質の低い睡眠の深刻な問題

　皆様こんにちは、総合診療医からの健康アドバイスの時間です、台風16号は猛烈な勢力へ発達し、八重山諸島、特に与那国島へ直撃のかたちになりました、去年の台風21号で国内記録の第二位でしたか、最大瞬間風速81m/sを経験したばかりで、もしかするとその上を行くのではとの声も聞かれます、早め早めの対策を取って下さい、では本題へ今回も睡眠に関してです

 

　浅く貧弱な睡眠では、記憶や学習機能の低下、感情コントロールの悪化、運動や作業効率の低下、免疫力の低下などを起こします。

　日中の眠気による注意力や判断力の低下でヒューマンエラーが増え、職場や家庭、交通機関などにおける事故やトラブルのリスクを増やします。

　また、睡眠不足は意欲の低下や抑うつ状態を引き起こし、社会的活動も低下させます。

　五時間以下や十時間以上の睡眠時間の人は七～八時間の人と比べ死亡率が高いといわれています。

 

良質の睡眠のための推奨策をお示しします。

・夕方や早朝に規則正しい運動をする

・夕食後には、仮眠、カフェイン、大量のアルコールを摂らない

・就寝前には、激しい運動やテレビ観賞、熱いお風呂、ネットサーフィンは避ける

・自分にあった寝具を使う(快眠用枕なども使用するとよい)

・静かで暗く、適度な室温、湿度の寝室環境を保つ

・睡眠導入剤は使用しない(低用量のメラトニンはよい)

 

 

秋の空ですね

 

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