先週観てきました「フェイブルマンズ」の感想です。
あのスティーブン・スピルバーグの
自伝的作品ということで
スピルバーグが
どういう家庭に育ち、
どんな青春時代を過ごして
いかにして
映画監督になる夢を
叶えることができたのかを
垣間見ることができました。
どこまでが事実なのか
寓話なのかはわかりませんが
おもしろかったです!
ざっとストーリーを追いながら
感想を書きます(ネタバレあり)
1950年代、
スピルバーグ少年は(劇中ではサミー)
幼い頃、両親に連れられて
映画館で観た映画に
心を奪われ、
映画の魅力にとりつかれます。
やがて8mmフィルムカメラを手に入れ
まだ幼い少年ながら
大人顔負けの工夫やアイデアで
映画づくりに熱中していきます。
(このあたりは俺も
高校生の頃、バイトして
中古の8ミリフィルムカメラを買って
ロールスプライサーで
一コマ一コマ編集もして
映画作りに熱中していたので
ものすごくわかるし
共鳴共感しまくりました!)
しかしある時、
8mmフィルムカメラで
偶然に母親の浮気現場(のような)を
撮影してしまい、
サミーの心は
激しく動揺し傷つきます。
やがて両親は
離婚することになるのです。
(堅実で真面目な父親と
自由奔放な母親の
関係性がもどかしくせつなかったです。)
ハイスクール時代、
ユダヤ人というだけで
壮絶なイジメにあう
サミーですが
卒業パーティーで
サミーが撮った記録映画が上映され
大喝采を浴びます!
サミーが撮った記録映画では
サミーをイジメたイジメっ子を
ヒーローとしてカッコよく撮っていました。
イジメっ子は
「なぜ、俺をカッコよく撮るんだ!?」
とサミーに問います。
するとサミーは
「君はサイテーな奴だけど
映画の中ではサイコーにカッコイイんだ!」
と答えます。
(このセリフで、映画は
サイテーなものでも
サイコーなものに
作り変えることができる魔法なんだと
いいたかったのだと思います。)
ラストは映画製作会社の
面接のシーンで終わるのですが
できればその後の
スピルバーグの快進撃を
映画化してほしいものです。
1967年生まれの俺は
8歳の時に
スピルバーグ監督の
「ジョーズ」(1975)を
映画館で観て、
映画の魅力にとりつかれたのです!
その後の
「未知との遭遇」
「レイダース」
「ET」
「グレムリン」
「インディ・ジョーンズ」
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
「ジュラシック・パーク」など
みんな大好きな映画です!
スピルバーグの映画には
空想とロマン、
夢と勇気を
たくさんもらいました!
「フェイブルマンズ」
満足度・・・82点
スピルバーグ好きにはぜひオススメ!
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