アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ちょつと残念!

2008-11-12 17:08:30 | 音楽
今日、分かった事ですが“復刻版!戦前日本の名行進曲集”は現在、発売されていることが分かったのです。

どうも最近、復刻版!戦前日本の名行進曲集を復活したようです。

ちょつと残念!でも安い値段で落札したからまあいいか!

オークションで落札したCDはまだ来ていませんが、もうすぐ来るはずです。
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復刻版!戦前日本の名行進曲集 陸軍軍楽隊篇

2008-11-11 15:21:06 | 音楽
オークションでCDを落札しました。

復刻版!戦前日本の名行進曲集1 陸軍軍楽隊篇です。このCDの発売は1995年です。

実はこの発売の時、私はこのCD復刻版!戦前日本の名行進曲集1~3を注文したのですが、すでに完売状態、私が手に出来たのは復刻版!戦前日本の名行進曲集3(秘蔵名盤篇)だけでした。ちなみに、復刻版!戦前日本の名行進曲集2は海軍軍楽隊篇です。

私が今回、落札することが出来たCDはなんと新品のようです。(発売から13年経っているのに!!)

復刻版!戦前日本の名行進曲集1は帝国陸軍軍楽隊の演奏によるもので、どうも、陸軍戸山学校軍楽隊による演奏のようです。

今の陸上自衛隊の楽器編成はアメリカ式になっていますが、当時の帝国陸軍軍楽隊の楽器編成はフランス式なのでCDからでてくる音が今から興味深いです。(アメリカ式では編成にないE♭クラリネット、ソプラノサックス、コルネット、フリューゲルホルン、アルトホルン、バリトン、E♭チューバ等が入っている。)

CDはまだ手元に来ていないので、来るのが楽しみです。
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抜刀隊 2

2008-11-07 10:28:11 | 音楽
ちなみに、抜刀隊の歌詞(作詞外山正一)の1番を書いてみると。

吾は官軍我が敵は   天地容れざる朝敵ぞ
敵に大将たる者は   古今無双の英雄で
来れに従ふつわものは 共にひょうかん決死の士
鬼神に恥じぬ勇あるも 天の許さぬ反逆を
起せし者は昔より   栄えしためし有らざるぞ
敵の亡ぶるそれ迄は  進めや進め諸共に
玉散る剣抜きつれて  死する覚悟で進むべし

西南戦争は明治10年におこり、『抜刀隊』の初演は鹿鳴館で明治18年なので演奏を聞いた人達は記憶にまだ西南戦争の生々しさが残っていたことでしょう。

西南戦争は西郷軍3万人と官軍(帝国陸軍)6万人の戦争で結果的には官軍が勝ちましたが、田原坂の戦いは迫仲していて激戦であったそうで、今でも戦いに使われた銃弾などが見つかるそうです。

帝国陸軍の観兵式分裂行進曲と正式に制定されたのは明治35年です。
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抜刀隊 1

2008-11-05 11:24:28 | 音楽
先月、見に行った陸海軍軍楽隊(平均年齢83歳の旧陸海軍合同軍楽隊です。)の演奏会場で2枚のCDを買いました。

「歴史的日本陸軍軍歌集」と「歴史的日本海軍軍歌集」です。それぞれ陸上自衛隊と海上自衛隊の音楽隊が演奏したものです。歌詞があるものは歌が入っています。(ほとんどの曲は歌が入っています。)

「歴史的日本陸軍軍歌集」の1曲目は『抜刀隊』です。これは陸軍の『観兵式分裂行進曲』と言う曲で陸軍軍楽隊指導者のシャルル・ルルーが作曲、明治18年7月鹿鳴館で初演されました。

鹿鳴館は当時、上流階級の社交場でイメージ的にはオーケストラが演奏していた感じがしますが、実際はほとんど陸軍軍楽隊と海軍軍楽隊が演奏していたようです。

『抜刀隊』は明治10年日本最後の内戦「西南戦争」の西郷軍抜刀隊(日本刀を使った切り込み隊)に対抗するため、政府軍は士族の中から選んで抜刀隊を組織したのですが、西郷軍抜刀隊に圧倒されてしまいました。

政府軍は今度は警視庁派遣の巡査から選抜した抜刀隊を作り西郷軍抜刀隊と互角の戦い繰り広げたのでした。

この官軍『抜刀隊』の奮戦を讃えた歌で、文学者外山正一の詩にシャルル・ルルーが曲をつけた物です。
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