間ノ岳・北岳・・・前編より続く
5時20分山荘を出発
5時43分 雷鳥と出会う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/1b/e97378b5f44cfb50bac963e3f1e6f0a6.jpg?random=87868d1f2d61be70cf9bff66a9d09bff)
6時51分間ノ岳山頂到着![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9e/647f1ffa68113d86d8275f67ec4af03a.jpg?random=5e25d1fec211987bcf6e637264df97ac)
山頂でお決まりのポーズ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f8/4cbca54002a20b34cfe1e6eba4585e64.jpg?random=24eee3e8f9fbbc3b229b416c9fa8b3d2)
天気が悪く景色のかけらも見えないので、そそくさと来た道を戻る。
山荘に戻ってきたのは、8時4分
デポしていたザックを背負い、北岳へと向かう8時27分
気温は10℃を差していてとても寒い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d5/48851acaa573593be0c08defd2ea29d7.jpg?random=c1b3b59a384a999a9fcffb2a067d7bc6)
さて、北岳山荘から北岳登頂までの約1時間の中での出来事である。
看板には転落注意と書かれている。
急勾配のハシゴがある場所で、60歳を超えていると思われる男性2人が、ハシゴを降りてきた。
ハシゴを降りてもまだ2mほどの急勾配がある。
そこでハプニングが起きた。
後ろ(上)を歩いていた男性が足を踏み外したのか転倒する。
前(下)を歩いていた男性が、上の男性に押されるようにして転げる。
転げる先の方向は細い登山道を挟んで絶壁だ。
ちょうどそこに出くわした私はあわててその男性の服を摑まえる。
何とか停まってくれた。
男性に「大丈夫ですか?」と声をかけた。
返事が返ってきた。
それからすぐに上の男性を助ける。
頭を下にして仰向けに倒れていた。
股間に直径30センチ大の石ころを抱えていて動けないという。
まずその石ころを退けてあげ抱き上げる。
同じく「大丈夫ですか?」と尋ねると、大丈夫だという。
何とか歩けそうなので、その場を去った。
下にいた男性は歯が欠けたと見せていた。
八本歯のコルからはずいぶん放れている・・・ってシャレにもならない!!
転げた男性はショックだったのだろう。声も出なかった。
おそらく体力の過信とかがあったのだろう。
私もそうだ。その頃は歩いて2日目だ。
足が揚がっているようであがってないのだ。
下りでも躓いて転ぶことがある。
大事故になりかねない。
この光景を見てとても他人ごとには思えなかった。
2日間で農鳥縦走など私には無理な話だ。
実施しなくてよかった。
次回は3日間用意して三山を縦走しよう。
9時48分北岳山頂到着
相変わらず、まったく展望がない。
今回は間ノ岳と北岳を登ったというだけに他ならない。
次回訪れるための下見ということにしておくっきゃない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/44/1fff946cb79f4c18a9503eac72e2f44b.jpg?random=427652e716d59b64eee0855581c1326a)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f3/1e9454f247a238d39885ab1646b236a3.jpg?random=55faee50a7e066d54404b07d3d30e550)
2012年8月15日北岳登山22a
時刻の読みが甘い私、
ここで下山した場合の広河原到着時刻を計算する。
バス出発時刻の14時ギリギリだな。
それを逃すと次は16時40分。
そのバスでも良いのだが、何だか急ぎたい気分にかられる。
白根御池小屋に到着したのは12時17分
ここから広河原まで、急げば間に合う。
のんびりだと絶対に遅れる。
いずれにしても昼食を取る時間がない。
でも空腹感を補いたい。小屋の売店でパンを買う。
歩きながら食べるつもりだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/5e/39719344385b5d989db62431075c5d35.jpg?random=18146b60f1065eb5c337ca84f34a0236)
が、とても歩きながら食えるものではないとわかった。
途中で2~3分だけ足を止めパンをかじった。
広河原に到着したのは、バス出発の7分前だった。
せめて喉を潤すのにインフォメーションセンターで冷たいお茶の飲料を買いバスに乗り込む。
バスに乗ってお茶を飲み干し、ささやかだが寝ることもできちゃった。
5時20分山荘を出発
5時43分 雷鳥と出会う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/1b/e97378b5f44cfb50bac963e3f1e6f0a6.jpg?random=87868d1f2d61be70cf9bff66a9d09bff)
6時51分間ノ岳山頂到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9e/647f1ffa68113d86d8275f67ec4af03a.jpg?random=5e25d1fec211987bcf6e637264df97ac)
山頂でお決まりのポーズ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f8/4cbca54002a20b34cfe1e6eba4585e64.jpg?random=24eee3e8f9fbbc3b229b416c9fa8b3d2)
天気が悪く景色のかけらも見えないので、そそくさと来た道を戻る。
山荘に戻ってきたのは、8時4分
デポしていたザックを背負い、北岳へと向かう8時27分
気温は10℃を差していてとても寒い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d5/48851acaa573593be0c08defd2ea29d7.jpg?random=c1b3b59a384a999a9fcffb2a067d7bc6)
さて、北岳山荘から北岳登頂までの約1時間の中での出来事である。
看板には転落注意と書かれている。
急勾配のハシゴがある場所で、60歳を超えていると思われる男性2人が、ハシゴを降りてきた。
ハシゴを降りてもまだ2mほどの急勾配がある。
そこでハプニングが起きた。
後ろ(上)を歩いていた男性が足を踏み外したのか転倒する。
前(下)を歩いていた男性が、上の男性に押されるようにして転げる。
転げる先の方向は細い登山道を挟んで絶壁だ。
ちょうどそこに出くわした私はあわててその男性の服を摑まえる。
何とか停まってくれた。
男性に「大丈夫ですか?」と声をかけた。
返事が返ってきた。
それからすぐに上の男性を助ける。
頭を下にして仰向けに倒れていた。
股間に直径30センチ大の石ころを抱えていて動けないという。
まずその石ころを退けてあげ抱き上げる。
同じく「大丈夫ですか?」と尋ねると、大丈夫だという。
何とか歩けそうなので、その場を去った。
下にいた男性は歯が欠けたと見せていた。
八本歯のコルからはずいぶん放れている・・・ってシャレにもならない!!
転げた男性はショックだったのだろう。声も出なかった。
おそらく体力の過信とかがあったのだろう。
私もそうだ。その頃は歩いて2日目だ。
足が揚がっているようであがってないのだ。
下りでも躓いて転ぶことがある。
大事故になりかねない。
この光景を見てとても他人ごとには思えなかった。
2日間で農鳥縦走など私には無理な話だ。
実施しなくてよかった。
次回は3日間用意して三山を縦走しよう。
9時48分北岳山頂到着
相変わらず、まったく展望がない。
今回は間ノ岳と北岳を登ったというだけに他ならない。
次回訪れるための下見ということにしておくっきゃない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/44/1fff946cb79f4c18a9503eac72e2f44b.jpg?random=427652e716d59b64eee0855581c1326a)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f3/1e9454f247a238d39885ab1646b236a3.jpg?random=55faee50a7e066d54404b07d3d30e550)
2012年8月15日北岳登山22a
時刻の読みが甘い私、
ここで下山した場合の広河原到着時刻を計算する。
バス出発時刻の14時ギリギリだな。
それを逃すと次は16時40分。
そのバスでも良いのだが、何だか急ぎたい気分にかられる。
白根御池小屋に到着したのは12時17分
ここから広河原まで、急げば間に合う。
のんびりだと絶対に遅れる。
いずれにしても昼食を取る時間がない。
でも空腹感を補いたい。小屋の売店でパンを買う。
歩きながら食べるつもりだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/5e/39719344385b5d989db62431075c5d35.jpg?random=18146b60f1065eb5c337ca84f34a0236)
が、とても歩きながら食えるものではないとわかった。
途中で2~3分だけ足を止めパンをかじった。
広河原に到着したのは、バス出発の7分前だった。
せめて喉を潤すのにインフォメーションセンターで冷たいお茶の飲料を買いバスに乗り込む。
バスに乗ってお茶を飲み干し、ささやかだが寝ることもできちゃった。