ドクゼリ 里山の鉄則

皮膚科に行ってきました

近くの湿地に生えているドクゼリに

うっかり触ってしまったからです

描こうと採取するときは

毒草ということで緊張していたのですが

知り合いがドクゼリを見に来たので

半袖のまま飛び出して

案内したり根を見せたり

しっかり触っていました

翌日かゆいので見ると

両腕のヒジから手首にかけて

赤いボツボツが

カブレてしまいました

トリカブト・ドクゼリ・ドクウツギは

日本三大有毒植物です

ドクゼリは湿地に生え

セリに似ています

春先には間違えて

中毒を起こす事があるようです

毒は

全草（花・茎・葉・根）にあり

特に根は要注意です

見分けは根の断面

竹の子のような節状になっています

人間にとっては毒草ですが

昆虫には害はなく

蜜や花粉を集めています

野山での鉄則は

長袖・長ズボン・軍手着用です

今回はしっかりカブレてしまい

恥ずかしいやら

かゆいやら

鉄則を改めて肝に銘じました

トウモロコシ 天敵との戦い

トウモロコシの

一番の天敵はアワノメイガです

特に悪いのは

体長５ミリ～２センチほどの

イモ虫状の幼虫

実を食い荒らします

雄穂（てっぺんの穂のこと）の

花粉の匂いに誘われて

夜卵を産みにきます

花粉が出始めた時が

農薬散布のタイミング

卵を産みつけられるのを防ぎます

農薬散布以外の対策は

受粉に必要な雄穂以外は取り除くこと

10本に1本くらいの割合で残し

あとは切ってしまう

花粉が終わればすべて取り除きます

農作業を始めた頃は

訳もわからずに無農薬がいいと

思い込んでいましたが

今は低農薬に改めました

清里の美味しいトウモロコシを

知り合いに送りますが

「俺は虫が嫌いだから

　薬をバンバンかけてくれ

　虫はいない方がいいよ」

と

こういう方もいらっしゃいます！

トウモロコシの収穫のタイミングは

実（雌穂）の先の毛が

茶色くなったときです

ソロソロいいかな？

畑に行くと

あ！

やられた！！！

タヌキに食い荒らされていました

電気の柵をかけていたものの

夕べはうっかり門を閉じておくのを

忘れてしまったのです

タヌキは

少しかじっては

次のトウモロコシをかじる

1本丸々食べるのならやってもいいけど

食い散らかすのは許せません

しかも収穫寸前の一番美味しいものを

何本もかじる

タヌキ封じも一苦労です

今年のデキはどうかな

送った先のうれしそうな

モロコシにかぶりついている顔を

思い描きながら収穫します

ヒオウギ 長年の課題

気になっていても

直ぐには飛びつけない

モデルの花を部屋に持ち込み

さあ始めようと机に向かっても

取りあえず

机の上を片付けまして

鉛筆を削りまして

パネルの準備を整えても

まだ・・・しまして

そのうち他の用事を作って

その場をやり過ごそうとする

練り上げるのではなく

練り上がるのを待つ

と言えば聞こえはいいけど

気分がのらないまま

時間だけが過ぎていく

本当に我ながら情けない

庭に咲いたヒオウギ

久しぶりにジックリと観察

アヤメ科アヤメ属の多年草

原産は日本・朝鮮半島・中国・インド

この花との出会いは25年前

仕事場の焼却炉の脇に咲いていた

鮮やかな色から外来種かと

日本原産だとは知らず

一日花との出会いはそれっきり

10年前に裏山で見つけ再会

晩秋に種を手に入れ庭に植えました

種から花が咲くまでは３～４年かかる

花の咲く夏に留守だった事もあり

描くチャンスを逸していました

相手との呼吸が一致しないと

ピタッといかないのは

人間関係とも似ています

25年目にしてやっと

この花と付き合えるなと

思えるようになりました

気になっていた長年の課題から

開放されそうな糸口が見つかり

ホッとしています

FM八ヶ岳 スマホで視聴できます！

FＭ八ヶ岳の番組に

ゲストとして出演しました

放送局　　ＦM八ヶ岳

放送日　　8月15日・16日

放送時間　11時～11時15分

番組名　　アートカフェ

8月15日放送でしたが

この番組は当日の放送視聴の他

FＭ八ヶ岳のホームページの

アーカイブで視聴できます。

8月１日・８日・15日の3回分

を視聴いただけます。

お時間ありましたら覗いて見て下さい！

よろしくお願いします！

ヤングコーン 副産物

「ヤングコーンって

　トウモロコシなのｫ～！

　知らなかった」

こんな声を耳にします

トウモロコシは

一本の茎に一個の実をつけて育てます

２番目３番目を付けたままにしておくと

一番目の身が太らず

甘味も薄くなってしまうので間引きます

それがこのヤングコーン

副産物なのです

ヤングコーンの間引くタイミングは

雌花の毛が外に出てきたら大丈夫

間引く実を持って横に倒し

ねじって取り除く

本筋の茎を傷めないように注意します

単純にゆでてサラダもいいけど

夏野菜をたっぷり使った

『夏やさいのグリル』も美味しいです

作り方はいたって簡単

《材料》

ナス　

ズッキーニ

ヤングコーン

イタリアントマト

　（その他好みの野菜）

ピザ用チーズ

塩コショウ

オリーブ油

《作り方》

野菜を８ミリくらいの輪切りにして

器に入れピザ用チーズも加えて

ざっくり混ぜる

塩コショウを軽く入れ

オリーブ油を好みの量かける

温めておいたオーブンに入れ

２２０度で１５分焼く

うっすら焦げ目がついたら出来上がり

器ではなく

ピザ生地に乗せて焼いても上手い！

夏野菜をタップリ食べて

暑い夏を乗り切ります！