方向に行けば間違いないことがわかった。


このお二人には申し訳ないが、登山の経験が少ない方だったんだろう。

最終的には私の感についてきてもらうことになったが、それが良かった。



14時39分 ようやくゴンドラ駅に到着した。

最後にもう一度、白根山を振り返る。



また思い出の1ページができた。


2014年5月3日日光白根山総集編


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