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「ディア・エヴァン・ハンセン」感想(ネタバレあり)

2021-11-28 06:00:31 | 映画

俺はアクション映画以外にも
いろいろなジャンルの映画を観ますが
ミュージカル映画は
歌とダンスで理屈抜きに楽しめて
感動できたりするので
けっこう好きなジャンルなのですが
今作「ディア・エヴァン・ハンセン」は
今まで観たミュージカル映画とは
ちょっと違うテーマの作品でした。

あらすじ(公式サイトよりコピー)
エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、
家族にも心を開けずにいる。
ある日彼は、自分宛てに書いた
“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、
同級生のコナーに持ち去られてしまう。
それは誰にも見られたくない
エヴァンの「心の声」が書かれた手紙。
後日、校長から呼び出されたエヴァンは、
コナーが自ら命を絶った事を知らされる。
悲しみに暮れるコナーの両親は、
彼が持っていた〈手紙〉を見つけ、
息子とエヴァンが親友だったと思い込む。
彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは、
思わず話を合わせてしまう。
そして促されるままに語った
“ありもしないコナーとの思い出”は
両親に留まらず周囲の心を打ち勇気を与え、
SNSを通じて世界中に広がっていく。
思いがけず人気者になったエヴァンは
戸惑いながらも充実した学校生活を送るが、
〈思いやりでついた嘘〉は
彼の人生を大きく動かし、
やがて事態は思いもよらぬ方向に進む—。


サクセスストーリーでもなく
恋愛や友情といった
キラキラした青春ものでもなく、
自閉症、社交不安障害、自殺、
複雑な家庭環境、
SNS依存による弊害など
現代社会が抱える
ネガティブなテーマを
盛り込んだミュージカル映画でした。

しかし決して暗かったり
重過ぎる映画ではなく
ミュージカル映画らしく
素晴らしい楽曲と
表現力豊かな歌唱力で
テンポよく観れて
感動的に仕上げられていました。
といってもハッピーエンドの
映画とは言い切れないし、
やっぱ“嘘”はあかん!
と思わせる映画でした。

友達もいなく、
社交不安障害に悩む若者たち・・・
そういう子供を持つ親・・・
SNSの弊害・・・
いろいろ考えさせられる映画でした。

俺自身は子供の頃から
明朗活発で、
どこに行っても
わりと人気者的な
人生を歩んできましたが
そんな俺でも孤独に悩んだり
人間関係や仕事のことで
悩み苦しみ、精神を病み、
自殺を考えたことだってあります。
どんな人間にだって
独りで悩み苦しんだことがあると思います。

ネット社会になり
どんな情報も手に入る世の中、
SNSは便利で
孤独を紛らわせてくれるかもしれないけど
依存し過ぎたり、
一歩間違えると危険で恐ろしい
弊害があるという危機感を
常に持っていないとね。

この映画のテーマはちょっと
重いかもしれませんが
いろいろと考えさせられるし
素晴らしい楽曲と
出演者の表現力豊かな歌唱力で
まあまあ(?)感動できました。
興味のある人はぜひ劇場へ!

「ディア・エヴァン・ハンセン」
満足度・・・68点

 


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