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信じられない事実ですが、1910年から1950年ごろまでアメリカでは、放射性物質を「万能薬」としていたことをご存知でしょうか。
Radiation Devicesと呼ばれる、放射性物質である「ラジウム」を水に含ませる機器を使い、健康飲料として飲んだり、ラジウム風呂を作ったり、果てには性機能を増強させる薬として、陰嚢に塗るなどもされていました。
それは「放射性物質」がアピールポイントとして販売されていたようですが、もちろんそれが健康に良いわけがなく、様々な健康被害をもたらしていたようです。
例えばラジウムドリンクを1400瓶飲んだと思われる男性は、激しい痛みが体全体から起き歯は全て抜け、顎を全て取り除かなければならなくなり、最終的に亡くなりました。当時は放射性物質への知識が乏しかったため起きた事故なのでしょう。
ラジウムは骨髄に残留し白血病を引き起こす、有名な科学者の「キュリー夫人」一家を死に追いやった危険な物質。彼女の家のドアノブでは、いまだ残留した放射能が測定されるそうです。(medicalbillingschool.org)
誤った情報による誤った行動。風評被害、福島地方の子どもへのいじめやチェルノブイリに匹敵するレベル7の解釈など、今になってもその本質は全く変わっていません。誤った行動と未来の人間に言われないように、正しい行動を取らなければなりません。
思い出されるのは「あるある大事典」で納豆を取り上げたらば納豆が売り切れ、納豆の効果が余り無いことがわかったら途端に買わなくなり、多めに仕入れた在庫があまるという事態。それでも私は食べ続けていますが。最近ようやく久が原のサミットに納豆が入り出し、夜まで在庫が残るようになりました。