食事療法で摂取カロリーを抑え、運動療法で消費カロリーを増やすことが基本になる。
食事療法の基本としては、間食をしない、高カロリー食、高脂肪・高糖質は避ける、が挙げられる。
栄養士と相談しながら行うとうまくいくことが多い。
行動療法といって、毎食のカロリー概算値を加算して1日カロリーの制限値を守る方法が最も確実だ。
運動療法は高血圧の対策と同じですが、日常的に活動的な生活をすることが大事。
段階的目標を設定して、それを達成したときに報酬を設定するのも効果的だ。
ただし、あまり高すぎる目標を設定しないこと、報酬は食べ物ではなく、洋服などの買い物、旅行などにするとよい。
減量のサポートグループに入ったり、講習会を受けたり、ウェブサイトを利用するなどして、同じ経験・苦労を共有することも、目標達成の力にもなる。
病的肥満の場合に、これらの生活習慣療法では不十分なとき、米国などでは外科治療や内視鏡治療が行われることもあった。
胃や上部消化管のバイパス手術に加えて、胃内に一定期間球状のバルーンを入れておくなどの方法だ。
しかし、最近では、GLP1薬の効果が目覚ましく、糖尿病の合併がる病的肥満ではこれを導入することで、減量に成功することが多い。
沖縄本島南部、与那原町の風景です。
病気にならない生活の極意
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2020年に発刊された前著の「病気にならない食事の極意」に続いて、「生活の極意」をわかりやすく解説します。自然とのつながり方(森林療法)、運動の仕方、よりよい睡眠、脳を鍛える方法、タバコやお酒とのつきあい方、社会生活・環境に至るまで、健康に生きるための極意が満載です!
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病気の予防には生活習慣が大事ですが、その中でもとりわけ重要なのが食事です。 その食事について、最新のエビデンス(科学的な根拠)に基づいた内容を、誰もが日常生活で簡単に取り入れ、実践できるかたちでまとめたのが、この本です。
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(アマゾン・読者レビューより)この本は一般の人が読んでもわかりやすい本です、栄養面や運動方法が具体的にわかりやすく書いてます、この本を読めば健康で長生きですばらしい人生を謳歌できるとおもいます、私が今まで読んだ本のなかでは一番の名著です、必読です。続編も期待します。
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