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「バトルハンター」 ①  自主制作映画って?

2010-06-18 23:18:14 | 自主制作映画
自主制作映画紹介第一弾、「バトルハンター」です。(1992年・8mmフィルム作品)

「バトルハンター」紹介の前に

“自主制作映画”って何やねん? っとお思いの方のためにざっと説明します。
                  
簡単に言うと“商業映画ではない映画”
アマチュアに限らず、セミプロ、プロの映画関係者なんかも
個人的な趣味で撮ってる人もおるから一概にアマチュア映画とも言えない。

15年くらい前からは“インディーズムービー”とか言われだして
『インディーズムービーコンテスト』が
各地で数多く開催されたりしてかなり盛り上がっていましたが
最近はコンテストも少なくなり
全体的にちょっとトーンダウンしてるのかな・・・

商業映画はスポンサーがお金を出して
監督やらスタッフ、出演者にギャラを支払って作られ
そして映画館で上映されたりDVDやビデオとして発売されたり
レンタルされたりして興行収入が目的なのに対して
自主制作映画は全くの個人の趣味の世界。

サークルや文化祭とかで作った映画も自主制作映画やし
仲間と“遊び感覚”で撮られた映画もあれば
いずれは“プロの監督”や“プロの役者になるぜ!”
“自主映画はそのためのステップだぜ!”っと気合の入りまくった本格的な映画もあるし、
自主制作映画ながら劇場で公開されたり
販売やレンタル目的の映画もあるしほんま幅広い世界なのです。

基本的に自主映画はギャラは発生せず、
映画が好きな“同志”が集まって
お互いの信頼関係の上で“無償の協力”で作られています。
自分の周りで仲間がいない時や、新しい仲間との出会いを求める場合は
昔は“Lマガジン”や“ぴあ”などの情報雑誌で役者やスタッフの募集をしたものですが
ネット時代になってからはネットでの募集がほとんどでしょうねー。

制作資金は“その映画を一番作りたい奴が出す!”っていうのが
俺的には自主映画の一番理想やと思うねんけど
自主映画制作団体などの中には会費という形で
制作資金を集めて撮っているところも多いです。

映画の撮影場所に関しては
昔は(80年代)撮影したい場所で勝手に無許可で撮影する“ゲリラ撮影”がほとんどでしたが
15年くらい前からはプロの映画のように公共の場所を使う場合などは
道路使用許可や建造物の使用許可を警察などに
申請して撮影する団体が増えているようです。

俺が高校生の頃は(1983年~1985年)は自主制作映画の主流は8mmフィルムでしたが
80年代後半からは家庭用ビデオカメラの価格も安くなり
ビデオで制作される自主映画が増えていきます。
しかしながらまだまだプロの映像や編集技術には程遠い機材でした。

しかし90年代中頃からデジタルビデオカメラが普及し、
パソコンを使ってデジタル編集が可能になり
現在ではハイビジョンカメラも普及し始め、
高性能パソコンで高性能編集ソフトを使って編集すれば
一般人でもプロの映画と同等レベルの画質や編集技術が簡単に手に入るようになりました。


自主制作映画出身のプロの映画監督や役者もたくさんいます。


さて次回から伝説の自主制作映画「バトルハンター」のお話を
数回に渡り連載していきたいと思います。
サッカーワールドカップも気になるところでしょうが「バトルハンター」もよろしくお願いします。

                 
               つづく・・・「バトルハンター」② 
コメント (6)
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