長岡の「まちなかキャンパス」で行われた「まちなか大学」の5回連続講座、「自然人類学へのいざない〜人骨が語る人類史」の受講を終了しました。ボクの今年度の連続講座の受講は、5月の「こころ、ととのえてみなせんか?」に次いで2回目でした。今回の講師は新潟医療福祉大学の奈良貴史先生です。
今回の講座は、「人骨が語る人類史」という」副題がついており、毎回必ず人骨の骨格標本が登場し、講師の奈良先生がわかりやすく面白い解説をしてくださいました。5回の内容はこんな感じです。
●第1回「人類誕生の謎に迫る」:ヒトはなぜ直立二足歩行をするようになったのか?
●第2回「どうしてヒトは難産なのか」:その秘密は骨盤の発達にあった!
●第3回「ネアンデルタールの消滅と現生人類の拡散」:ボクが高校時代に習ったことは嘘だったのか?!
●第4回「日本列島の人類史」:縄文人と弥生人は骨格が違う?ボクはどっち?
●第5回「長岡藩牧野家の貴族的形質」:牧野のお殿様の顔が復元された!
まぁこんな内容の連続講座でした。ボクはこの分野は門外漢ながら、5回の講座を興味深く楽しく受講することができました。なんか「骨格から人類の進化を推理する」って面白いですね。奈良先生のお話の中には「まだこの説が正しいとは限りません」という内容も少なからずあったけど、実に興味深かったです。ちなみにボクは、骨格的には縄文人ではなく弥生人でした。(笑)
講義の様子は撮影禁止ですが、講義が始まる前に「撮影してもいいですよ」という許可が出たので、頭蓋骨モデルを撮影させてもらいました。
ちなみに、上の写真は「ネアンデルタール」の頭蓋骨モデル(ホンモノではない)です。ボクも頭蓋骨を見て「ネアンデルタール」と「クロマニヨン」の区別ができるようになりましたよ。エヘン。
5回の講座を皆勤で受講しましたので、修了証をいただきました。こういうのは嬉しいですよね。ありがとうございました。ちなみにボクは、今年中にもう1つ5回連続講座を受講予定です。これがまた面白そうな内容なんですよね。またブログの記事で紹介したいと思います。