「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」感想(ネタバレあり) 今年観た中で最低の映画！ｗ

日曜日に観てきた
「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」の感想です。

ハッキリ言って、
今年観た映画の中で
最低の映画でした！ｗ

でも、チープでハチャメチャな
摩訶不思議な世界観が
ちょっとクセになり
最低ながらも
キライにはなれない作品です。

ストーリー
凶悪犯罪者で
囚われの身であったヒーロー（ニコラス・ケイジ）が
裏社会を牛耳るボスから、
ボスの元を逃げ出したある女を
連れ戻すように命じられる。
命令に逆らう行動をすれば
爆破するという
特殊スーツを着せられ、
ヒーローは颯爽と
ママチャリに乗って、
女が逃げ込んだ
ゴーストランドへ向かう・・・

予告をどうぞ
　　↓
ニコラス・ケイジがほえる！『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』本予告

予告を観た段階では
Ｂ級テイストたっぷりの
ダークファンタジーアクションって感じで
面白そうだと思ったのに・・・
本編を観たら
映像もストーリーも
笑いもアクションも
全部中途半端だった印象です。
アクションだけでも
もっと突き抜けてほしかった・・・

物語は架空の世界、
架空の時代・・・
時代劇と西部劇と世紀末を
ごちゃ混ぜにしたような世界観。

登場キャラも
サムライ、ニンジャ、
ゲイシャ、オイランや
西部劇のガンマンや
シルクハットを被った西洋紳士や
北斗の拳やマッドマックスに出てくるような
世紀末風のボロ衣装を着たエキストラや
ゾンビやマネキン人間など、
もう訳わからんキャラだらけｗ

外人が日本語を喋り、
日本人が英語を喋ったり
突然歌い出したり、
ダンスが始まったり、
基本、ギャグなんだろうけど
あまり面白くなかったです。

ニコラス・ケイジが
ふんどし一丁になったり
ママチャリに乗ったり、
片キンを潰されて
のたうち回ったり・・・

ほんま園子温監督って
めちゃめちゃな演出するのね！

ニコラス・ケイジに
こんなことさせていいの？と思ったけど
ニコラス・ケイジ本人も
けっこう楽しんでるみたいですねｗ

坂口拓も出てるし、
アクションに期待してんけど、
イマイチでした。

坂口拓自身は存在感もあり
カッコよかったのですが
ニコラス・ケイジの動きが
スローモーで
キレもなくて
ぜんぜん強そうに見えないｗ

そらニコラス・ケイジに
ドニー・イェンや
ジェイソン・ステイサムのような
アクションは求めないけど、
もうちょっとがんばれよ！
と思うようなアクションでした。

普通の人には
オススメできない映画です。
マジメに観てはいけない映画です。
興味のある人は
柔軟な感覚で
摩訶不思議な世界を
自分なりに解釈して
楽しみましょう！

「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」
満足度・・・45点