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「HYDRA」感想(ネタバレあり) トークショー&おまけ(?)あり

2020-07-19 13:35:14 | 映画

昨日「HYDRA」という
アクション映画を観てきました。

ミニシアター系でしか
公開されないような
マニアックな映画なので
ご存知ない方もたくさん
いらっしゃるかと思いますので
映画の感想の前にちょっとだけ
キャストと監督の紹介を・・・

主演の三元雅芸さんは
「AVN/エイリアンVSニンジャ」など
低予算アクション映画では
何本も主演を張るアクション俳優であり
有名な映画やテレビドラマにも
アクション系の重要なキャストとして
多数の大作に出演しています。


数々の有名俳優たちと
激しいアクションバトルを繰り広げる
悪役を演じることが多く
“名勝負請負い人”と言われている実力派。
中でもドラマ
「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」の
第一話で見せた
走る新幹線の車両内での
小栗旬とのバトル
近距離実践格闘術アクションとしては
ベストアクションだと思います。

ルックスは
藤原竜也をワイルドにしたようなイケメン。
長身でスリム、声もシブい。
キャリアを重ねて男の色気もでてきました。


監督の園村健介さんは
スタントマン、アクション監督として
数々の映画やドラマで活躍されており
今作が初監督作品です。

 

そして今作で最強の殺し屋を演じた
川本直弘くん。


実は川本直弘くんは役者ではなく
本職は役者さんの吹替えを演じるスタントマン。
しかも数々のアクション大作の主演の吹替えを勤めている
日本トップクラスの実力派スタントマン!
スタントマンにしておくのはもったいないくらいの
端正なイケメン!
今作ではセリフは少ないものの
殺気漂う雰囲気のある演技が予想以上に
素晴らしかった。
これからどんどん顔出しでもアクションしてね!

あっ、俺は若い頃の川本くんに
アクションの基本を教えたことがあるので
川本くんがブルース・リーとするならば
俺はイップ・マンであると自称していますw

 

さてさて前置きが長くなってしまいましたが
映画「HYDRA」の感想です(ネタバレあり)

低予算作品ながら
映画全体から
映像やアクションに拘る
情熱を感じる力作!

光と影の交錯する街<東京>大都会の片隅で、
今日も人知れず誰かが消されてゆく・・・
痕跡も、髪の毛一本すら残さずに、ひっそりと・・
跡形も無く・・・
(公式ホームページから引用)

オープニングから
いきなり衝撃的な刺殺シーン・・・
殺し屋が立ち去った後に
“死体の跡片付け屋”が登場するのが
おもしろいと思いました。

ハードボイルドな世界観で
ホラーテイストや
ユーモアを感じさせる演出もあり
静かに淡々と物語は進みますが
照明やカット割り、
アングル、カメラワークも絶妙で
グイグイ映画に
引き込まれていきました。

無口で不愛想な
謎の男・高志(三元雅芸)
とBERの店員や常連客との
やりとりが良かったし
裏の世界のまた裏の世界あり
殺し屋と殺し屋の戦いという設定が
おもしろいと思いました。

アクションシーンは
大振りのパンチや
後ろ回し蹴りといった
派手なアクションは一切なく
ナイフと素手で
頭と頭が擦れ合うような
超接近戦でのハイスピードバトル!

フェイントをかけたり
紙一重で攻撃をかわし合う
素早いパンチの応酬、
実戦的な肘打ちや膝蹴りなど
派手さは無いものの
物凄いスピードと
手数の多さに圧倒されました!

ズバ抜けた身体能力と
実戦格闘技、アクションの両方の
高度なテクニックを持つ者同士じゃなければ
できないアクションで素晴らしかった!

俺も昔アクションをやっていた人間ですが
全盛期の俺であったとしても
到底できないであろう高度なアクションです。

しかしながら
批判ではなく
敢えて正直な俺の感想をいいますと
緊張感溢れる接近戦バトルも
あまり長く続いてしまうと
動きが軽く見えてくるし
殺るか殺られるかの
緊張感が薄れてくるように感じました。

ラストバトルの決着シーンを
はっきり見せてくれなかったのも
俺的にはちょっと消化不良です。
やはりフィニッシュは
派手な大技で締めてくれれば
スッキリしたのに
と思ってしまいました。

このあたりは
アクションの好みの違いですかねw

でもこの作品は
園村監督の初監督作品であり
今までのアクションの概念を
くつがえすアクションに挑戦した
実験的作品ともいえる映画なので
今後の園村監督の
アクションを楽しみにしたいと
思います!

「HYDRA」
満足度・・・72点

 

興味のある方は

映画「HYDRA」公式サイトを

ぜひご覧になって下さい!https://hydra-no-ken.com/

 

映画上映後に
園村監督と三元雅芸さんの
トークショーもあり
撮影秘話や
アクションへの熱い思いや

拘りも聞けて
よかったです。


生の三元雅芸さんを
初めて見ましたが
やはりカッコイイ!

トークも達者で
分かり易くて
おもろかったです。

私服?のセンスも素晴らしい!w

 

園村監督とは
東京で一度だけ
お会いしたことがありますが
謙虚で真面目な方という印象です。

今作を観て、アクションのみならず

映画監督としての才能も凄い方だと思いました。

アクションプレーヤーとしての実力も超一流で
今作でもパンツ一丁で
物凄いアクションを披露しています。

パンイチ男のシーンは必見ですぞ!w


ソーシャルディスタンスですが
少しだけアクションシーンの
間合いについて実演してくれました。

 

映画もトークショーも
内容が濃く、よかったので
一緒にに観たアクション仲間の
こまっぴーも大満足していました!

アクション映画を観た後は
お約束のアクションごっこ開始!

あっ、ここからは
アクション好きのオッサンの戯れなので
映画の感想はありませんw

淀川河川敷で「HYDRA」の
接近戦バトルを
ちょっとだけでも
再現してみようと思ったけど
高度過ぎてできませ~んw

やっぱ俺は派手なアクションが好き!
ローリングソバット/ケイン・コスギ型(?)

 

こまっぴーの跳び膝!


一口にアクションといっても
多種多様で幅広いし
やっぱそれぞに好き機嫌いや
得意なアクションがあるのですw

スタントマンやアクション俳優は

作品のテイストに合った

様々なアクションを求められるのです!


[おまけ]
十三のシアターセブンという
ミニシアターで観たのですが

シアターセブンのビルの前は
あの「ブラック・レイン」で
俺が登場するシーン
(ちょっとだけね)の
ロケ現場なのです!

撮影は1988年の12月でした!
当時の記憶はまだ鮮明に残っています。
懐かしみながら
ブラック・レインごっこも
してきましたw

 

今夜はブルース・リー4K復活祭の
「ドラゴンへの道」を観に行きます!

アクション万歳!

嗚呼、中年真っ只中~!

 


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