「タミヤ人形改造コンテスト」のお話、番外編です。
前回書いた、俺よりももっとマニアックな
「タミヤ人形改造」をやっていたというアクション仲間というのが・・・
なんと今では日本を代表するアクション監督の一人である下村勇二さんです!
映画「デストランス」(2006年公開)のパンフレットより
先月、
下村くんと飲んだ時にアクションや映画の話以外にもいろいろ話していて
フィギュアやらプラモの話もでて
俺が中学の時に「タミヤ人形改造コンテスト」に応募したことがあるって言ったら
下村くんも「僕もタミヤの人形改造やってましたよ!」って。
「おおーっ!で、どんなん作ってたん?」って聞いたら
「ジャッキーの時計台落ちのフィギュアつくりましたよ!」ってニコニコしながら話すのよ。
おおおーっ!それはマニアック過ぎる! 俺は「負けた~」っと思いました。
フィギュア+ジオラマ(情景模型)やし・・・
下村くんは
「時計台はプラ板で作って、宙に舞うジャッキーは針金で固定して・・・」
などと細かな説明をしてくれました。
(このシーンをフィギュアで再現!)
う~ん、恐るべし!下村勇二! ジャッキー・チェンがよっぽど好きやってんな~。
下村くんのジャッキーマニアぶり、オタクぶりに脱帽しました。
マニア、オタクといってもけっしてバカになどしていませんよw
俺もブルース・リーごっこしながら
ブルース・リーのフィギュア作ってたし、
下村くんも外でジャッキーごっこしながら
家ではプラモでジャッキーのフィギュアを作っていたのかと思うと嬉しくなりました。
あの頃は現在のように精巧な完成フィギュアなんてない時代だったので
マニアたちは自分の手で自分のお気に入りのヒーローのフィギュアを作っていたのです!
試行錯誤しながら自分だけのオリジナルフィギュアを・・・!
フィギュア作りなんて、一見、暗い趣味、オタクっぽいって思う人もいるでしょう。
特に女性にはなかなか理解されにくい趣味ですよね。
でもねー、フィギュア作りを通して
自分でいろいろ工夫して創造する楽しみを覚え
他人とは違う自分だけの“感性”が磨かれていった部分も大いにあるのです!
だから下村くんはアクション俳優、アクション監督としてだけではなく
映画監督としても、その素晴らしい“感性”を発揮していると思います。
下村勇二監督作品「デストランス」(2006年公開作品)

アクションはもちろんですが
低予算作品ながらも映画全体の世界観が素晴らしいです!
もちろん、衣装、美術、撮影と各スタッフも素晴らしい仕事をされているのですが
全てを取り仕切るのは監督の感性にかかっていますからね!
下村勇二監督最新作の「PINK SPIDER」もさらに素晴らしい世界観!(予告しか観ていませんが・・・)
「ピンクスパイダー」高良光莉、桃瀬美咲、水崎綾女ガチアクション!
アクション監督として、
また映画監督としての下村くんの今後の活躍に期待します!
オタクばんざい! マニアばんざいなのだ!www
感性はいろんなところで磨かれていくのだ!
「ジャパン・アクション・アワード」盛り上がってる?
俺はまだ投票していないけど締切日までには必ず投票します!
興味のある方は投票よろしくお願いします!