宇宙創成を読破しました。とても楽しめました。高校時代に考えていた別の好きな道を経験できた気分です。
また、ビッグバンから150億年という途方もない年月を経て(あまりにも大き過ぎてピンと来ませんが)私達が存在するのだということ、科学の発展の裏には実は科学者同士の人間くさいドラマが関わっているということを教えてくれた本でした。
この壮大な宇宙の歴史に比べれば、人生にくよくよしている時間なんて、あまり意味のないことのないようにも思えてしまいます。
一方で、現在の私が存在することの歴史を宇宙論的に考えてみると、水素原子、ヘリウム原子が創られていく確率、そこからさらにはもっと重い原子が創られ、そして太陽系が創られ、地球という惑星が誕生し、具体的に言えば私たち生命を創っている炭素原子、窒素原子、酸素原子、隣原子、、、、ができる過程と確率、そしてさらに言えば、そこから生命が誕生する可能性(とんでもない低い確率)を考えると、私がこうしてブログを書いていることは、奇跡なのです。奇跡というのは、今述べたような科学的な奇跡に加えて、これまで多くの方々に支えられ、何度も何度も助けられてきたこと(こういうことも奇跡だと思います)、これらをひっくるめて人生の奇跡と言えば良いのでしょうか、そういうものがあるのだな、ということを教えてくれた本でもありました。
だから、その奇跡を大切にしなければならないと思います。がんばって治療していこうと思います。
あらためて、Iさん、ありがとうございました。
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