ほっとやましろ情報局

石川県加賀市「山代温泉」のHOTな 旬な温泉地情報をお届けいたします。

猛暑の中の八朔祭

2010年08月27日 | Weblog

石川県でも連日猛暑が続いていますが、早もう9月。暦の上では秋ですね

息も苦しくなるような猛暑の中、今年も「八朔祭」が行なわれました。朝の7時から夜の9時迄、獅子舞が山代の街なかを練り歩き、五穀豊穣を願います。

大きい獅子は迫力満点。

勢いのある大人の獅子や、

かわいい!?子供の獅子も舞います。

 三味線や横笛の演奏に合わせて舞う獅子を見ていると、ふとタイムスリップしたような感覚に・・・。

江戸時代、さらに以前から続くと言われる八朔祭。五穀豊穣を願い神に感謝するこの祭は全国各地で行なわれていますが、ここ山代でも途切れることなく行なわれていることはとても貴重で素敵なことだと思いました

 

ちなみに「八朔」の意味とは・・・

旧暦8月1日(朔日)の事で、 「田の実りをお供えする」と言う意味と、「稲穂の豊穣を祈願する」という二つの意味合いがあります。旧暦の8月頃になると早稲の穂が豊かに実るので、農民の間にはその初穂を恩人に送ったり、公家や武士の間でも、「田の実」を「頼み」にかけて日頃お世話になっている(頼み合っている)人に、感謝をこめて贈り物をする風習があったとと言われています。果物の「ハッサク」は、8月1日ごろに食べられるようになったため、この名が付いたそうです