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「帰って来たドラゴン」〈2Kリマスター完全版〉感想③ 倉田先生の舞台挨拶

2024-09-08 15:02:10 | 映画

「帰って来たドラゴン」
「夢物語」上映後に
倉田先生の
舞台挨拶がありました!

ストライプのスーツに
白いネクタイで
壇上された倉田先生
シルバーグレイのヘア、
若い頃よりも
スリムになられた印象で
年老いて益々精悍に!


とても78歳とは思えない!
シブイ!ダンディ!
カッコイイ~!

隣の席に座っていた
女性客2人組も
「キャー、カッコイイ~!」
と叫んでいました。

俺は“生”の
倉田先生を見るのは
31年ぶりでした。
俺がスタントマン時代に
「となりの凡人組」という
Vシネマの撮影現場で
絡ませていただいた時以来です。
(この時のことも近日詳しくアップします)

舞台挨拶では
「帰って来たドラゴン」の
撮影時のエピソードなどを
身振り手振りを交えて
語ってくれたのですが
司会の方との
やりとりも軽妙で
お話しが
わかりやすく
とても面白かったです。

「帰って来たドラゴン」は
1974年に製作された作品

1973年に7月に
ブルース・リーが
亡くなってしまい
活気を失いかけた
香港アクション映画界を
もう一度盛り上げるため
たくさんのアクション映画が
作られていた時代、
ハードスケジュールながらも
活気溢れる撮影だったようです。



足だけでピョンピョンと
壁を登るシーンは
今みたいにワイヤーで
吊ってもらうことが
できないから
危険な状態なのに
下から、
ウー・シーユエン監督が
「もっと高く登れ~!」
と叫んでいたらしいのです。
「言うのは簡単だけど
やる方の身になってみろよ
とボヤく倉田先生w

カベ登りの撮影後は
2日間くらい筋肉痛で
撮影ができなかったとか・・

ヌンチャクVSトンファーのシーンは
最初はヌンチャクVSヌンチャクの予定だったのを
倉田先生のアイデアで
トンファーに変更なったことなど
アクションマニアとしては
興味深いエピソード満載でした。


ヌンチャクの使い手の
アクション俳優は多数いるけど
トンファーやサイをカッコよく
使える俳優は希少なので
やっぱ倉田先生は凄い!

アクションエピソードの他に
「夢物語」の撮影では
竹藪で蚊に食われまくって
大変だったとか
白色の道着を
自らピンク色に染めて
イイ感じになったとか
庶民派トークも
面白かったです。

御年78歳になられた現在も
トレーニングをつづけ
若手の指導や
アクション業界の発展に
尽力をつくされている
倉田先生には
尊敬の極みです。
益々の御活躍を
楽しみにしております!

さて、
そんな凄い倉田先生を
俺が31年前に
バイクで追いかけ回した
(もちろん映画の撮影で)
思い出話を
近日、アップします!
お楽しみに~!
嗚呼、中年真っ只中~!


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