日々是旅の途中・・・一期一会

日々の小さな日常に寄り添った Happyたち

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2013年09月29日 | 日記

明日は最後の9月 有終の美にしたいもの・・・
2009年9月はカナダに向かい・・・翌年の2010年の9月は松本の山に向かい・・・

2013年の9月は蕎麦打ち初段と念願の槍ケ岳に向かった・・・

2014年の9月は・・・未来記憶はもう描かれてはいるけど、やはり全ては天に委ねながら
時の縁と人の縁に、ふっと結び目が出来るように結ばれるのだと感じる。

今までの無理とは少し違う質を上げた無理をこなせるようになったよう・・・

音をたてて人生が変わる瞬間がある。これから何かあるたびにふと思い出すのだと思う・・・
この槍ケ岳の記憶

◆空は存在しないと思った宇宙色のキャンパスに映し出された槍ケ岳

◆これが頂上までの最後のハシゴ 天にも続きそうな・・・突き抜けた階段

◆槍ヶ岳を初登頂した方はお坊様 天保5年にわらじで登り、この洞窟に約60日滞在したそう

◆起床4時 朝食5時 6時30分頂上へ

尖った三角のてっぺんを目指して、全身で4本の手足でよじ登る。脚の置き場や手のつかみどころを慎重に選びながら息を殺しながら1歩上にそして1歩上に・・・そして呼吸を整える。

怖いもの見たさで下を見て後悔したりしながら約35分 途中動けない人たちが数人いる。
隊長がみんなにアドバイスしながら励ましながら、ぐんぐんと頂上に行く後姿を眺めながら
ひよこが後ろから一所懸命になりふり構わずに後を追うような感じだったと思う。そんな姿にみんな励まされたのではとも思う。無心なる無我夢中だった35分

空(くう)の世界感・・・

朝食のご飯 おかわりするんじゃなかったと思ったり、落ちたら・・・本当に登るの?落ちたら
槍ケ岳よりはるかに高い天にいくのだろうか・・・隊長の声を全身で聞きながら上に向かうだけ

◆標高3180mの絶壁の階段を登る(同じ写真ですが・・・)

◆全ての現実はまず夢から どれだけこの絵図を夢見たか・・・標高3180mの世界の目線

◆そして隊長と・・・大変な迷惑をかけた子守りだったと思いながらも、ただただ感謝!

◆ここからは いつもの地球美術館たち

◆左手に少し富士山も・・・360度さえぎるものが見当たらない 地球を全て見渡す世界!

◆槍ケ岳CAFE  COFFE TIME 美味しい忘れられない味のCOFFEEであります!

しかも、もう1つの槍ケ岳が見えますか?・・・朝日で映し出された三角の影がそう!

◆狭い場所ながら自由行動中!

結構寒くて・・・ウールの下着にその上にもウール1枚に厚手のフリースにダウンというスタイル!登っている時は多少暑かったけど、頂上でゆっくりしたかったら寒さ対策して正解!風が
あるから結構寒くて、このスタイルでちょうどよかったくらい!早朝は山小屋当たりでもマイナスに近かった寒さ!日中は太陽がSUNSUNで暑いくらいでしたが・・・夏仕様と冬仕様の服装が必要になるから荷物も重くなる・・・今回はザックの重さは12キロくらいあったかな・・・
よく22キロの距離を背中に担いで歩いてきたもんだな~と今さらながら思う。

◆さて下山!あの階段を笑顔で下りる隊長・・・置いてきぼり

◆16日間休日で大好きな山を縦走中の方

下山は7時間で上高地まで・・・思いのほか脚が動く!寝る時に頭痛がひどくて高山病?と思いながら21時には寝れなくて・・・なんだかんだと睡眠は3時間くらいしかできず・・・

◆上高地の力

◆ここで槍ケ岳とお別れ

◆さびとさびの世界がありありと・・・

◆河童橋到着 槍ケ岳登山帰還の瞬間

槍ケ岳からの中秋の満月を拝みながらでした。下山した19日も美しい満月を見ながら
棲家の山まで 山~山への見えない危なくないハシゴ中!

◆月の横の山まで帰ります!

お月様は毎日夜勤なんだと思いながら・・・月の光のほうへ向かう。

約60年前の8月に父はこの槍ケ岳に向かったそう・・・頂上までの怖いハシゴもなければ
私のカケラもなく母とも出会っていない頃 遺伝子なのか・・・若き頃の父が見たものと
いい意味で変わることのない景色を見れたことがなんだか 魂から揺さぶりを感じたりもする。

地球での素敵な秋の夜長時間を・・・棲家の山は昨日の朝は6度でした。秋から冬に向かう時節の中で

10月はどこに向かおうかな・・・