ふくふく日記

絵本・紙芝居作家のよこみちけいこのブログです
子育てに家事に音楽に創作のことなどなど,マイペースでのんびり更新中

あけましておめでとうございます

2013-01-04 18:55:30 | 創作日記
2013年もスタート。
ようやく実家から家に戻ってきました。新年今年もよろしくお願いします。

昨日整理してて、ふと気付いたのだけど~~~なーんと、今年って私が絵本作家デビューしてまるっと10周年の年でした!わああ!知らなかった。もうそんなにたつなんて!


この10年の間に出版したもの

☆絵本
・ばらのことり(福音館書店)
・ひみつのたまご(鈴木出版)
・たっちゃんまってるよ(アスラン書房)
・まけるな!キジバト(岩崎書店)
・ものしりひいおばあちゃん(絵本塾出版)
・ひみつのたからさがし(ポプラ社)

☆紙芝居(すべて童心社刊)
・やまでらのかんのんさま
・はたけにいったよ
・ばあちゃんのちゃいろいて
・たうえにいったよ
・はなみずちゅるる~~ん!
・あめがあがったよ

の計12冊。

絶版になってるものもあるのだけど、コツコツと地道に続けてきて、少しづつ著作が増えてきてるんですねえ。いつのまにか10年か~。この10年は怒涛の10年だったな(笑)
10年前は独身で保育士してて、右も左もわからないまま必死に描いてて、そのうち結婚して子供2人産んで、子育てに振り回されてる間に10年ですよ。よく描けたなあと思う。

昔の作品見たら、今より絵がもうめっちゃへたなんだけどね、でも必死でやってやる~って気合で満ちている気もする(笑)情熱ハンパない感じね。

10年目の節目の年、でも特に何も変わらずまたコツコツ地道に絵本を作り続けていたいです。
くじけそうな時も多いけど、それでもこうして描いていられること、周りの環境と支えてくれるみなさまに本当に感謝しています。
次の10年って、50歳か。。。きっとすぐだなあ。一年一年、一日一日を大事にしていかねば~。

というわけで~~、前からいじってみたかったこのブログに作品紹介コーナーをつくってみた。
左バーのブックマークから、リンクできるようにしてみました。
そして新年明けたので、ブログタイトルもちょっと変えてみました。あまり変わり映えしないけど。

てな感じで2013年もはじまりはじまり~~。今年もよろしくでございます!

紙芝居のお仕事

2013-01-04 16:49:09 | 創作日記
これまで描いた紙芝居のお仕事を紹介します

紙芝居を描き始めたきっかけは、童心社さんの「創立45周年企画紙芝居募集!」に応募して入賞をいただき、そこから紙芝居の奥深さを色々探求しつつ、描くようになりました。
絵本とはまた違った紙芝居の描き方、脚本の書き方、今も常に勉強中です。

保育士をしていた頃、紙芝居を読んだ時の子供達の反応のすさまじさといったら!本当にお芝居を見ているような、とりこになるような、そんな場の空気感が印象的でした。
いつか自分の描いた紙芝居で色んなところで演じる機会があればなあと夢みております。

我が家の紙芝居舞台(旦那作)


●やまでらのかんのんさま よこみちけいこ/脚本・絵 童心社「ともだちだいすき」8月号


はじめて出版になった紙芝居です。これまた右も左もわからなく…担当編集社のHさんに色々教えてもらって何とか描きあげました。

●はたけにいったよ よこみちけいこ/脚本・絵 童心社 2005年「おひさまこんにちは」


はじめての8場面の短いお話の紙芝居。これは保育士時代の体験を思い出して描きました。ちょうど結婚してすぐの頃に出版したかな(笑)思い出深いです。

●ばあちゃんのちゃいろいて よこみちけいこ/脚本.絵 童心社「ともだちだいすき3月号」

畑仕事したり家事したり、戦後を生き抜いていたおばあちゃんの手はごつごつであったかいのです。おばあさんと孫のお話。ちなみにうちのおばあちゃんは真逆な人なので~、こういう思い出はないですけどね。

絶版になっていますが、うちに在庫がたんまーりありますので、欲しい!というかたにはお分けしていますので、お気軽にご一報ください~。
絵本ナビさんから、数ページ立ち読み可能です コチラコラ

●たうえにいったよ よこみちけいこ/脚本.絵 童心社 2010年「ともだちだいすき8月号」

産後久々に描いた紙芝居で、あちこち直しのアラシでした~~(汗)でもお気に入りの一作です。おにぎりになって読み聞かせしたりしてます。

●はなみずちゅるる~~ん!  よこみちけいこ/脚本・絵 童心社 2011年「おひさまこんにちは」

8場面の短いお話です。ハナミズってどうして出るのよ~~!っていう娘の言葉から閃いて作りました。娘の幼稚園の制服をそのまま採用、主人公の名前も娘の名前からいただいてみたりして。

●あめがあがったよ よこみちけいこ/脚本.絵 童心社 2012年「おひさまこんにちは」

あめあがりでみずたまりで遊ぶ姉妹のお話です。自分の子供頃を思い出して描いていました。これも8場面の短いお話です。8場面の紙芝居描くのが実は大好きです。

●はりきりおとうばん  よこみちけいこ/脚本・絵 童心社 2013年「ともだちだいすき」


はじめてのおとうばんにはりきりすぎちゃうお話です。
これは私が保育士していた頃のクラスの様子のヒントにお話を作りました。
おとうばんの日は楽しみすぎて、前日からうきうきしちゃうくらい特別な日なんですよねえ。

息子の通う保育園にも給食風景なんかを取材させてもらったり、先生の顔は息子の大好きな担任のあっこ先生をモデルにしたりしました。ありがとうございました。

●くませんせいがやってきた! よこみちけいこ/脚本・絵 童心社 2015年「おひさまこんにちは」8場面 1400円


内科検診をテーマにした紙芝居です。
私の息子が年少さんの頃、検診でものすごい苦労したなあ・・・と思いだしながら描きました。
3歳児検診の時も泣いて暴れて受けられなくて、保育園の検診も泣いて足突っ張って拒否!っていうね・・・
ああ、もうどうなることか…と思ってましたら、今や6歳、もうぜんぜん平気です。成長ってすごいわあ。
でもちびっこにとって、お医者の前に行くってことはものすごい恐怖だよね~。未知との遭遇だよね。
そういう気持ちを思い出して描きました

こちらからちょっと立ち読みもできまーす⇒童心社さんのHPへ!

絵本のお仕事

2013-01-04 16:47:54 | 創作日記
これまで出版した絵本を紹介します。

●ばらのことり(福音館書店こどものとも567号 2003年

私の記念すべき、絵本作家デビュー作です!
福音館書店の「創立50周年記念作品大募集採用作品」でなんと3000作の中から選ばれたというキセキの一作。
ふうことおとうさんとネコのニャンタのお話。自分の亡き父を思い出しながら創作しました。

●ひみつのたまご (すずき出版 こどものともひまわり版 2004年)

初めて持ち込み営業して採用された作品です。いきなり編集長にメールしちゃうという暴挙に(爆)ほんとに右も左もわかっていなかったのです(今もですが)
男の子2人がハトの卵を見つけてそっと秘密に見守る。。。っていうお話です。
その後、韓国語に翻訳されましたがその時は右開きが無理やり反転されて左開きになってまして、絵のへたくそさが顕著にわかるという(涙)
韓国版はなぜかタイトルも変更されてまして「しー、ひみつだよ」になってました。そのタイトルいい!と思った次第です(笑)

●たっちゃんまってるよ (アスラン書房 おくもとゆりこ著 よこみちけいこ絵 2008年)

はじめて、他の方の文章に絵をつけるお仕事でした。色々難しくてほんと大変でしたが、いい勉強になりました。ラフ作りだけで9カ月くらいやり直したのを覚えています。。。(このブログの中の「絵本ができるまで」に詳細が書かれているはず・・・)
作者のおくもとさんの教師時代の体験から描かれた作品です。

いろんな子供たちが描けて楽しかった!また学校を舞台にしたお話が描いてみたいです。

●まけるな!キジバト (岩崎書店 朝川照雄著 五刀円原案 よこみちけいこ絵 2009年)
こちらもお話に絵をつけさえてもらいました。そして朝川先生との初めての出会い(笑)
これは広島県主催のプロジェクト夢配達人で、五刀円さんの案が採用されて自然環境についてを絵本にしてもっとたくさんの人に知ってほしい!との願いから、絵本が作られました。当時5年生で素晴らしい感性だと思います。
朝川先生が文章を練り直し、私が絵をつけることになりました。絵本は県内の小学校に配布され、そのあと岩崎書店から商業出版として改めて出版が決まりました。ちょうど息子を産んだ日にそのことを教えてもらい、小躍りしたのを覚えています(笑)

●ものしりひいおばあちゃん (絵本塾出版 朝川照雄著 よこみちけいこ絵 2011年)

ふたたび朝川先生との共著です。先生は広島在住なので、ラフの段階から色々なことを相談しながら絵本を2人であーでもないこーでもない~とファミレスで話しながら作り上げることができて、楽しかったなあ。まさに共著!って感じでした。まだまだ未熟な私で、いっぱい鬼のダメだしが出ましたが、優しい絵本ができました。色々鍛えられた一冊(笑)

絵本ナビさんで、全ページ立ち読み可能です! こちらから

●ひみつのたからさがし (ポプラ社 2012年)

初めての自作自絵のハードカバーでの絵本です。夢でした!わーいわーい!
これは「ママ絵本大賞」というコンテストで大賞をいただいて出版になりました。
全ページ直して、〆切ギリギリでほんとにも~大変でしたが、自分がどういう絵が描きたいのかようやくわかってきたかな~という作品です。


●ばらばあちゃん(すずき出版 2014年)


念願かなって、ようやくすずき出版から月刊絵本が出版できました~~~。
10年ごしでしょうか。前の「ひみつのたまご」から。

これは2年くらい前に可児市手作り絵本コンクールに応募した作品を元にまた新しく作った絵本です。
「しまった!!!」
やってしまった!っていう子供の心の動きというか、罪悪感というか、そういうものを表現したかったのだけど、なかなか難しかったわあ。

絵は今までで一番、のーーびのびと描けた気がします。
この絵本ができるまで、いろいろほんとに大変でしたが今できることは全部出し切れたと思います!


★連載
地元の情報誌「くれえばん」で連載していた絵童話「とうせんばのつやちゃん」

呉空襲のことをテーマにした戦前の呉市のとうせんばという商店街のお話です。
一年くらい連載をしていたのかな?娘がまだ0歳の頃で、育児の合間に描くのがなかなか大変だったなあ。。。と懐かしい。
で、これは絵童話で文章がメインで、すごく長いお話だったので、絵本11画面にぎゅぎゅっと描き直したものがあります。
それが、こちらのサイトで見れるようになりました~~~~!!わーいわーい。
できれば絵本にして呉市の小学校に配りたいくらいなんですけどね、なかなか実現しないなあ。
よろしくお願いしますよ、く〇えばんさん~~~!

サイトはこちらから★★★

「とうせんばからのてがみ」というお話です。スマホでも見れるようです。


ふうちゃんのそら(自費出版2015年 原案中峠房江 作絵よこみちけいこ)

呉空襲を体験された中峠房江さんの体験をもとに、紙芝居を作りました。
私の暮らす街、呉であった大空襲の出来事、語り継いでいくための作品を作るのが長年の夢なの!いつか作りたいの!
と、言われたので
「じゃあ!創りましょう!」と、二つ返事で引き受けました!
私にとっても、新しい挑戦となった作品です。

紙芝居だと、家で気軽に見にくいので、そのまま絵本の形にまとめました。
自費出版なのでいろいろ荒いところも多いのですが、いまのところ800部作って、750部出ています。

書店では販売していませんが、私まで問い合わせてくださいましたら、一冊1000円プラス送料でお渡しできますので、
お気軽にご連絡ください。


●かあさんのまほうのかばん(童心社 2016年)


はじめての文章だけで参加した絵本です!
これまで作画の画だけはやったことがあるのですが、作だけははじめて!
新しい気持ちでしたねえ。
なんと!最初の企画を出してから、出版まで8年がかりです!長かったわーーー。

なかざわくみこさんという、とっても繊細で素敵な絵を描いて下る作家さんとご一緒できて、本当に楽しいいい絵本ができたな!とうれしく思っています!

子育て中のお母さんや子供たち、子育てがひと段落したママさんたちにも、読んでもらいたい一冊です!


プロフィール

2013-01-04 16:25:33 | 創作日記

よこみちけいこ
1972年生まれ、広島県呉市出身、在住
大阪教育大学 教育学部教養学科芸術学コース卒 マンドリン部でマンドセロ担当


出版社の営業、七田の講師、保育士と職種を渡り歩いて、現在は子育てしつつ絵本をぼちぼちと、コツコツ描いてます。
出版作品は「絵本のお仕事」、「紙芝居のお仕事」をご覧ください

<受賞歴.他>
2001年 兵庫サンパル手作り絵本大賞 入選
2001年 第4回可児市手作り絵本大賞 奨励賞
2002年 福音館書店創立50周年企画”わたしがつくるこどものとも”作品大募集 採用
2002年 ARTBOX主催第1回絵本新人賞 入選
2002年 ニューオーカー主催創作絵本コンテスト 最優秀賞
2002年 童心社創業45周年企画「紙芝居オリジナル作品募集」入賞
2003年 第6回可児市手作り絵本大賞 奨励賞
2004年 第7回可児市手作り絵本大賞 奨励賞
2005年 山田養蜂場主催「ミツバチの童話と絵本のコンクール」絵本部門最優秀賞
 第8回可児市手作り絵本大賞 奨励賞
2006年 第9回可児市手作り絵本大賞 優秀賞
2007年 第10回可児市手作り絵本大賞 奨励賞
2012年 ママ絵本大賞 大賞
2013年 第3回有田川町絵本コンクール(ポンテデルソーニョ)佳作入賞
    廣済堂あかつき・新作絵本公募 優秀賞 
2014年 第10回家や町の絵本コンクール 入選
    第4回有田川町絵本コンクール(ポンテデルソーニョ)佳作入賞  

子育て真っただ中。
8歳娘と4歳息子の一女一男。元気に大きくなーれー。

趣味:仮装バンド「Tブレイク」の演奏会企画を考えること。キーボード担当。
☆Tブレイクについてはコチラ→Tブレイク活動日誌
 

絵本や紙芝居を描いています。
お問い合わせはメールにて。yokoko2929☆piano.email.ne.jp(☆を@に変えて下さい)
よろしくお願いいたします!