間ノ岳・北岳・・・前編より続く
5時20分山荘を出発
5時43分 雷鳥と出会う
6時51分間ノ岳山頂到着
山頂でお決まりのポーズ
天気が悪く景色のかけらも見えないので、そそくさと来た道を戻る。
山荘に戻ってきたのは、8時4分
デポしていたザックを背負い、北岳へと向かう8時27分
気温は10℃を差していてとても寒い。
さて、北岳山荘から北岳登頂までの約1時間の中での出来事である。
看板には転落注意と書かれている。
急勾配のハシゴがある場所で、60歳を超えていると思われる男性2人が、ハシゴを降りてきた。
ハシゴを降りてもまだ2mほどの急勾配がある。
そこでハプニングが起きた。
後ろ(上)を歩いていた男性が足を踏み外したのか転倒する。
前(下)を歩いていた男性が、上の男性に押されるようにして転げる。
転げる先の方向は細い登山道を挟んで絶壁だ。
ちょうどそこに出くわした私はあわててその男性の服を摑まえる。
何とか停まってくれた。
男性に「大丈夫ですか?」と声をかけた。
返事が返ってきた。
それからすぐに上の男性を助ける。
頭を下にして仰向けに倒れていた。
股間に直径30センチ大の石ころを抱えていて動けないという。
まずその石ころを退けてあげ抱き上げる。
同じく「大丈夫ですか?」と尋ねると、大丈夫だという。
何とか歩けそうなので、その場を去った。
下にいた男性は歯が欠けたと見せていた。
八本歯のコルからはずいぶん放れている・・・ってシャレにもならない!!
転げた男性はショックだったのだろう。声も出なかった。
おそらく体力の過信とかがあったのだろう。
私もそうだ。その頃は歩いて2日目だ。
足が揚がっているようであがってないのだ。
下りでも躓いて転ぶことがある。
大事故になりかねない。
この光景を見てとても他人ごとには思えなかった。
2日間で農鳥縦走など私には無理な話だ。
実施しなくてよかった。
次回は3日間用意して三山を縦走しよう。
9時48分北岳山頂到着
相変わらず、まったく展望がない。
今回は間ノ岳と北岳を登ったというだけに他ならない。
次回訪れるための下見ということにしておくっきゃない。
2012年8月15日北岳登山22a
時刻の読みが甘い私、
ここで下山した場合の広河原到着時刻を計算する。
バス出発時刻の14時ギリギリだな。
それを逃すと次は16時40分。
そのバスでも良いのだが、何だか急ぎたい気分にかられる。
白根御池小屋に到着したのは12時17分
ここから広河原まで、急げば間に合う。
のんびりだと絶対に遅れる。
いずれにしても昼食を取る時間がない。
でも空腹感を補いたい。小屋の売店でパンを買う。
歩きながら食べるつもりだった。
が、とても歩きながら食えるものではないとわかった。
途中で2~3分だけ足を止めパンをかじった。
広河原に到着したのは、バス出発の7分前だった。
せめて喉を潤すのにインフォメーションセンターで冷たいお茶の飲料を買いバスに乗り込む。
バスに乗ってお茶を飲み干し、ささやかだが寝ることもできちゃった。
5時20分山荘を出発
5時43分 雷鳥と出会う
6時51分間ノ岳山頂到着
山頂でお決まりのポーズ
天気が悪く景色のかけらも見えないので、そそくさと来た道を戻る。
山荘に戻ってきたのは、8時4分
デポしていたザックを背負い、北岳へと向かう8時27分
気温は10℃を差していてとても寒い。
さて、北岳山荘から北岳登頂までの約1時間の中での出来事である。
看板には転落注意と書かれている。
急勾配のハシゴがある場所で、60歳を超えていると思われる男性2人が、ハシゴを降りてきた。
ハシゴを降りてもまだ2mほどの急勾配がある。
そこでハプニングが起きた。
後ろ(上)を歩いていた男性が足を踏み外したのか転倒する。
前(下)を歩いていた男性が、上の男性に押されるようにして転げる。
転げる先の方向は細い登山道を挟んで絶壁だ。
ちょうどそこに出くわした私はあわててその男性の服を摑まえる。
何とか停まってくれた。
男性に「大丈夫ですか?」と声をかけた。
返事が返ってきた。
それからすぐに上の男性を助ける。
頭を下にして仰向けに倒れていた。
股間に直径30センチ大の石ころを抱えていて動けないという。
まずその石ころを退けてあげ抱き上げる。
同じく「大丈夫ですか?」と尋ねると、大丈夫だという。
何とか歩けそうなので、その場を去った。
下にいた男性は歯が欠けたと見せていた。
八本歯のコルからはずいぶん放れている・・・ってシャレにもならない!!
転げた男性はショックだったのだろう。声も出なかった。
おそらく体力の過信とかがあったのだろう。
私もそうだ。その頃は歩いて2日目だ。
足が揚がっているようであがってないのだ。
下りでも躓いて転ぶことがある。
大事故になりかねない。
この光景を見てとても他人ごとには思えなかった。
2日間で農鳥縦走など私には無理な話だ。
実施しなくてよかった。
次回は3日間用意して三山を縦走しよう。
9時48分北岳山頂到着
相変わらず、まったく展望がない。
今回は間ノ岳と北岳を登ったというだけに他ならない。
次回訪れるための下見ということにしておくっきゃない。
2012年8月15日北岳登山22a
時刻の読みが甘い私、
ここで下山した場合の広河原到着時刻を計算する。
バス出発時刻の14時ギリギリだな。
それを逃すと次は16時40分。
そのバスでも良いのだが、何だか急ぎたい気分にかられる。
白根御池小屋に到着したのは12時17分
ここから広河原まで、急げば間に合う。
のんびりだと絶対に遅れる。
いずれにしても昼食を取る時間がない。
でも空腹感を補いたい。小屋の売店でパンを買う。
歩きながら食べるつもりだった。
が、とても歩きながら食えるものではないとわかった。
途中で2~3分だけ足を止めパンをかじった。
広河原に到着したのは、バス出発の7分前だった。
せめて喉を潤すのにインフォメーションセンターで冷たいお茶の飲料を買いバスに乗り込む。
バスに乗ってお茶を飲み干し、ささやかだが寝ることもできちゃった。