街のいたるところで彼岸花(ヒガンバナ)が咲いているのを見かける季節になりました。わが家の庭にもヒガンバナが咲いているところが2か所であり、てとてもキレイです。ほんの数本なんですけどね。
ですがさらにキレイなのは、やっぱりヒガンバナの群生です。わが家から車で5分程のところにある雪国植物園で「ヒガンバナが見頃だよ」という話を聞きましたので、保育園から帰ってきた5歳の孫を連れて(帰園から夕食前までわが家で過ごしています)、ジジとババはヒガンバナ見学に出かけました。
まずは、画像で「雪国植物園のヒガンバナの群生」をご堪能ください。ホントに見事でしたよ。
やっぱり「同一種の花の群生」ってキレイですよね。しかもヒガンバナは「葉っぱのない独特の形状」と「鮮やかな赤色」の特徴が強烈な魅力を演出しています。「天国ってこんな感じかね?」などと言いながら、あたり一面に広がるヒガンバナの群生を堪能しました。
はい。ヒガンバナをバックに、ババ(女房)と孫とで記念撮影です。キレイだったねぇ。
「ヒガンバナ」と言えば、今から15〜16年ほど前に見た映画を思い出します。大林宣彦監督の「22才の別れ」。題名はもちろんこの映画に使われている音楽も、ボクら世代にとってはフォークの名曲として慣れ親しんだ、伊勢正三(かぐや姫・風)の大ヒット曲「22才の別れ」です。
この映画の中では、幻想的なヒガンバナの群生の映像が独特の世界を醸し出していたことを思い出しました。映画のストーリーは忘れちゃいましたけどね。フォーク小僧だったボクが高校・大学時代によくギターを弾きながら歌っていた「22才の別れ」を、孫と一緒に雪国植物園に咲くヒガンバナを見ながら口ずさんでいました。
孫にとってもヒガンバナの印象は強烈だったようで、翌日のお絵描きの題材となりましたとさ。めでたし、めでたし。