カレン・ギラン主演の
「デュアル」という映画を観てきました。
自分のクローンと対決するという
SF映画なのですが
いろんな意味で
ヤバイ映画でしたw
〔ストーリー・概要〕※チラシより引用
平凡な毎日を過ごすサラ(カレン・ギラン)だったが、
ある日突然悲劇が訪れる。
密かに体を蝕んでいた病魔により、
余命が残り僅かだというのだ。
茫然自失となるサラに、
医師から「リプレイスメント(継承者)」のカタログが手渡される。
それは、間もなく死を迎える者が、
遺族を癒すために
自らのクローンを作り出すというプログラム。
サラは「リプレイスメント」を決断し、
残された時間をクローンとの引継ぎに充てる。
目の前で恋人や母と親しくなっていく
クローンの姿に寂しさを覚える中、
サラの病が奇跡的に
完治したという報せが入る―。
クローンとの共存は
法律で禁じられている。
双方が生存を主張した場合は、
決闘裁判が行われる―。
同じ顔。同じ体。同じ能力。
違うのは、瞳の色だけ。
5種類の武器を5秒で選択。
決着は、片方が死ぬまで―。
この映画、
前評判やレビューなどで
かなりヤバイ映画だとは
知っていましたが、
そのヤバさも含めて
楽しんでやろうと
イオンシネマのポイントで
無料で鑑賞してきました。
いやー、
予想以上にヤバイ映画でしたw
どこまでがマジなのか?
どこまでがギャグなのか?
ブラックユーモアというのか
ダークコメディとでもいうのか・・・
摩訶不思議な珍作ではありましたが
社会風刺的な観点もあり
ゾっとするような余韻を残す
SFスリラー映画でもありました。
何がヤバイって
設定がめちゃめちゃエエ加減!
クローン人間を作り出すのに
本人(オリジナル)の
唾液を採取するだけで
一時間でできてしまうし、
科学的、医学的な
説明や描写は一切無し。
オリジナルをないがしろにして
クローンとすぐに仲良くなってしまう
薄情過ぎる恋人や母親がヤバイw
法律で
クローンとオリジナルの
共存は認められず
双方が生存を主張した場合は
どちらかが死ぬまで決闘!
しかもその決闘は
TV中継され
人気番組というから
ますますヤバイ!
決闘はなぜか
1年後という設定で
それまでに体を鍛えたり
武器の使い方を特訓します。
今作はアクション映画ではありません。
アクションシーンはユルユルですw
「ガンパウダー・ミルクシェイク」で見せた
カレン・ギランの華麗なアクションは
ほとんどありませんでした。
とくに特訓のシーンは
マジで笑えます。
ほとんどコントに見えましたw
でもなんかどことなく
とぼけた表情の
カレン・ギランが
可愛く見えましたよw
最後は結局、
オリジナルとクローンの
対決シーンは無く、
意味深な
ちょっと怖い終わり方でした。
残酷なシーンも少しだけありますが
それほど刺激の強いものではありません。
B級映画、ヘンな映画、
ダークファンタジー映画が好きな
マニアックな映画ファンには
オススメしますが
普通の人には
オススメできない映画ですw
俺はイオンシネマのポイントで
無料鑑賞できたから
気持ちにもゆとりがあって
「ヘンな映画やな~」と
ニヤニヤしながら観れたけど
お金を払って観てたら
「なんや、このヘンな映画は!」って
怒ってたかもしれませんw
「デュアル」
満足度・・・72点
ヘンな映画でしたが
いろんな意味で
けっこう楽しめましたw
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