父が昭和25年6月25日(1950年)に購入した「新愛知時計電機株式会社」の掛け時計が簡単な清掃と注油で動き出しました。
20年くらい前に近所の時計店で修理してもらいしばらくは動いていましたが、時報のゼンマイは動くのに振り子を動かすゼンマイが動かなくなって止まってしまいました。幸いに去年の熊本地震で落下する事もなく無事でしたので「どうにかならんかな~?」とインターネットで検索した所、通常の点検修理時には機械部分を取り外し機械部分を洗油で洗うと記載されています、という事は、動かないゼンマイや機械部分にスプレー式のシリコンオイルを「ぶっ掛け」ても機械的に問題は起きないはず?さっそく振り子部分の空間からスプレー式のエアダスターを使用して機械部分を清掃して、シリコンオイルスプレーを「ぶっ掛け」ました。
何と言う事でしょう~♪ 正常に振り子が動き出しました!24時間経った今も正常に動いています、誤差も2分ほど進むくらいで時報も数を間違えずに正確に鳴ってます (^o^)v
時計の背面に貼ってある「新愛知時計電機株式会社」の挨拶文の端っこに父の字で「昭和25年6月25日 泗水村福本 中尾」と記載されています。母から聞いた話では長女が生まれた記念に購入したとの事です。
これからも末永く時を刻んで欲しいです。