８年越しの

今年の秋ぐらいに、新しい絵本が出る予定ですよ。
今回、初の私がお話だけ担当で、絵は別の作家さんです。

今まで、絵だけ担当することはあったものの、逆は初めて！
出来上がってくる絵本のラフや原画の様子を見るだけで、わくわくドキドキですよ。

で、お話はもともと紙芝居用に作っていたんですね。
その脚本を書いたのは、娘がまだ２歳か３歳くらいだったはず。
そんな娘も今年で１１歳なので、もう８年以上前！？！？

そこから、絵本にしてみようって話になり、あーでもないこーでもないと何度も何度も直して
迷宮に迷い込んだかのように、行き詰って～、あーでもないこーでもないと、やってくうちに、
なんとか企画が通ったのが３年前。
そこから絵を描いてくださる作家さんが決まって、文章も練り直しになって、あーでもないこーでもないって悩んで迷って考えて～ってなって・・・。

今に至ります。
そしてまだ終わってないんですけども。

いやしかし、ようやくここまできたのねえ。あー長かったな！！！

こうして、ずーっと長い間、じわじわじりじりしながら作り続けてきただけに、
振り返ってみれば、今はもうこの過程がすごく楽しかったなと、思わずにはいられない。

すごくいい時間だったなあ。
いよいよ絵本ができあがったら、もう終わってしまうのねえ・・・っていうね。
いや、早く本できてほしいですけどね。

なんていうか、子供の成長見てるのと同じ感じですかね。
手がかかって大変な時は、「はやく大きくなあれー」って思ってたけど、今や小学生に成長しちゃって、
手もかからなくなってきて、心に余裕ができてるせいか、あの大変な日々もなつかしく楽しく愛おしく、
懐かしむ感じかしらね。幸せな時間やった。

編集さんにも、ほんとにもう何度も何度も助けてもらって、迷惑かけっぱなしなんですけど、
ともに子育てしながら一緒に作ってこれてね、本当に幸せな８年だったなと思うのでした。

ま、８年間、ずーーっとこれだけやってたわけじゃないけどね、ずーっと心のすみにあった感じね。

というわけで、私の中でちょっと昨日、一区切りついたので、振り返って書いてみました。

また絵本が出来上がったら、告知させていただきまーす。