みよしブログ

沖釣り大物集団舳会主宰、タハラッチのブログ。
舳会サイトはhttp://miyoshi344.sakura.ne.jp

外道のホラアナゴのかば焼き16.12.24

2016-12-24 07:30:04 | 釣魚料理

夕べは、一昨日のキンメ釣りの外道をかば焼きでいただきました。
取り込み後や、さばき前の魚体の写真はすっかり忘れていました。
ベニアコウの仕掛けを這わせたときに食ってくるのとは少し種類が違う感じ。
太めで寸詰まりでした。

ほらっ、アナゴだ!っていうのでこの名がついたかどうかは不明ですが、今まではエサ用に持ち帰っていただけ。さばきながら、これなら食べられそうだと思っていましたが、本命のベニアコウがあるときはこんな外道には目もくれません。
魚がないときの苦肉の策。必要は発明の何とか・・・ですね。

アナゴやウナギと同じように、目打ちを打って背開き。内臓と骨を取り除き、頭を落とした後、ていねいに内臓を覆っていた膜を剝ぎ取ります。
マアナゴやウナギでも、この手順をおろそかにすると臭みが残ってとても食べられるもんじゃありません。

骨を煮込んでだしを取り、酒としょうゆ、塩を加えて煮ました。煮アナゴですね。
煮汁を別の鍋に移し、砂糖と味醂を加えて煮詰めます。これがツメ。串を打った煮アナゴをツメに浸し、直火で焼き上げたらかば焼きです。

煮アナゴ状態のときはやわらかでしたが、焼き上げたら皮目が少し固い感じ。マアナゴより骨っぽさが残っていましたが、焼き目が香ばしくて、美味しくいただきました。
まさに捨てたもんじゃないですね。


食べきれなかった煮ホラアナゴ。
刻んで卵でとじ、アナ玉丼でいただきました。
かば焼きよりやわらかでしたが、小骨はかえって気になりました。
二日間で5尾を食べ尽しましたが、これで当分は却下することになるでしょう。
ゲテモノ食いシリーズの年内分は終了です。