図書館から「シルバー川柳~ああ夫婦編~」の番が回ってきたの連絡を受けましたので、借りてきて早速読みました。「シルバー川柳」とか「サラリーマン川柳」とか、川柳って面白いですよね。ユーモアたっぷり、皮肉たっぷり、自虐たっぷり、そして愛情たっぷり。読んでいると思わず「クスリ」と笑ってしまう場面が多々ありました。
「五七五」のわずか17文字でよくもまぁこんな奥深い世界を表現できるものだと、本当に感心してしまいます。しかも本に掲載されているすべての川柳が、素人の皆さん(しかも60歳以上の高齢者)による投稿ですからね。中には100歳以上の方の作品もあって、「すごいなぁ…」と感心しました。
ちょこっとだけ、ボクのツボにはまった川柳を紹介しますね。
● 歯を入れて 眉を描いて 顔になる
● 八十路だが もう恋なんて したいよね
● 死因には なったことない 物忘れ
● 「おじょうさん」 言われて振り向く ババと孫
● まだこんな いやらしい夢 見れるとは
● 止めるのも 面倒くさくて まだ夫婦
● 老夫婦 コロナ前から 黙食です
● 化粧した 妻を名前で 呼んでみる
わっはっは。思わず共感してしまう自分が怖いです(笑)。「60代なんてまだまだはな垂れ小僧だ」と再認識し、十分自覚いたしました。