写真散歩

カメラを持って気ままに散歩

夏の特別遠征企画第2弾・・・②

2019年08月27日 | 京都
急に秋めいてきて、随分と過ごしやすくなりましたね。
暑がりなので大助かりです♪

さて、前回の崖観音からの続きです。
ふと灯台を見たくなったので、まだ行ったことのない灯台を目指すことにしました。
ナビを設定してゴーです。(ほぼ一直線なのでナビを設定するほどでもなかったですが(笑))
30分ぐらいで目的の灯台に到着です。
そんなに広くないけれど、ちゃんと駐車場もあって助かりました。
崖観音の時にはドヨンとした曇り空だったのに、ここは青空が広がってます。
う~ どうせなら洋風のカッコイイ風景だったら良かったのに、思いっきり漁港の雰囲気ですね(笑)
今回来た所は野島崎灯台になります。
知識も何もなかったのですが、この灯台は今年で150周年になるんですって
それにこの灯台、200円を払えば登れるそうです。
さっそく登ってみましょ~ 灯台に登るのなんて初めてだ!!
灯台の入口から狭い螺旋階段を登っていきます。
かっこつけて撮ろうと思ったけど失敗した銘板(笑)
階段は77段あって、その後は鉄製の急な階段になります。
良かった。ひっかからずにまだ余裕でくぐれた♪
この灯台の高さは地上から頂部まで29m、水面から灯火までが38mあるんだそうです。
ガスってるせいか、見通しは効かなかったけれど、それでも海風が気持ちいいです。
これは西側を見たところ
これは来た方向の北側を見たところ
右下にある神社は、びっくりしたのですが「厳島神社」です。
とは言っても広島の厳島神社とのかかわりはないみたい。
地元では野島辨財天として親しまれてるそうです。
そしてこれが南側~ 太平洋の海原が広がってます。
なぜか東側は撮り忘れてました(笑)基本、西側と同じような風景です。
見ると遊歩道があるようなので行ってみることにします。
肝心の灯台の説明をするのを忘れてました。
この野島崎灯台は、慶応2年にアメリカ等4か国との間で結ばれた 「江戸条約」によって建設を約束された八つの灯台の一つで
明治2年12月18日に完成し初点灯され、日本の洋式灯台としては、観音崎灯台に次いで2番目のものなんだそうです。
関東大震災の時に、地上6メートルで折損、倒壊してしまい。 現在の鉄筋コンクリートの灯台は、その時の復旧工事によったものです。 
その後、電化され現在730,000カンデラの光りを放ち、光達距離は17海里(約31km)もあるんですって
全く知りませんでした・・・
灯台を降りて海に向かって遊歩道を歩きます。
遊歩道の傍らにはハマナデシコや
ミヤコグサがチラホラと咲いてました♪

端まで来てびっくり
ここが房総半島の最南端だったのね・・・
考えてみたら南下してきたのだから、当然と言えば当然かもしれませんが・・・
大きな岩の上に不自然にベンチが・・・
よくある「恋人達の聖地」とかってやつでしょうか?
やだやだ・・・と思いながら登ってみたら
そんなことはなくて、ただのベンチでした(笑)
ここでは朝日と夕日が見えるんだそうです。
う~ん真昼間に来てしまった私はどうすればいいのだろう・・・
その岩から振り返って灯台を望みます。
考えてみたら、地元で過ごした倍以上の年月を他の土地で過ごしてしまっているけれど、また来年帰って来たときに、地元の行ったことのない場所に行ってみるのも楽しいかも・・・
そう思った遠征第2弾でした。
おわり