みよしブログ

沖釣り大物集団舳会主宰、タハラッチのブログ。
舳会サイトはhttp://miyoshi344.sakura.ne.jp

再びオオゴマシジミを求めて14.8.13~

2014-08-17 17:16:16 | 蝶採集

お盆休みに入ってしまいますが、お天気は何とか持ちそうな気がします。
ということで高速道路の深夜割引の時間帯にあわせて出発。新潟県へと向かいました。

14081410 今回のターゲットは表題のオオゴマシジミのほか、高山チョウのベニヒカゲも。欲張り企画なのです。

14081311 昔はたくさん採れたという某山に登りました。陽射しは燦々。気温も高くなってきましたので、ベニヒカゲの飛翔の条件は整ってきました。
でもまったく飛びません。ヒョウモンの仲間やセセリチョウ、キアゲハがせわしなく舞ってくるだけ。そういえば肝心な食草がまったく見当たりません。昔の栄光を追い求めるのは無駄なのかもしれません。

次の目的地へと移動。ますます暑くなってきます。
ここは展望がよく、手軽なハイキングコースとなっていますので家族連れが目につきます。
14081333 登山道の両側には山の花々が咲いていて、ヒョウモンの仲間、ヒオドシ、クジャクチョウ、アカタテハ、キアゲハが舞い、アサギマダラが優雅に滑空してその姿を誇示しています。

14081322 でも肝心なベニヒカゲはいません。今でも好ポイントとして知られているのですが・・・。
14081344 きっと時期尚早なのでしょう。じっくり粘りましたが結局1頭も見ることすらかないません。あきらめて下山しました。

翌日は県境を超えて福島へ。ベニヒカゲはあきらめオオゴマシジミに照準を合わせます。
ところが新潟と違ってこちらは夕べ雨が降ったようで、沢筋の水量がかなり増えています。単独行ですから十分に気を付けながらポイントを目指します。

ここは数日前に訪れて、わずか1頭ながらも採集したところですから確実性があるはず。でも飛んでいないのです。
曇りとはいえ、先日よりはるかに空模様は良好。気持ちに焦りが出始めてきたころ、ようやく1頭が飛び出てくれて無事にネットイン。ほっとさせられました。
14081411 続いて2頭目がすぐ目の前の葉に止まりました。すかさずシャッターを切り、おもむろにネットを手にした瞬間、彼は飛び立ったのです。
逃してなるものか、逸った気持ちが災いのもと。雨で濡れていた足元が滑ってしまいました。
でチョウは逃がすは、竿は折るはの大トラブル。怪我をしなかったのが不幸中の幸いです。

気を取り直して竿を取り替えに行く途中、折れた竿でからんでいる2頭をゲット。慌てることはありませんね。

それからは次々と飛び出してきて、短時間の間に9頭を採集。もう1頭でツ抜けですから頑張ったのですが、ここでぱったり途絶えてしまいました。
早めの弁当を食べて飛翔を待ちましたがまったく飛んできません。あきらめて下山すると、途中の食草密生地で何とかもう1頭を追加。ツ抜けを果たして麓の温泉に浸ることにしました。

ここでまたまたトラブル発生。電波は来ているはずなのにWIFIがつながりません。メールもネットもダメ。ガラ携とラジオの気象情報だけが頼りとなってしまいました。

さて3日目。きれいな朝焼けが広がっています。ということは午前中くらいは何とか持つかもしれません。あきらめきれないベニヒカゲを求めて、少し高い山へと向かいました。

14081511 途中、イチモンジチョウが飛んでいたり、オオゴマシジミの食草帯があったりましたが目もくれず、ひたすら頂上直下のベニヒカゲの生息地を目指します。
ところが天候の変化は思ったより早く、次第にガスが昇ってきました。頂上直下の岩峰帯に辿り着いたころにはポツリポツリと降り出してきました。
あきらめて下山にかかると大粒の雨。あっという間にどしゃ降りに変わってきて、レインギアをまとう間もなくずぶ濡れ。それでも体温の低下を防ぐため、上着だけを着て下ります。

若いころはスイスイ下りられたはずの山道ですが、思うような足の運びができません。無理をして転んで怪我でもしたらつまらないことになります。
ゆっくり着実に一歩ずつ歩を進めますから、らちがあきません。それでもしばらく下るとガスも晴れ、なんと青空が広がって暑い陽射しが降り注いできました。

山の天気なんてこんな時もあります。雨具を脱ぎ弁当を食べて一休み。再び下りにかかるとまたまたガスってきました。
でも雨は降ってきません。そんな時、登りで無視したオオゴマシジミの食草帯に差し掛かりました。

しばらく木々を凝視していると、オオゴマシジミが飛んできたではありませんか。慌ててザックを放り出し、ネットをセットして構えます。やがて2頭目が現れで難なくネットイン。雨が上がったので、隠れていた葉陰から飛び出してきたのでしょう。狙いが当たったのでうれしさがこみ上げてきました。

14081522_2 その後数頭が飛来し、そのうちの何頭かを採集。ヒメシジミもたくさん飛んでいました。
着ていた服はぐっしょりと濡れたままでしたが、そんなことはお構いなしで車へと戻り、冷たい流水麺で腹ごしらえをしてほっと一息つきました。

濡れた身体を温泉で温め、いざ帰途にと思って交通情報をチェックすると、関越道の上りは30kmの大渋滞とのこと。仮眠して午前2時に起き、我が家に向けて走り出すとそんな渋滞はみじんもありません。
お盆休みをほんの少しだけずらして走れば、渋滞を避けることができます。
そういえばもう十数年も前のお盆休みのこと、大間のクロマグロを狙って東北道を往復した時も、同じように渋滞を完ぺきに避けたことがありましたよ。


オオゴマシジミ14.8.9

2014-08-09 20:44:33 | 蝶採集
台風の接近の恐れの中、福島県から新潟県へとやってきました。予報に反して雨はポツッと降ったか降らなかったくらい。またまた当たりませんね。でも陽射しがなくて寒い感じ。お目当てのオオゴマシジミはたった一頭しか採れませんでしたが、出て来て良かったですね。明日はまた、オオゴマシジミを狙います。

2日目の朝は明るい曇り。晴れてくれると嬉しいのですがそううまくはいきませんね。
結局お昼前には土砂降り。
それでもターゲットのオオゴマシジミは今日もまた、1頭を追加することができました。
不本意な結果ですがこのお天気ですから、2日間とも型を見ることができただけで良しとしましょう。


クモマベニヒカゲを求めて14.7.30

2014-07-30 06:33:38 | 蝶採集

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先だっては1頭しかお目にかかれなかったクモマベニヒカゲを求めて、山へやってきました。
といっても初日はもう一つのターゲット、オオイチモンジの探索です。ただいま麓に到着。これから登ります。

びっくりしました。
目指したポイントはいずれも堰堤工事で河原は砂漠状態になっていて、木も生えていません。
これではチョウなんかすめませんし、発生することも難しいでしょう。
チョウの保護なんて絵空事にしかすぎませんね。
ということで本日は完全に不発。

とはいえ、目指すターゲットは別として、いろいろなチョウは乱舞していました。

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明日はいいチョウが採れるかなあ。

二日目の今日もいい天気です。
オオイチモンジのポイントをいくつか探索しましたがいずれも不発。諦めてクモマベニヒカゲを狙うことにして、初めてのポイントへ行ってみました。
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なんとこれが大当たり。この斜面に次から次へと飛来してくるのです。
一見なだらかに見えますが、足元は大きな岩がごろごろしてその上に草木が茂っています。とても走り回れるような状況ではなく、一歩一歩動くほかはありません。
ですからたくさんのクモマベニヒカゲが飛来したにもかかわらず、わずかな数しか採れません。写真なんてもってのほか。撮ろうと試みたのですが、いずれも逃げられてしまいました。

でも嘆くことはありません。ここにはタカネキマダラセセリまで飛んできて、前回よりも1頭だけですが多く採れてしまいました。
大成功です。

下山して温泉に入っていたら土砂降りの豪雨。
沢沿いの駐車場ですからこのまま降り続けてしまったら、また避難警報が発令されたりしたら、すぐに逃げなければと気を揉んでいます。

寝る前にトイレへ行こうと思って外に出てびっくり。
先ほどまでの豪雨はすっかりおさまり、満天の星空。
それにしてもさすが山ですね。
半袖Tシャツと短パンじゃ寒いですね。
明日もきっといい天気になることでしょう。

14080111 今日はタハラッチがまだ登ったことのなかった山へ行ってきました。ここは県条例で採集禁止。でも おかげさまでクモマベニヒカゲの写真はなんとか撮れました。
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明日は土曜日で山も混雑するはずです。
早めに帰ろうかと思っています。

案の定、目覚めると登山者用の駐車場は満車。出入口にはバリケードが施されていて、ガードマンが常駐しています。昨日までにはなかった光景ですが、たしか昨年のこのシーズンも同様だったと思います。
帰りがけ、昨日の山の登山口まで足を延ばしていましたが、かなり広範囲な道路上のスペースを含めて数10台の車が駐車していて、中にはマイクロバスまで止まっていました。早々と下山することにして大成功。途中、中央高速の談合坂を頭に大渋滞している下り線を見やりながら、小仏トンネルもスイスイ通過して帰宅できました。


綺麗なチョウ14.7.23

2014-07-23 20:14:07 | 蝶採集

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また山にきています。爽やかでいいですね。なんて言った途端に雨が降ってきました。
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でも今日はクモマベニヒカゲというじつに美しい高山チョウ採ってしまったのです。
感激。たぶんとても貴重なチョウだと思います。
そしてこのほか、写真は撮っておりませんが、タカネキマダラせせりという、これまた素晴らしいけれどとても小さな高山チョウも採りました。
専門家ですと不満が残るくらいわずかな数ですが、タハラッチは大満足でした。

明日、雨だったら帰りますが、晴れたら別の高山チョウを追いかけるつもりです。Image

2日目はやはり雨。温泉に浸り、途中の山を軽くチェックしながら下界に降りると、真夏の日差し。エアコンをかけながら東京へと車を走らせました。

 


山へ向かいます14.7.12

2014-07-12 06:21:17 | 蝶採集
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八ヶ岳を見ながらひと休み。夕べは会報を書いたり送ったりして、遅くなって出発。眠かったので休みながら奥飛騨へ向かいます。

一年ぶりに穂高の雄姿を眺めることができました。
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晴れていましたが風は強くて冷たい感じ。そのせいなのか、狙ったチョウは一頭も採れません。それどころか目撃すらできません。明日に期待します。

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ここの登山センターはすごいですね。新築間もないと見えて木の香が漂っていて、なんとウォシュレットなのです。今日も一日気分良く過ごせますね。

雨が降ってきましたので残念ですが帰ります。
次はいつになるやら、、、。