ハーフムーンベイ このフレーズに魅了されて行こう!と決めました。しかもその地区には、もう1つのリッツ・カールトンホテルもあると聞いて・・・この日は郊外の旅へ!
ハーフムーンベイという美しい海岸沿いのゴルフ場の中にリッツ・カールトンホテルはあるらしい・・・直通で行く方法はなく、地下鉄・バス(乗り換え2回)・徒歩を含めて公共交通機関で約4.5時間かかりました。バスは1時間に1本しかなく、しかも乗継が考えられていないから次のバスを待つこと40分・・・最終のバス停で降りてから5キロ歩かないといけない・・・情報もあまりなくて、バス路線の地図で海岸の脇にある緑色をした辺りがゴルフ場だからと、こんなアバウトな感覚!結局、バスの運転手さんに聞いたらここで降りた方がいいのでは?とリッツ・カールトンホテルはどこですか?と聞いてもそんなホテルは知らないけど、たぶんここのバス停かな・・・この人のアドバイスを真に受けて下車したところは、全くもって違うバス停!次のバスまで1時間待つならと・・・バスの路線地図を手掛かりに海が右手に見えるから、う~ん?だから進行方向はたぶんこっちかな?・・・そして歩くこと1時間。これが本当に正しいのか、やはり引き返してバスを待とうか、少し弱気でひたすら国道を歩いていました。もう今日は野宿覚悟でと決めてやはり前進!勇気を出して、さりげなく親指を立てて歩き始めたら、30分後に1台の車が引き返してくれて『どこまで行きたいの?』国道を東洋人がリュック背負って歩いているから、気になって引き返してくれたそうです。今サンフランシスコではヒッチハイクは禁止みたいですが、その人がホテルまで車で乗せてってくれました。しかもリッツ・カールトンのゴルフのメンバーの方で、簡単に施設内も案内をしてくれて、帰りは最寄のバス停まで送るようにとホテルのスタッフに話してくれた次第です。
ここまでしてもどうしても来たかった、ハーフムーンベイはやはり来て心底よかったと思えるところでした。ホテルの中にプライベートの庭がありその中に散歩道があり、そこから目撃するハーフムーンベイの景色は、時間が完全に消去されたような、たおやかで何かが突き抜けたところでした。
◆リッツ・カールトンからのハーフムーンベイの景色(手前の右手にホテルがあります)
◆ゴルフ場と隣接しているベイの湾曲が美しい景色
◆命の恩人!私を拾いホテルまで送ってくれた方!ご主人にヒッチハイクしている日本人を今リッツ・カールトンまで送っているから少し遅くなると電話中・・・
◆ひたすらこの道をバス路線の地図を見ながら歩いて歩いて歩いて・・・車もあまり通らなかったかな
◆観光地として有名ではないけど、知る人ぞ知るハーフムーンベイの観光用のポスター
リッツ・カールトン・ホテルがハーフムーンベイにホテルを建てたくなるのがわかるような気がします。またサンフランシスコに来たら、今度は郊外の静かなところに滞在しようと思う。もしこれだけ不便が最初からわかっていたら・・・知らないとういことは大いなる武器でもあると感じながらも、やはりある程度は情報も必要かなと・・・まあ、すべてにおいてバランスが大切ですね。