さてさて「シン・ゴジラ」の感想の続きです。
公開から一週間たっても
ネットの映画レビューでは相変わらず高評価ですねー
俺的には「シン・ゴジラ」は
けっこう期待ハズレでしたw
まっ、映画の好みや評価は人それぞれ違いますからね。
俺の正直な感想は・・・
エンターテインメント娯楽映画というよりは
政治や行政を皮肉ったような
セリフの多い小賢しい映画という印象です。
「もし未知の巨大生物が東京に現れたら・・・」
政治家や行政、自衛隊、日本はどう対応するのか?
内閣総理大臣、内閣官房長官、環境省官僚、防衛大臣
農林水産省大臣、米国大統領特使・・・
それに、〇○副長官やら〇○補佐官やら〇○秘書やら・・・
とにかくやたら登場人物が多い!
総勢328人!
会議や会話のシーンばっかりで
小賢しいセリフもめちゃくちゃ多くて
ドアップばっかりで
カットも目まぐるしく変わるし
いちいち肩書き等の字幕もめちゃめちゃ多い~!
ウザイ編集~!(言っちゃった~!)
踊る大捜査線のような音楽も緊張感がなかったし、
観ててなんか疲れてしまいました。
3.11など実際に緊急大災害が起こった場合の
行政の対応を徹底的にリサーチしたという
縦割り行政の連携の悪さ、決断力のなさ、
責任のなすりつけ合い・・・
役に立たない専門家、研究者の意見・・・
まあ、リアルっちゃリアルなんやろうけど
もう少しエンターテインメント性の高いSF映画にしてほしかったなー
国内シリーズ初の
フルCGゴジラにも期待していましたが・・・
正直、ガッカリでした。
尻尾だけはよく動いてるねんけど
ゴジラ自体は“棒立ち”で
ゼンマイ仕掛けのオモチャのようなトロトロした歩き方でした。
ハリウッド版(ギャレス版)CGゴジラのような躍動感や
生物感はまるで無かったです。
ヘンタイしたり口が三つに割れたり、
背びれや尻尾から光線を出すという設定にも
従来のゴジラのイメージとかなり違うし、
俺的にはあまりやってほしくなかったアレンジです。
自衛隊全面協力による戦闘シーンはなかなかよかったですよ!
F2戦闘機、コブラヘリ、ヒトマル式戦車など
実物はやはり迫力がありますね!
ビルの倒壊シーン等のCGは素晴らしかったです。
音楽は伊福部サウンドがたくさん使われていたのがよかったです!
「怪獣大戦争マーチ 」は燃えますね~!
佐竹雅昭を思い出しましたw
「シン・ゴジラ」俺の評価はイマイチですが
ネットの映画レビューではかなり高評価やし
興味のある人はぜひ劇場へ~!