アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ヤマハ 海外仕様楽器カタログ

2007-11-28 11:05:22 | 楽器
最近はインターネットで国外のヤマハの楽器カタログを見ています。

以前から気がついていましたが、ヨーロッパ向けの高音金管楽器はラッカーの楽器がほとんどで、銀メッキの楽器は少ないようです。(イギリスむけコルネットは銀メッキが王道のようですが)

ヨーロッパ向けヤマハのカタログ上ではトランペット、コルネット、フュリューゲルホルンのほとんどラッカーのモデルです。銀メッキのモデルはごく少数です。

ヨーロッパは国ごとにカタログのモデルがちょっとづつ違うので見ていると面白いです。

トランペットのC管は日本ではない2番台、4番台の楽器があったり。コルネット、アルトホルン、テナーホルンはロータリー式がひょっとしてあるのでは?と思っていましたが、残念ながらありませんでした。

オーストリア仕様のトランペット、フリューゲルホルン、フレンチホルンにはウィーンモデルがあります。

トランペットのウィーンモデルはロータリー式、第一抜き差し管がマウスパイプと平行に付いているもの。(普通は直角についています。)

フリューゲルホルンのウィーンモデルはロータリー式で第三抜き差しにトリガーの付いていないタイプで6番台す。(逆に4番台の普通のロータリー式フリューゲルホルンは第三抜き差しにトリガーが付いています。)

フレンチホルンのウィーンモデルは6番台でF管のシングルホルン。ウィーンナベンテルと言うロータリー式ではないバルブを使っています。

結構面白いので、みなさんも覗いて見るといいと思います。もし気に入ったら国内でも取り寄せで購入できるはずです。


コメント (2)
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