総合診療医からの健康アドバイス

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アメリカの新しい高血圧ガイドライン

2024-05-28 10:41:12 | 医療情報
 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 
 今日も沖縄は梅雨空。予想最高気温は29度です。台風1号はフィリピンの東の海上をゆっくりと北上し、明日にも大東島に接近する予想です。ここ南城市でも、風が強くなってきました。まずは、早めの備えが必要ですね。しかし、夜遅くのロケット発射は困りますね。昼間でも困りますが、夜には家でくつろいでいる人も多いですから。平和が一番です。では、本題へ。

 

 2017年末にアメリカ心臓協会などの高血圧の診断や治療の関連学会が高血圧の新しいガイドラインを発表した。

 

 新しいガイドラインは世界中に衝撃をもたらした。

 

 というのも、それまでの高血圧の基準を数10年ぶりに変えたからだ。

 

 従来の基準では、最高血圧140以上または最低血圧90以上が高血圧症であった。

 

 新しいガイドラインでは、最高血圧130以上または最低血圧80以上を高血圧として治療を勧めている。

 

 治療では、まず生活習慣の改善が勧められていますが、それでも血圧が下がらない人や、脳や心臓の血管の病気リスクのもともと高い人には、血圧を下げる薬を内服することを勧めている。

 

 アメリカのガイドラインでの血圧の基準の変更によって、これまで高血圧症ではなかった多くの人々が突然に高血圧症になる、可能性が出てきた。

 

 さて、アメリカのこの新しいガイドラインを採用するとどうなるのか?

 

 そのアメリカでは、これによって約7千万人が高血圧症となる。

 

 もし日本でもこの基準をそのまま導入すると、約2千万人の人々が新たに高血圧症と診断されると試算されている 。

 

 そして中国では、なんと2億6千7百万人もの人々が高血圧症となる可能性が出てくるのだ。

 

 

 

 沖縄本島中部、うるま市周辺の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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