炎に魅せられて

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糸魚川の権現岳偵察登山でがっかりしてきた

2015年09月18日 21時54分47秒 | 登山・ハイキング
9月14日月曜日、

天気予報によると、この日より3日間は晴れるという予報だった。

何とかこの日のうちに権現岳を登りたいと思うが、

今ひとつはっきりしない天気で気が向かない。

8時半頃になってようやく家を出発して、

コンビニで軽く食料を調達して登山口に向かう。

登山口をスタートしたのは、9時半を過ぎていた。

今回の登山は、石板の点検が目的だった。

7キロある御影石の板に、権現岳山頂 標高1104m 新潟mixi山岳会という文字を彫刻したものを、

昨年5月25日に、仲間2名にお願いして、交代しながらやっとの思いで担ぎ上げたものだ。

これを山頂に置く気になったのは、

山頂にろくな看板がなかったことで、

他の登山者が登った写真などをネットで検索しても、

色が褪せた看板をバックに記念撮影しているものばかり。

そこで、この石板を置けば、この権現岳の名前が彫られていて、これと一緒に撮影してくれるものと確信していた。

案の定、その後に登られた方の写真を検索してみると、

石板と一緒に盗られた写真がチラホラでてくる。

これで、石板の健康状態もチェックできるというわけだ。


しかし、昨年9月を最後に、その石板は見られなくなった。

だいたい、この山に登る人も少ないし、

インターネットに掲載する人もごくわずかに限られる。

まぁいいか、置いたはずの場所のあたりを写された写真が見られないので、気長に待とう。

と、今日(こんにち)まで待ってみたが、

やはり石板が登場しない。


ということで、偵察のために登ることにした。

1年4ヶ月ぶりである。



昨年のブログ石板担ぎ上げ登山・・・権現岳



天狗屋敷の名物である大木はすっかり枯れている。

倒れるのも時間の問題。

寂しいなぁ。

 


9月中旬だが、場所によってナナカマドが色づき始めている。

紅葉が早いかな?



白山権現前から柵口、田麦平集落(県道沿い)



山頂についたが・・・

やはり石板がない。顔面蒼白・・・


しかし落ち着いて探そう。

あれだけ思いものを、まさか背負って下山する人もなかろう。

気に入らない人が投げたとしても、そう遠くに飛ばせまい。



まず、東側の斜面の緩い藪の中に入ってみた。

5メートルほど先に光ったものが見えた。

近づいてみると、石板だった。



見つかって安心するが、

何故このようなことを?

と考えると、やはり悲しい。



昼食を取りながら、いろいろ考えた。

この山に登ってきた人が、この看板を見て投げようとする気持ちを察知してみる。

この山に詳しくない人とか、ほかの土地から訪れた人なら、

気に入らないなどとは思わないだろう。

どちらかというと、縄張り意識が強い人。

心の小さい人なんだろう。


そういうことを考えると、

おそらく地元の人であり、

この山の管理に携わっている人かも知れない。


そんな人が新潟mixi山岳会等と書いた看板を見たら、

いい気持ちはしないだろう。

だから投げ捨てていいはずがない。


相手の気持ちを察知すると、


勝手なことしやがってという気持ちなんだろう。


w田下、担ぎ上げる前に、一応こんなことがあっても困らないようにと、

市役所には断って担ぎ上げたのだ。


ただ、市役所としては、事故で管理するようにということであり、

何があっても一切の責任は負わないということで受け止めている。


一応石板を基の位置に戻した。


そして、それを背景に記念撮影


でも、げざんして、すぐに同じことをされたら・・・

今度は、反対側のきつい斜面に投げられたら、かなり遠くまで飛ばされてしまい、

探すのは困難だろう。


それよりも、もう一度対策を立てて、今年中にもう一度登ればいい。

その時に堂々と表面に出しておこう。

と、今回は、藪の中に隠して帰ってきた。



考えてみたら、

この登り慣れている山ではあるが、

この9月に登るのは久々である。9月の権現岳登山として前回に登ったのは2003年9月27日だった。

実に12年ぶり。感慨深い。

おかげで発見することもあった。


この山でサルナシと初対面。




食べごろの山ぶどうもあった。




あぁ、懐かしくて美味しかった。



この山に登ってない月は、

12月、1月、2月、3月、6月、7月くらいかな?

これらの月に登れば、この年になってまた新たな発見があるかも知れないな。


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