野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

シバ(乾燥野沢菜) フリーズドライ製法

2021-01-30 00:00:00 | 絵日記
乾燥野沢菜のことを
この辺りでは『シバ』と呼ぶ

戻し方にコツが・・・

カラカラに乾燥したものをゆがく
葉の部分が取れないように注意

しんなりしたら
水でさっと洗い冷ます

1.5~2センチに切る

1回分くらいを丸めて
きつく水気を絞る

容器にのせて
外に置き凍らせる
外気温が-5℃以下になるといい

一晩置いて凍ったら出来上がり

味噌汁やお粥に入れる
油揚げと一緒に煮付ける
炒め御飯に入れてもよしだ

寒冷地ならではの
天然のフリーズドライ製法
冷凍庫で凍らせたものとは
味が違う

近頃では
地球の裏側の物でも
即日手に入る

良いのか
悪いのか
便利なのか
どうなのか・・・?

一晩かけて凍らせた菜っ葉
日向の匂いのするお
これは中々手に入らない
とニヤニヤしながら
粥をすする

幸せなひと時








カボチャ 南瓜のほうとう

2021-01-25 00:00:00 | 植彩絵日記
山梨県の郷土料理と言えば『ほうとう』
栄養バランスに優れた料理だ

太めの麺(ほうとう)は
小麦粉や芋類からのデンプン質 

タップリの野菜からはビタミン類

味付けの味噌や油揚げ
肉でタンパク質を摂る

一説には
武田信玄の戦国時代の
野戦食だったとも言われている

だから作り方も至って簡単

鍋に水と季節の野菜
 長ネギ・干しシイタケ・ジャガイモ
 白菜・ニンジン・里芋・キノコ類
 大根・ゴボウなどあるもの何でもいい
肉類 油揚げなどタンパク質も入れ
柔らかくなったら

麺(ほうとう)を入れて煮る
打ち粉は落とさず
そのまま入れるのが甲州流

とろみで焦げやすいので
弱火でかき混ぜながら煮る

麺に火が通ったら
味噌で味付け
熱々を食べる

寒い時期には
体の芯から温まる

打ち粉も入れるのでとろみも付く
翌日のベドベドになったのが好き
と言う人もいる

私は
カボチャを入れて
カボチャの形がなくなるまで煮て
麺が黄色くなったのが好み

冬至や
雪が降るときには
温かいものを食べる

昔からの知恵って
凄いなぁ







岩城の柑橘 レモンのエックス切り

2021-01-20 00:00:00 | 絵日記
愛媛県岩城島の玲子さんから頂いた

信州生まれで同じ高校の出身
同郷のよしみで
一気に仲良くなった



岩城島は青いレモンの島で有名だ

レモンといえば
カットレモンを絞る時
薄皮が運悪く表面にあると
絞り汁が思わぬ方向に飛び散って
白いブラウスに付いた!
なんていうことは
何度も経験した
だから
レモンを絞る時は
もう片方の手で覆い
汚さないように注意していた

図書館で野菜の本を見ていたら
レモンの『エックス切り』・・・?
読んでみると

ナイフの入れ方の
角度を変えるだけで
薄皮を回避出来る
(画面の左下に解説あり)

早速試してみると
果汁はしっかり絞れて
汁も飛び散らない

フランスでは
このエックス切りが主流とか
生牡蠣にはレモンだもの 
妙に納得

私は気に入ってやっているけど
残念ながら
エックス切りには
なかなか
お目にかからない







愛知のギンナン 銀杏のアヒージョ

2021-01-15 00:00:00 | 絵日記
愛知県愛西市の平野敦子さんから
頂いた銀杏

銀杏は
茶碗蒸しや
ガンモドキに入れたり
ヒジキと一緒に煮付ける
同封の手紙に
【銀杏のアヒージョ】も美味しいと・・・
早速
作り方を教えて頂いた

【アヒージョ】とは
オリーブオイルとニンニクで
具材を煮た
スペインの小皿料理のこと
具材を変えて
オリーブオイルの味を楽しむ



《材料》

オリーブオイル  器の1/3くらい
  オリーブオイルはタップリ 
  器は耐熱であれば何でも

ニンニク     1~2かけ
  みじん切り
 
銀杏       20~30個
  殻を取る 
  薄皮はそのまま(後で取れる)
  
しめじ      1パック
  房をばらす
  


《作り方》

①器にオリーブオイルとニンニクを入れ
 火にかけ香りを立たせる

②その中にギンナンとシメジを入れ
 弱火~中火で煮る

③ギンナンが透明になったら
 塩コショウで味を整え出来上がり

④器のまま食卓へ

器の中のオリーブオイルを
パンに付けて食べる
このオイルが美味しいのだ

パンは焼きたてなら一層美味

オイルの残りは炒め物などに使う

キノコはシメジの他
エリンギやマッシュルームなら
スペインの雰囲気が出そう

ご飯のおかずとはいかないけど
パンやワインとはバッチリ

お試し下さい











冬のブロッコリー 主役のレシピ

2021-01-10 00:00:00 | 絵日記
昨年
年も押し迫った12月31日
もう出荷しないから 
立派なブロッコリーを
沢山いただいた
(産地を聞くのは忘れてしまった)


我が家の畑では
土埃が舞い上がり
一部のみ
秋に植え付けた
玉ネギとニンニクが
黒いマルチの下で眠っている

この時期
青々した野菜は嬉しい
ましてやこの大きさ

早速
茹でてみる

夏の物より
アクが少なく
ゆで時間も短くていい

マヨネーズを付けて
定番だけど
これだけ沢山を?

サラダや
シチューの彩りには勿論
炒め物
玉子と和えるのもいいけど

ブロッコリーが主役の
食べ方は?・・・と
ネットなどで調べたが
今いちピンと来ない

そう言えば
最近青物野菜(ホウレンソウ)のカレーにハマっているのを思い出した
今度
ブロッコリーのカレーに
挑戦してみようかな?


どなたか
お薦めのレシピがあったら
教えて下さい
よろしくお願いします!