わが家は令和5年と6年の2年続けて喪中だったので、夫婦とも第一線を退職したこともあり、年賀状送付リストの大幅リストラをおこないました。この2年間、喪中はがきはもちろんお出ししましたしが、何十年もお会いしておらずしかも一筆もない形式的なに年賀状をやり取りする相手は、バッサリと切ったり寒中見舞としてお返事を出さなかったりなど、失礼なこともいたしいました。なので2年ぶりの今年の年賀状は、ボクの思惑通り大幅に精選されました。
そんな状況下なのですが、郵便料金の値上げということもあって、今年の年賀状や昨年いただいた喪中はがきには、「年賀状終い」の文字が記されているものがとても多くありました。まぁそういう時代なんでしょうね。ボクの交友関係の年齢層も関係しているのかもしれません。文化が時代とともに変遷するって歴史上では当たり前の現象ですから、それもありなんだろうな…と思っています。
だけど、「この人は『年賀状終い』ね…」とチェックして整理するのも、面倒くさいのは事実です。「年賀状終いをした貴方に間違って出しちゃいました」なんてケースも、来年以降はありそうな感じです。ちょっと心配だな。
「お年玉付き年賀はがき」という日本文化も、きっとあと数年で終焉を迎えるでしょうね。「昔は『年賀状を出す』っていうお正月の慣わしがあってなぁ…」「はがきにくじが付いていて当たりが出ると嬉しかったものだ…」なんていう時代が、きっと近いうちに来るのでしょう。
昨日の新聞に「お年玉付き年賀はがき」の当たり番号が掲載されていましたので、さっそくわが家に来た年賀状の番号をチェックして、郵便局で当選ハガキと景品を交換してきました
枚数が大幅に減ったわが家の年賀状ですが、3等の切手シートが3枚当たりました。これはこれでなんか嬉しいですよね。「年賀状もいいもんじゃね?」なんて思ってしまいました(笑)。まぁ年に1回の年賀状だけで近況を知ることができる昔の友人もいますからね。ボクとしては「(負担にならない程度に)細く長く続けていきたいな…」という気持ちでいます。