岩城郷土館は昔
島本陣として使われたお屋敷
茶室もあり落ち着いた空間なので
私のお気に入りの場所です
中庭の中央には
椿の木『胡蝶侘助(コチョウワビスケ)』
があります
極小のピンクと白の霜降りで
品の良い花は茶花として使われます
若山牧水が上京の途中に立ち寄った
ゆかりの場所でもあり
本棚には牧水関連の本や全集
中川一政の絵が表紙の冊子『創作』など
手にとって読めます
彼の歌に向き合う姿勢や
心構えに感動して
毎日通い文章を写し書きしました
牧水は歌人ですが
『歌』を他の言葉に置き換えれば
すべての人に共通する
考え方だと思います
岩城に来て
牧水に出会い
自分を取り戻した