「MAD MAX 怒りのデス・ロード」を観てきました。(2D字幕版で)
俺の率直な感想は・・・
残念ながらあまりおもしろくなかったです・・・
もちろん良かった部分もありましたが・・・
これは俺の好きな「MAD MAX」じゃない・・・
映画の好みや評価は人それぞれ違うので
「よかった!」
「凄かった!」
「面白かった!」って思う人もいるだろうし
映画レビューでは今のところ高評価だし
映画評論家やMAD MAX好きの著名人も絶賛してるので
ぜひ劇場で自分自身で確認して下さい。
あっ、劇場パンフレットはよくできています。
お値段900円とちょっと高いけど
旧作のこともたくさん書いてあるし読み応えあります!
☆以下、ネタバレっぽいことも書きますので
映画の内容を知りたくない人はここから先は読まないでください☆
CGを最小限に抑えてリアルなアクションに拘ったというけど
あまり緊張感も迫力も感じなかったです。
もの凄い台数で、凄いスピードで
派手なクラッシュシーンの連続でしたが
画面がゴチャゴチャしてるし、
車や人が軽々しく宙を舞うのが
なんかマンガっぽいしゲームっぽかった。
3Dを前提で撮ってるからやろうけど
やたら画面に向かって物が飛んでくるカットが多かった。

改造マシンや武器、
衣装などは細かいところまで造り込まれていて(センスはともかく)
デザイナーや美術スタッフは
素晴らしい仕事をしてると思います。
超ド級のモンスターマシンが数多く登場しますが
旧作のような魅力的なマシンはありませんでした。
MAXのインターセプターもあっという間に壊されるし
改造されて再び登場するも
あまり重要視されていなかったのが残念・・・

カルト教集団の教祖のようなボス、
白塗りの戦闘兵、
戦闘中に太鼓を叩いたり
火を噴くギターをかき鳴らしたり
いろいろ個性的なキャラクターが登場して
おもろいと思うけど
怖くもないし、憎らしくもない、
なんか軽々しくて
やっぱマンガっぽいのよねー
でもこのマンガやアニメでしか表現できなかったであろう
スケールの大きな狂気の世界を見事実写化したことは
ほんまに凄いことやと思うし感動に値します。
「北斗の拳」が好きな人は楽しめるんじゃないかな・・・
ジョージ・ミラー監督に「北斗の拳」の実写版を監督してもらおう!www
ああ、30年ぶりの新作「MAD MAX」はこうなってしまったか・・・
今後、続編が製作されるような噂もあるけどどうなのでしょう・・・
原点回帰してほしいな・・・
旧作を知らない若い人たちが
この「MAD MAX 怒りのデス・ロード」を観て
ああ、MAD MAXってこんな映画なんだ。
って思われるのはちょっと残念。
ぜひ旧作の「MAD MAX」を観てほしい!

やっぱ「MAD MAX」は1が最高だぜ!
「MAD MAX2」もいいけどね!
