野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

胡蝶侘助 岩城郷土館の椿

2020-02-05 00:05:00 | 植彩絵日記
岩城郷土館は昔
島本陣として使われたお屋敷
茶室もあり落ち着いた空間なので
私のお気に入りの場所です

中庭の中央には
椿の木『胡蝶侘助(コチョウワビスケ)』
があります
極小のピンクと白の霜降りで
品の良い花は茶花として使われます

若山牧水が上京の途中に立ち寄った
ゆかりの場所でもあり
本棚には牧水関連の本や全集
中川一政の絵が表紙の冊子『創作』など
手にとって読めます

彼の歌に向き合う姿勢や
心構えに感動して
毎日通い文章を写し書きしました

牧水は歌人ですが
『歌』を他の言葉に置き換えれば
すべての人に共通する
考え方だと思います


 岩城に来て

 牧水に出会い

 自分を取り戻した