誕生日の意味

前回かいてる日記、夢プロの絵本作りしてるとこが、地元のローカル新聞に中国新聞にちょこっと掲載されてました。

コチラ

じゃっかん、演技入ってます写真ですけどね、子供達と楽しく撮影～。
この他にも地元のタウン誌の取材もこられてました。

新聞ってさ、何度か絵本がらみで掲載されたことあるんですけど、必ず実年齢載せるのね。
それって必要な情報なのかしら～～～～。

「では、まん４２歳で掲載よろしいですか？」
「・・・よろしいですよ！」

でも別に年齢なんてね、最近もう全然気にならなくなってますから！ほんとほんとに！いいんですけどね。

２年前の前作の「最後から二番目の恋」っていうドラマで主人公の千明（小泉今日子）の誕生日を和平（中井貴一）が祝うシーンがあって、和平が千明のケーキを用意するんだけど、ケーキにささってるろうそくがもう46本わんさかあって、それ見て「ちょっと～」って千明が怒るのね。そしたら和平が

『誕生日には、お祝いすることが2つあるんです。
1つはもちろん、あなたがこの世に誕生してきたこと。もう1つは、今あなたが元気で生きていること。

だから、もうそんなあの～お誕生日やるようなめでたい年じゃないんですとか、誕生日が来るのがイヤなんですって人がいますけど、あれ絶対におかしいんです。
むしろ逆で、年を取れば取るほど、めでたいことなんです。素晴らしいことなんです！

23歳の誕生日より、46歳の誕生日の方が倍、いや、それ以上に素晴らしいことで、めでたいことだって思いません？
胸張ってくださいよ。あなたらしくもない。
だいたい、このロウソクの数は、これまであなたが、頑張ってきた証しなんです。
あなたこんなにたくさん頑張ってきたんですよ！
それを、10年を太い1本でなんて、そんな大雑把なことできません。それが、長倉家の誕生日です。』

いや～名言ですね。
これを中井貴一扮する和平が言うと、こうして字面で見る何倍もじんわりきます。
そして千明は涙をぽろりと流すんですけど、私も目からウロコが落ちた気がしましたね。

ああ、年齢を重ねていくことって本当に素敵なことだなあって、心のそこからしみじみ感じたのでしたよ。ちょうど40になった年に見たのかなあ。たぶん。
あ～四十路も素晴らしいわねえ。ってすんなり受け入れたというか、わくわく楽しい気持ちになれたというかね。

でもまあ、最近特に４０超えてからは「あれ？今年何歳になったんだっけ？？？」ってわかんなくなること多いんですけどね。
誕生日の日くらいは、自分が歩んで来た数が確認出来て素晴らしいことだわねと。
来年は私も４３本たてて、ホールケーキ一気食いでもしよ～～～っと。（無謀）


これこれ～↑このシーン。