昨日に引き続いてタケノコの様子を見に竹林の方に足を向けたら、なんとタラの芽が顔をのぞかせていました。
おぉ!ちょうど採り頃ですね。ちょっと高い位置なので脚立を持っていって無事にゲット。
これはちょっと開きすぎたかな?もっと早く気づくべきだした。あっと言う間に春が来ましたからね。迂闊でした。
タラの芽はウコギ科のタラノキの新芽の事で、この新芽の部分を山菜として食用とします。ほのかな苦みや、もっちりした食感が春を伝える食材として人気があり、「山菜の王様」とも言われています。まぁボク的にはフキノトウやウドのように香りが強い山菜の方が好きなので、「王様ってほどじゃないよな」って思うのですが、うちの女房なんかは「やっぱりタラの芽が一番ね」などと言っています。やっぱり個人の嗜好、好みの問題でしょうね。
山に自生しているタラの木の多くは白っぽく、幹や枝の表面に鋭い棘が沢山あり、男だら(オダラ)と呼ばれています。それに対して棘のない黄緑色の綺麗な肌をした女だら(メダラ)もあり、一見して違いが分かります。今日のこのブログの写真で言うと、1枚目の立派なヤツは「女だら」で、2枚目のちょっと開いちゃったヤツが「男だら」です。
竹林の周りをグルッと回って、今日は7~8本のタラの芽を収穫しました。天ぷらになって夕食の食卓に上がったのですが、写真を撮り忘れてしまい、既にボクの胃袋の中で消化されてしまいました。悪しからず。