誤解の多い病院の言葉の続き

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。しかし最近は気温の乱高下がひどいですね。昨日の東京近郊はほぼ20℃まで気温が上昇し、一気に春を感じていましたが、今日は一転、10℃前後だそうです。体調管理が大変ですね。風邪などひかないように気をつけて下さい。では本題へ。

 

 

 

　今回は、イレウス、潰瘍、腎不全についての誤解例をご紹介します。

 

 

 

Q３.　「イレウス」についての誤解

 

1.        過去に腹部手術を受けたことがある人にはおこらない 2.        腸内容物の通過が過度に亢進した状態 3.        腸の壁にできる小さな袋状の突出した部分

 

Q４.　「潰瘍」についての誤解

 

1.        良性であることを意味しているのでがんの心配はない 2.        十二指腸潰瘍はがんに変化することがある 3.        胃潰瘍の場合はそのほとんどが自然に治る

 

Q５.　「腎不全」についての誤解

 

1.        無症状で痛みをともなわないので特に治療は不要である 2.        糖尿病や高血圧が原因となることはなく慢性腎炎によっておこる 3.        アルコール長期多飲によりおこり黄疸（皮膚などが黄色くなる）を生じる

 

 

昨日に引き続き、名護です。

 

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