ボクの「謎の発熱」から3日が経ちました。おかげさまで熱は下がり、インフルエンザやコロナの抗体検査も陰性で、日常生活は支障なく過ごしています。ただ、お医者さんからは解熱剤の他に3種類の薬を処方をしていただきました(解熱剤は結局飲みませんでした)。
1種類目は「葛根湯」という漢方薬で、これは「風邪のひき始めに効く薬」です。これは2日分処方されましたので、既に飲み終えました。2種類目と3種類目は、痰の切れを良くする薬と咳を鎮める薬です。これらは5日分を処方していただいたので、まだ飲み続けています。
これらの薬は食後服用でとても良く効くのですが、時間が経って次の食事を食べる頃になると効果が切れてきます。特に食事時間の近くになると、咳が止まらなくなることがあるんですよ。これが厄介なんです。
なんたって「インフルエンザが大流行中」のこのご時世ですから、人たがたくさん集まる場所での咳ははばかられます。なので薬の効果が切れる前に、できれば次の薬を飲みたいわけなんですよ。ところがですね。この咳と痰の薬は、飲むと途端に眠くなります。いわゆる「自動車の運転などをしないでください」系の薬です。こんな田舎で暮らしていますと、車の運転をしないで生活するのはとても不便なんですが、まぁしょうががありません。仕事は既に退職していますしね。家でのんびりすることも可能な生活です。
なのでここ数日間は外出を必要最小限にとどめ(「入船亭扇辰の独演会」には行ったけど)、できるだけ家で本を読んだりTVを見たりして過ごすようにしてきました。幸い先週末はアルバイトも休みだったし、「たまにはこんな風にのんびり生活するのもいいなぁ…」って感じです。
ですけどね。TVを見ながら本を読みながら、薬の副作用の睡魔に勝てずウトウトしちゃうんですよ。録画したTVドラマを見るのに途中で寝ちゃって、同じドラマの同じ場面を何度も再生するハメになったり。本を読みながら寝ちゃって、床に本を落としてその音にびっくりして目が覚めることが何度もあったり。そんなことの繰り返しです。
そんな自分の姿を客観的に見つめながら、「晩年の父がこうだったよなぁ…」なんて思い出してしまいました。あ〜あ。歳をとったってことですかね、嫌だ、嫌だ。いや、これは風邪薬の副作用だ。決して老化現象ではないぞ!って、っ自分に言い聞かせたりもしています。